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年末のごあいさつをと思っていたのに、相場のあまりの乱調に、つい書きそびれ、あっと言う間に、2019年を迎えてしまいました。
遅ればせながら、旧年中のご愛読に感謝申し上げます。

新年おめでとうございます、本年もよろしくお願い申し上げます。

以下に年末年始のNYダウとそれを受けての日経平均の前日比を示す。
   
         NYダウ→  日経平均
12.26日   +1086ドル→+751円(12.27日)
12.27日   + 260ドル→-63円(12.28日)
12.28日   - 76ドル  
12.31日   + 265ドル
01.02日   + 19ドル
01.03日    - 380ドル→ - 500円(01.03日先物)

12.26日はNYダウの急騰を受けて日経平均もそれなりに反応(上昇率ではかなり劣るが)した。
ところが27日はNYダウが大幅高したにも関わらず日経平均は小幅下落となり、まったく追随できなかった。
その後、日本市場(東証)は長期休場(12.29日~01.03日)に入った。
この間のNYダウは累計で170ドル前後の値下がりとなっているわけだが、CME日経平均先物は500円程度の値下がりとなり、NYダウに比べ率的にも値下がりがはるかに大きくなっている。
この原因としては、円高が最大の要因として考えられよう。
12.20日以降大納会(12.28日)までは、円の対ドル相場は1ドル110円ちょうど前後で安定していた。それが株式市場休場期間に円高が進行していたわけだが、1.03日には、一気に大幅に進んだ。1.03日、アジア時間序盤には一時104.96円と、2018年3月以来の円高となった。現在は107.1円台。

いずれにせよ、米中貿易摩擦を最大の火種に、世界的に株価は不安定で大きく乱高下する、危うい動きが続くと覚悟して臨むところだろう。米中貿易協議の期限は3.01日のわけだが、それがどう決着するのか、米中のつばぜり合い、腹の探り合いが続くことになる。
何年か前にもあったことだが、世界経済をめぐる懸念の高まりで「安全資産としての円が買われる」という、まったくもって迷惑なうえ、理屈にも納得のいかない展開も、ここに来て顕在化しつつある。こうなると、輸出企業中心に、日本企業の業績下方修正懸念も高まるわけで、まさに、日本株を取り巻く環境は厳しいと言わざるをえない。

というわけで昨年末に繰り返し強調してきた持ち高は極力少なく安全第一でという運用方針は、継続、むしろ一段とその方向をはっきりさせることが必要だろう。

イライラが募るところだが、安易に買いに走ると、一段と傷を深くする恐れが大だ。万一、何かを買う場合は、持ち株を売って資金を捻出、運用額は増やさないようにしよう。大きく買い値を下回っているからと言って、絶対売らないなどというのも問題だ。自らゆでガエルになりに行くようなものだからである。
チャンスはいつか訪れるとみて、じっくりその時節到来を待ちたい。

1月04日 0時05分記



27日の相場は、前日のNYダウの急騰(1086ドル=0.65%高)を受けて、各市場とも全面高となった。
日経平均は751円(3.88%)高で値下がり銘柄は、わずか11銘柄しかなかった。
NYダウが過去最大の上げ幅となったのは、ここ大きく下げていたところに、今年の年末商戦での売り上げの伸びが過去6年で最大になったと伝えられたことから、景気の先行きへの懸念が薄れたことが原因。

とは言え、前稿でも指摘したように、米中貿易摩擦はじめ、懸念材料は山積しており、これの先行きは不透明のままであり、今後も世界の株式市場は、こうしたことをめぐる動きに一喜一憂、大きく振りまわされ、株価も激しく乱高下することは、避けられそうにない。
慎重に行くなら、こうした大きく上げた局面をとらえ、一部は処分、持ち高を減らすとか、動きの悪い見込み薄銘柄から動きのいい有望銘柄へチェンジするとかすることが、投資戦略としてはいいだろう。

私は、ごくわずかだが、見込み薄の銘柄を売り、以下の2銘柄に打診買いを入れて、少しだが約定した。
まず、新四季報で最も有望と判断したと書いた6346キクカワエンタープライズ。四季報発売後は大幅高で始まり、つい買いそびれていたのである。6050円から6240円までの指値で、そこそこ買えた。
もう1銘柄は3376オンリー(コード番号間違っていました。お詫びとともに訂正しました)。これも新四季報銘柄なのだが、発売直後に少し買ったのだが、全般暴落の中、やむなく一部は売却してしまったのを、ここに来ての比較的強い値動きに惹かれ、売った以上に買ったわけである。

NYダウは現在250ドル~330ドル程度の下げとなっている。まあこうした乱高下と、これからもなおしばらく(かなりと言うべきか)付き合わされることを覚悟、慎重な運用を心がけよう。

12月27日 23時41分記
26日の相場は目まぐるしい展開となった。
日経平均は150円近い上げでスタートし、10時前には375円高まであったが、その後はじりじり上げ幅を縮小、14時過ぎには207円安まで急落した。そこからは急速に戻し、結局後場の高値引け(?未確認)となる171円(0.89%)高で終えた。
ただ、値下がり銘柄254に対し値上がり銘柄1831で、大半の銘柄が値上がりした。これは、いつもの逆で、日経平均寄与度の高い銘柄に大幅安するもの(ソフトバンクG、ファストリなど)があったことが響いた。また総じて大型株の値上がり率が小さく、ためにTOPIXの値上がり率も1.12%にとどまった。小型株指数は2.01%高だった。JQは1.80%、マザーズは2.49%の値上がり。

しかし日経夕刊1面の記事には驚いた。
>ファーストリテイリングやテルモといった値嵩株が日経平均の上昇を後押しした。
ファストリの午前終値は55970▼440なのである。日経平均の午前終値は86円(0.45%)高。ファストリは9時54分に付けた最高値でも57490△1080(+1.91%)=日経平均は最高値時+1.96%)=に過ぎない。
察するにこの記事は10時ころとかの比較的早い時間に書かれ、その後のファストリの急落をチェックしていない。そうした細かいことより私が問題だと思うのは、日経平均の上げ下げをすぐ寄与度の大きい銘柄のせいにする風潮である。いくらファストリやソフトバンクGの寄与率が大と言っても、日経平均の上昇率(下落率)と大差なかったり下回っていたら、寄与したとは言えないということを理解してない投資家、マスコミ関係者が、大半のように感じるので、あえて長々書いた次第だ。
ちなみに、26日の終値ではソフトバンクGは-1.36%、ファストリは-0.92%と、上げ相場の中際立って大きな下落率で、日経平均の上げ幅縮小に大きく寄与したのである。
もう少し、相場を理解している方が記事を書き、こういう株価の変動が大きい時期なのだから入稿直前に再チェックして、記事にすべきだったと苦言を呈しておく。

いずれにせよ、日本株は、実質的に12.14日以来7立会日連続安で大きく下落していたので、反発は時間の問題ではあったわけである。クリスマス休暇ということもあって、恒例のように連日飛び出していた悪材料もこの日は出ず、大きく下げていた小型株中心に反発につながったと言えよう。
問題は、これで、とりあえず調整完了・反騰相場入りとなるのか、それとも、単なる綾戻しに終わり、なお問題山積の状況で厳しい展開が続くのか、ということだろう。

これは、現時点では判断できないのは、言うまでもない。アメリカの期限を切っての要求に中国がどうこたえるのか。今のところ、あまり明るいい見通しは聞かれないようであり、ここから相場が順調に戻って行っても、最後にこれで全部ぶち壊しといった展開すらありうる。要するに、水中には何があるか分からない危険な海域を恐る恐る航海しているようなものと心得ておく必要がある。

とりあえず、NYダウは高く、日経平均先物・大証夜間も大幅な値上がり、為替も1ドル110.6円程度とやや円安に戻っている。

12月26日 23時55分記
25日の相場は値上がり銘柄数27で分かるように、まさに暴落となった。
NYダウが21日414ドル安、24日653ドル安で合計では1067ドル(4.3%)安だったわけだが、これを受けての日本株(日経平均)なので、25日1010円(5.0%)安だったのは、両者の比較からすればそう驚く下落率ではない。為替が1ドル110円台前半へと、さらに円高が進んだ分が上乗せの下落につながったとみることもできよう。

それはともかく、12.14日以降の日経平均、TOPIX、2部指数、JQ平均、マザーズ指数の下げっぷりは、半端ではない。
この7立会日で、日経平均とTOPIXは12.17日、マザーズは12.19日は値上がりしているが、17日も東証1部の騰落銘柄数は値下がり銘柄のほうがはるかに多かったわけで、結局、総合的に見て、12.14日から25日の7立会日、日本株は、ひたすら下げ続けたとみていいだろう。
この間の下落率は日経平均こそ8.8%だが、他ははるかにもっと大きい。
JQ平均は13.2%、マザーズは21.2%に達する。
連日下げ続けかつその累計の下落率が、このように小型株で特に大きくなったため、個人投資家の場合、大半の方の懐具合が極端に悪化、買い手不在のなか、追い証回避等の売りがかさみ、25日のような大幅安につながったとみていいだろう。

このような中でも、外部環境に好転の兆しはないどころか、むしろさらに悪化の気配さえ濃厚である。
つまり円高は一段と進行、現在1ドル110.26円である。また原油価格の下落にも歯止めがかからない。これは中東産油国の財政悪化、投資資金の引き上げといった悪影響を及ぼす。
アメリカではトランプ大統領の暴走が止まらず、今や完全に悪材料視されている(トランプリスク)。

PER4倍、PBR0.2倍、配当利回り5%
これは、私が、これ以上はまずない(逆に言えば、この水準になれば株価はもう下がらない)とみる、絶対的水準だが、今これをさらに超える銘柄が、いくつも出ている。
業績好調、特別利益等を含まずといった条件でふるったうえで、その例をいくつか示そう。PERは来期予想実質値

THE グローバル社 461▼13=PER2.5倍
ヨシコシ 874▼60=PER2.7倍 

高知銀行 717▼51=PBR0.13倍
愛知銀行 3580▼195=PBR0.16倍

ゲンダイエージェンシー 405▼42=利回り6.2%
THE グローバル社 461▼13=利回り5.4%

このように、経験則からすれば、これ以上下げようがないようなPER、PBR、利回りの水準に来ても、なおこのように簡単に大幅安するのが今の相場、小型株なのである。
ここまで下げたんだからとか、いくら何でもこの水準なら、的な情緒的な判断で買ってはいけないということである。
繰り返し書いてきたように、どこまで下げるのか判定不能という前提で、持ち高はできるだけ少なくし、株価が底入れするまで、安全第一でしのぐという作戦で行くしかない。底入れがいつかが問題のわけだが、とりあえずはまだ見通せる段階ではない。

25日はアメリカをはじめ多くの欧米諸国が休場のわけだが、日経平均先物・大証夜間は19000円の大台を割り込んで大きく下げている。一時は18900円も割り込んだのだが、現在は18950円まで戻している。円相場は1ドル110.26円。

12月25日 23時50分記

別に自分の成績等についてあれこれ言う(弁解も含め)つもりはない。他のほぼ全部の専門家とは違い、それは実績表を含め、当ブログでいつでも確認できるのだから。
ただ、一つだけ書いておきたいのは、とんでもない(つまり危険極まりない)相場であることを、ここ何度も書いている。そして「持ち高を少なくするように」とは何度も書き、今は「遊泳禁止」の場所で泳ぐようなものと覚悟するようにということも、かなり前に書いている。
だからこれに従って運用していれば、少なくとも漫然といつも通りに運用していた場合に比べれば、損失はかなり少なくて済んだはずである。大半の読者の方は、こうしたことは分かって下されていると思う。
木を見て森を見ず という成句があるが、今は特にこれではいけないのである。木はほとんど見なくてもいいから森をしっかり見つめ、最悪の事態も想定し行動しようということであり、このことを私は繰り返し書いてきたのである。
よく分かっているが、なかなか行動には至らなくて…という方も多かろうが、それはそれでやむを得ない。ただ、ここでまた書くのも、気がひけないでもないが、少なくとも、私はそういう投資行動を強くお勧めし、自身がどうしたかについてもある程度は書いたはずである。
ここまで明確に具体的に書く人はそうはいないはずで、その辺のことも含め、ご理解いただければと思うわけである。

いずれにせよ、ことここに至って、過ぎてしまったことに愚痴を言い募っても始まらない。泣いても誰も助けてくれないということも書いたはずである。泣き言はやめ、どうやって生き残るか、この難局を乗り越えるかに全力投球しよう。

21日の日経平均は226円(1・11%)安だったわけだが、例によって、これは実態と大きく外れた数字で、値下がり銘柄数は値上がり銘柄数の9倍もあった。
TOPIXは1.91%安、JQは2.53%安、マザーズは3.23%安だった。

その後である。
21日のNYダウは414ドル(1.81%)安。
週明け24日は現時点で240ドル余の下げ。
これを受けてCME日経平均先物は656円安となっている。

こういう局面になると、日経新聞ではお決まりのように日経平均の下値目途なるものが掲載されるが、これは時価から数%下が言われるのがお決まり、信用してはいけないことは、これまでにも何度か書いている。
PERとか、ここに来ての下落スピードとか、騰落レシオとかからすれば、そろそろ底かとか、いつ反発してもおかしくないというのが、常識的判断だろうが、その判断通りに行くかとなると、これはなんとも言えない。
何と言っても、最近の株安の原因は、米中の貿易摩擦等の激化、世界経済の減速懸念、トランプ政権への警戒(米軍のシリア撤退、マティス国防長官の辞任等)、世界的な政治の不安定(フランス・ドイツの政権基盤の弱体化、ロシアの強硬姿勢等)といった直接日本とは関係ない外部要因からであり、これが切れ目なく続いている感さえあるのが現状だからである。

となれば、やはり楽観はせず、さらに悪い方向に行くことも視野に入れて、慎重に行くしかないわけである。
もちろん、PER(東証1部全銘柄)は25日(火)の下げを考慮すれば12倍台前半と、通常の下限(13倍前後)をかなり下回ってきている。
この面からすると、下げ過ぎという判断もできるが、
①世界的な景気減速で今後企業業績の下方修正が続出するかもしれない。
②為替が1ドル110円台半ばと急速に円高進行となっており、輸出企業では為替差益どころか差損発生の懸念さえ出てきている。
この辺が悪い方に動けば、下げすぎという判断も吹っ飛ぶわけである。

12月24日 23時45分記
>日経平均も年初来安値を更新(あと370円)という悪夢のような事態も起こりうると覚悟だけはしておこう。
と、前稿で書いた時、確かNYダウは大幅高していて日経平均先物は±0前後だった。それが、朝起きてみればNYダウは352ドル(1.48%)安というわけで、日経平均も200円余り下げて始まったわけだが、この程度で許してくれればよかったのだが、後場に入って一段安、一時は700円余り下げ終値は595円(2.84%)安だった。言うまでもなく年初来安値を大きく更新した。JQも2.66%安、マザーズに至っては5.40%の暴落になった。

>なお、相場は先行き不透明だ。強気にも弱気にもならず、状況をよく見きわめてから、行動に移ることが重要だろう。今は、不測の事態も念頭に、大きく上げたところは(買い値にはこだわらず)売るなどし、持ち高は少な目にし身軽になっていたい。1日のうちで値動きが大きいので高値ではアッと驚くような高値を付けることも珍しくない。そこで一部は売るわけである。

とも書いたわけだが、実際、49円安で終えたコシダカは高値では4円高、28円安で終えたフィックスターズ(推)も同2円高まであった。少なくとも安全第一で行くなら、こうした全般大幅安の中、一時的にプラス圏やそれに近い場面では、少なくとも信用でやっていて保証金率に不安のある方は、ある程度外しておきたいところである。
私は、例によって、伝統証券の方は、多少保証金率が下がろうと、あまり気にせず(多少は売った)、ネット証券の方では、この下げは尋常ではないとみているので、思い切って、かなり処分した(朝方のそこそこいい値段をつけていた時、および後場下げ幅拡大のさなか)。

この結果、保証金率は伝統証券は26.2%→約23%に悪化、ネット証券は35.67%→39.47%に大きく改善した。
体はやせ細る一方だが、全体ではもう一段安しようとも大丈夫なくらいには体質改善したわけである。
ただ、含み益・含み損など気にせず、見込み薄のものから処分するのが私の流儀なので、伝統証券(保証金率30%割れのため振り替えできる現金が口座にない)では処分損分を入金しなければならず、気分的に嫌なうえ面倒でもあるが、ぜいたくは言っていられない。

そういう個人的なことはともかく、読者諸氏も大変とは思うが、今は滅多に起きることのないような緊急事態である。
>バブル崩壊後の暴落相場を早送りで見せられているかのような相場なのだと言っておきたい。
これは前々稿で書いた文言だが、(自画自賛になって恐縮だが)ここにきての急落で、一段とこの見方が遺憾ながら当たっていたことを思い知らされる。
日経の20日朝刊21面に
株に「売られすぎサイン」 裁定買い残低水準 短期的な反発も
という記事が載っているが、騰落レシオとか裁定買い残高といった指標で株価を判定しようというのは、この相場の性質を全く理解していないと言うしかない。我らは今、尋常ではない恐ろしい局面に遭遇しているということをよく認識しておこう。

何度も書いているように、覚悟を決めて、いかなる事態にも対処できる態勢の構築に努められたい。
今NYダウは80ドルほどの下落、日経平均先物・大証夜間は小幅安だが、終わってみないことにはどうなっているか分かったものではないことは、最近、つくづく思い知らされていることである。

12月21日 0時44分記

前日のNYダウは上げ幅を縮めたとはいえ小高く(83ドル高)引けた。それでも、日本株はマザーズを除き、各市場とも下げた。

TOPIX、2部指数、日経JQ平均は、そろって、ここ年初来安値を更新、19日も新安値となったわけである。
つまり、東証1部について日経平均でなくTOPIXを採用すれば、マザーズ以外の3市場がそろって年初来安値更新中のわけである。マザーズはIPO銘柄の値動きに大きく左右されるという特殊要因も大きく影響して、こういうことになっていると考えられる。

日経平均が年初来安値を付けたのは3.23日である。その安値を12.19日も割り込んでいないわけである。
そこで各指数等が3.23日、12.19日でどうなっているかを調べてみた。(日経平均、日経JQ平均の単位は円)

               3.23日   12.19日   騰落率
日経平均         20618    20988   +1.8%     
TOPIX           1665     1556   -6.5%
2部指数          7131     6524    -8.5%            
日経JQ平均       3935     3361   -14.6%
マザーズ指数      1157      886   -23.4%  

2部は東芝株の健闘で下落率が大幅に小さくなっているということを考慮する必要がある。
上表から分かることは、いかに日経平均だけが突出した強い値動きだったかということである。
TOPIXにしても、時価総額の大きい銘柄ほど寄与度が大なことに留意する必要がある。
そこで、東証1部について単純平均で計算してみたら、その騰落率は-19.1%に達した。
ここまで分析を進めてくると、今年の相場、特に春以降の値動きで、いかに小型株が大きく売られたかがよく分かる。
単純平均(東証1部)、JQ平均、マザーズ指数から総合判断すると、結局、小型株はこの間、、おおよそ18%前後下落したとみればいいだろう。
日経平均にこの下落率を適用すると、現在の日経平均は16907(円)ということになる。実際の日経平均は20988(円)だから、その乖離は4081円。いかに個人投資家の実感と日経平均がずれているかがよく分かろう。
こんなことが分かっても何の慰めにもならないかもしれないが、今の物色動向、相場の実態等を知っておくことは、重要であり、今後の投資においても役立つはずである。
書き忘れていたが、日経平均も年初来安値を更新(あと370円)という悪夢のような事態も起こりうると覚悟だけはしておこう。

いろいろな要因が絡んで、私を含め大半の投資家が東証1部の株価指数等に日経平均を使っているわけだが、だからと言って日経平均が優れた指標だということでは決してない。重要なのは、市場が実際にどうなっているかである。いたずらに日経平均だけを重用、金科玉条とするのは愚の骨頂だということを強く言っておきたい。

19日の相場は、初めに書いたように、マザーズ以外、各市場が下げたわけだが、比較的小型株は健闘した。
当道場銘柄は上げるものが多かった。
フィックスターズ(推)が5日ぶりに反発、コシダカ、ワークマン、ティーケーピー、アルファポリス、シェアテクなども上げた。
仙波糖化(推)、グローバルGはわずかながら下げた。
グローバルGのやや異常な下げについて、ここに来てもしやということに気づいたので、一応書いておこう。
昨日だったと思うがテレビ(NHKニュースかニュースステーション)で、企業主導型保育所について特集的に取り上げていた。要するに問題が多いとして、保育士の集団退職や不安を抱かせかねない保育態勢等を取り上げていた。
そもそも企業主導型保育所とはどういうものか。
テレビで取り上げたのは、保育事業の経験のないような事業者が安易に参入して開園した保育所のようだった。
 >従来の認可保育所や、自治体が独自の基準で認めた施設に加え、国は2016年に企業主導型保育所を導入。企業主導型は認可外だが一定の基準を満たせば認可並みの助成金が支給され、自治体は入所している子を待機児童から除外できる。
企業が自社の従業員向けに設置したり、保育事業者が複数の企業と契約したりできるほか、「地域枠」を設ければ外部の人間も利用できる。17年度は全国2597施設(定員5万9703人分)が助成を受けた。(朝日新聞デジタル)
問題の多い保育園もあって閉鎖に追い込まれるところも多く、政府では来春?にも改革案をまとめるということのようだった。
こうしたことが「各地の企業主導型保育園の空き枠をマッチング」するグローバルGに悪材料として意識されている可能性があろう。
ただ、もしそうなら、同社がそういう問題の多い保育園を運営しているわけではないのだから、そう気にする問題とは思えない。
なお私は「企業が自社の従業員向けに設置」するものかと思い、テレビは「保育事業者が複数の企業と契約」するものを取り上げていたわけだが、この両方があって、その総称が企業主導型保育所のようだ。

なお、相場は先行き不透明だ。強気にも弱気にもならず、状況をよく見きわめてから、行動に移ることが重要だろう。今は、不測の事態も念頭に、大きく上げたところは(買い値にはこだわらず)売るなどし、持ち高は少な目にし身軽になっていたい。1日のうちで値動きが大きいので高値ではアッと驚くような高値を付けることも珍しくない。そこで一部は売るわけである。
私は19日、そういうやり方である程度売り、値上がりもあったのでネット証券の保証金率は32.97%→35.67%、伝統証券の方も21.5%→約26%と改善、ひとまず危機は脱出、買う銘柄を検討する余裕も出てきた。

12月19日 23時43分記
いやはやという相場がなお続く。相場のない世界へ行きたいというところだがそうもいかない。
主力株には上場投信(ETF)買いなどもあるせいか、それでも多少の歯止めがある感じだが小型株の場合、まさに底なし沼に一直線という感じである。昨日まではあの銘柄がこの銘柄がとまだ言っておれたが、18日は、もう無差別絨毯爆撃を食らったような感じだ。隕石が落ちたかと思ったアパマンショップ近くの被害住民の方を思ってしまう。

下げた理由はと聞いてこられる方が絶えないが、こういう方は、少し相場実態を把握されていないのではとさえ、感じてしまう。
あまりに個人投資家の懐具合が悪化したため、正常な判断力もどこかに飛んで行って、刹那的に売りやすい銘柄から叩き売っているように見受けられる。

新四季報を読んで最有望と感じたと書いた銘柄のうちストップ高したキクカワは18日も5990△390まであって5770△170と四季報発売後3連騰したが、ツナグの方は704▼102(東証1部値下がり率5位)で2日間で上げた計122円の大半を失った。
このような乱高下を的確に予想するのが不可能なのは言うまでもないし、また上げ下げの理由も、後出しじゃんけん的な解説はともかく、きちんと書くのは至難の業だ。

私はここのところ、伝統証券の方は、多少は売る程度にとどめ、ネット証券の方はかなり売りを進めている。
そのため伝統証券の保証金率は30%割れなのだが、今日くらいの下げでどれくらい低下するだろうとみていたら、(引け後電話連絡あり)前日比4.8ポイント低下だった。何もしないであの程度の下げだと約5ポイント低下とみておけばいいということである。
ネット証券ではかなり売りわずかに太平製作を買って、こちらは32.97%→33.52%と多少改善した。
いくら何でもそろそろ戻すかとは思っても、なおNYダウ等次第ではさらに日経平均500円安とかもありうるので、持ち高は極力少なく、何があっても耐えられる態勢にしているのである。

現在NYダウは270ドル程度の上げとなっている。しかし日経平均先物・大証夜間は15円高。最近、このような大幅な乖離が当たり前になっている。その理由について少し前に書いたが、どうもそれだけではないのかもしれない。
いずれにせよ、アメリカも、またそれに振り回される日本も株価の乱高下(それも大半は大幅安)が激しすぎる。そしてどう動くのかの予測もほとんど不可能だ。最悪の事態も常に念頭に、慎重なうえにも慎重な運転を心がけたい。
バブル崩壊後の暴落相場を早送りで見せられているかのような相場なのだと言っておきたい。

12月19日 0時30分記
相場環境は日々悪化、泥沼化している。
グローバルG(推)、シェアテク(推)などは、底なし沼的な下げになっている。特にグローバルGについては同一の方と思われる方やその同類の方から、繰り返し同じ内容のコメントが内外野で発せられている。私はこの銘柄について全く触れていないわけでは決してないし、にもかかわらず、そう言われても書きようがない。それと、見込み薄とかダメでしょうとか時価の何割も下まで下げるかも的なことは書かない・書けないということは、過去繰り返し書いてきたことである。

こういう最悪の状況の中で、動きの悪い銘柄は外す、持ち高は極力少なくするということは、これまた繰り返し書いてきたことである。もし500株お持ちなら200株から300株は処分、他の有望そうな銘柄とチェンジするのも一法的なことも、読者へのコメントで複数回書いた記憶もある。

私としては、この中に、ある程度、グローバルG等への対処方針は示したつもりであり、ある程度の読解力があれば察していただけたと思う。
また、以前にも書いたが、これら銘柄の下げがかなりきついのは事実だが、小生の推奨銘柄中、最も下げた銘柄群だけを取り上げ、大騒ぎされるのもいかがか。これらよりもっと下げた銘柄にしても容易に探すことはできるのである。
私の言うことを信じられないのなら、こんなブログとはおさらばすればいいのであり、そうでないのなら、私の書いていることをもっとしっかり読んで、投資に生かしてほしいと思うのである。

もはや尋常な相場ではなく、投げ売り競争的に売りが出ていて、個別の銘柄を云々するより、持ち高をどの程度の量にまで減らすかといったことの方にこそ意を用いるべきなのであり、これも同趣旨のことをすでに書いている。
と言っても、私はこういう言い訳的なことを書きたくてこういうことを述べているわけではなく、もっと相場全体を見て分析すべきであり、そうすれば、グローバルの一つ覚え的なことになるはずはなかろうということである。

17日の相場は日経平均・TOPIXはともにプラスで終えたわけだが、実態としては、東証1部も含め、実質的に全市場、かなりの下げとなった。
日経平均は132円(0.62%)高、TOPIXも0.13%高だったわけだが、これは日経平均採用銘柄など、主力大型株が上げただけで、小型株指数は、かなりの下げとなっている。

各市場の騰落銘柄数は以下の通り。

          値上がり  値下がり
東証1部      648     1420
東証2部      104      336
JQ         152      481
マザーズ      35      227 

さらに追い打ちをかけるように、現在、日経平均先物・大証夜間は300円前後の大幅安となっている。
実はNYダウの先物は17日の東証立会中かなりのプラスで推移していた。これが日経平均の上げに影響したと思われるが、その頼みのNYダウが現在140ドル程度の値下がりとなっている。この読み違いの合計が、日経平均先物・大証夜間の大幅安のわけである。
アメリカの12月NY連銀製造業景気指数は10.9と、11月の23.3から低下し、昨年5月来で最低となり、予想20.0も下回った。これがNYダウの大幅安の原因のようだが、一段とアメリカ経済、ひいては世界経済の減速懸念が強まったわけである。
いずれにせよ、こうまで市場環境が悪くては、持ち高を極力少なくし、生き延びることに全力を尽くす時である。誰も助けてくれないのだから、泣き言を言うのはやめて、今自分にできることに一所懸命になろう。
こんなことを書くと、お叱りを受けそうだが、私とてこんなひどい状況の時にブログなど書いていないでさっさと寝たいのだが、責任感の塊のような男ゆえ、どんな苦しい時でも、いやそういうときほど頑張って書くのである。
ほめてくれとは言わないが、多少は人のことにも思いを致す心がけは・・・・

12月18 0時28分記
14日の日本株は日経平均の441円(2.02%)を筆頭に大幅安となった。前日のNYダウが70ドル(0.29%)高している中、やや奇異に感じるかもしれないが、これには2つの理由が考えられる。一つは、すでに書いたことだが、アメリカ株を見て日本株が動く(追随)という流れに変化がみられるのかもしれないということ。もう一つ今回のように全く相反する動きになっている場合、アメリカ株(NYダウ)の先物が大きく動いていて、その影響を受けていること。
14日の場合、日本株の取引時間中CME NYダウ先物が大きく下げていたのである。
ブラックマンデー(1987年10.19日)以前は、NYダウすらほとんど気にしていなかったのに、今や投資家が気にかけなければならない数字や情報は圧倒的に増えているわけである。

いずれにせよ、こうした流れの中で、新四季報発売日を迎えたわけだが、値上がり銘柄数264に対し値下がり銘柄数1811と大半の銘柄が値下がりして終わったわけである。

新四季報から発掘し注目していた銘柄も多くは値下がりした。新四季報効果で高寄りし(推測)たが、その後他銘柄同様売り込まれ、結局寄り付きで買った投資家はかなりのダメージを受けたというケースも多発したと思われる。
思い起こせば、2011年3.11日(金)15時46分に、東北大震災が起きたわけだが、この時の新四季報発売日が翌立会日の3.14日(月)だった。だからこの時は新四季報もなにもあったものではない雰囲気になったわけだが、なんと、今回も似たような雰囲気になってきた。
新四季報発売が12.14日(金)。この日はNYダウ先物急落に引っ張られてか日経平均は大幅安。14日のNYダウは497ドル(2.02%)安。これを受けてのCME日経平均先物は155円(0.73%)安。

そういうわけで、新四季報から発掘した有望と思われる銘柄に、今ここで投資するのがいいかとなると、微妙なものがある。
とりあえずは、よほどの銘柄以外は、株価の推移を注目して追う程度にとどめるのが賢明かもしれない。
そういうわけで、今日、恒例の「新四季報から発掘した妙味株」を発表するのはとりあえずやめ、後日、タイミングを見計らって発表することにしたい。

私は新四季報から80銘柄程度をまずピックアップ、そこから選別を進め10~20銘柄に絞り込んだ。この中から「新四季報から発掘した妙味株」を決定する段取りだったわけである。
この20銘柄の中で、私が、最有望と思った銘柄は、以下の4銘柄である。
A キクカワエンタープライズ
A シェアテク

続くランクで
B ツナグ・ソリューションズ
B MS-Japan

このうちAの2銘柄のうち、シェアテクはストップ高して当然(前稿で書いたように>2019年9月期の予想経常利益は、会社・四季報とも16.2億円。そして四季報の20年9月期予想はなんと26.2億円)ながら、ここまでの経緯・しこり等からして、そうなる可能性は低いとみていた。1525△22と穏健に寄り1623△120まで急伸したものの終値は1570△67。いろんなことを総合判断すると、まずはこんなものだろうという値動きだった。ただ少し長期視線で見れば、このとんでもない高成長が大きく評価されることになろう。(この1行は23時40分記)
地合いの悪さを如実に反映したのがキクカワ。5330△515で寄り付き直後に5520△705のストップ高となった。しかし終値は安値より10円だけ上の5260△445。4年余り前、太平製作所を推奨した頃、ふれたことがある(2014年11.13日等)。この頃の経常利益は5億円強だった。そして2018年3月期が4.31億円。そして19年3月期予想が18.7億円(ただしこれは会社がすでに発表済みで新四季報も追随)に激増。四季報は前号で19年3月期予想12.7億円、20年3月期予想6.5億円!だった。それが今号では20年3月期予想は大幅減益の6.5億円から豹変、21.7億円の大幅増益に変更したのである。コメントも希望に満ち満ちたものになっている。
この内容ならストップ高買い気配で終えて当然だろうが、上記のような尻すぼみの株価になった。ひとえに地合いのなせる業だろう。

Bランクのツナグ。こちらは733△49で寄り付いたが間もなく784△100のストップ高を付け、すぐにストップ高買い気配となり、大引けでストップ高比例配分となり大量の買い物を残した。2018年9月期決算が予想を大きく下回ったが、その反動もあるとはいえ、2019年9月期、経常2.2倍の大増益になる予想なのだから、底値圏にあった株価だけにこうなっても当然か。
MSJは2019年3月期予想経常利益は会社予想・四季報前号予想を共に上回る予想、20年3月期予想は前号予想を1割以上上回る大幅増益予想であり1493△36は評価不足。この地合いだけに難しいが、地合いと相談しながら買うのはありだろう。

14日のNYダウ大幅安(ヨーロッパ各国株も大幅安)は、中国とヨーロッパで発表の経済指標が悪く、景気減速懸念が強まってのものである。
米中摩擦にとどまらず、悪材料が相次ぐので、何度も書いているように持ち高は極力少なく、専守防衛を心がけよう。

12月16日 19時23分記

追記=コシダカの「男性専門店を初出店。新規市場開拓を狙う。」」(新四季報)というのは、大材料と思うが、株価は高寄りしたもののダレ、1428▼27。これも地合いのなせる業とは言え、きちんと材料を評価できないのは問題だ。いずれはフィットネスで男性分野が急成長となり女性部門の3割以上を占めるということにもなるのでは、と私はみている。これもじりじり株価に反映されていくことになろう。(23時45分記)