22日の相場は、日経平均の場合、大幅高で始まり高値では261円高まであったが、急速に上げ幅を縮小、その後も軟調な展開で終値では107円(0.5%)高だった。
日経平均、TOPIXの上げ幅縮小とは逆にJQは終始堅調、引けにかけじりじり上げ幅を拡大、終値では0.7%のプラスだった。

当道場銘柄はおおむね堅調だった。
オハラ(推)は2810△198の高値引けで年初来高値更新。TDKが全固体電池「セラチャージ」を開発、2018年春をめどに量産と発表(21日)、22日の日経朝刊も取り上げたことも好影響を与えたようだ。太陽誘電(推)も1924△36。
ダイトロンも2411△103と急伸、年初来高値(2425円)を完全に射程に入れた。
カネヨウ(推)は184△4と反発。前日は6円安と大きく下げたわけだが、すかさず反発するあたり、やはり今までとは明らかに動きが違って来ている感じだ。

トーカロ、日特エンジ、マルカキカイなども上げた。

東洋合成、ウィルグループ、日置電機(推)、三菱ケミカルなどは下げた。

【全固体電池】
TDKの全固体電池開発・量産のニュースに、これからは、一段と全固体電池に脚光が当たりそうだ。
これでTDKが一歩先行と早とちりする向きもあろうが、それは違うだろう。
TDKのものは小容量タイプのもので、これはすでにスイスの半導体大手が2015年から量産を開始済みだ(日経報道による)。
本命で今後の主戦場となる大容量タイプでは(私の推測だが)、トヨタグループと太陽誘電グループが先頭集団にいるのではないか。ソニーから電池事業を買収した村田製作も侮れないだろう。

 >セラミック全固体電池は比較的容量の小さい民生機器向けが主な市場。TDK同様、MLCCを手がける村田製作所や太陽誘電も開発を進めており、19年度前後の市場投入を目指していた。
これは11.22日付けの日刊工業新聞の記事。書き方にやや疑問もあるが、いずれにせよ、ここにも太陽誘電の名があることに注目されたい。

>充放電サイクルは、条件により1000回以上可能であり(TDKのもの)・・・会社発表

>4000回充放電を繰り返しても当初の約8割の容量を保った。(太陽誘電のもの)・・・日経11・20日朝刊

単純な比較は危険だが、現在判明している両社の全固体電池の充放電回数を示した。

企業規模も考慮すると、全固体電池の本命はやはり太陽誘電を置いてないだろう。にもかかわらず、株価は11.09日に2147円の年初来高値を付けて以降、調整を続けており、出遅れが著しい。今回のTDKの発表を契機に太陽誘電の実力が認識されれば、株価は年初来高値更新はおろか、大きく居所を変えるのではないか。

東邦化学(推)は683円で始まり高値694円、安値651円で終値は676△52。
平均すれば終値程度では仕込めたのではないか。
23日の株価がどうなるか、とりあえず自然体で見守るとしよう。大きく突っ込む場面があればもちろん、突っ込まない場合でも、685円前後以下なら(買えなかった人買わなかった人も含め)買っていいだろう。高く寄りそのまま上げるような場合は、各自、リスクもあることを覚悟のうえで判断されたい。
業績、材料(四季報をよく読むなど精査されたい)、PER等をきちんと認識すれば、私の推奨理由、強気の理由もお分かりになろう。

11月23日 21時38分記 
2017.11.21 東邦化学
4409 東邦化学(東証2部) 
株価=624△54(11月21日終値)   
出来高=35万8000株(11月21日) (売買単位=1000株)
PER=11.1倍(今期=2018年3月期予想値)  
01月18日=266円~634円=11月21日(月日=年初来安値~年初来高値=月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆☆

注=今期業績を上方修正したばかりなこともあり、上表ではPERはこの会社発表の数字をそのまま使い来期ではなく今期予想PERを示した。私の今期予想数字、来期予想数字(ともに経常利益)、それに基づく今来期の予想実質PER等は、後日、詳しく書く予定である。

11.20日、突如、人気化、570△80のストップ高となった。出来高も前日の11千株から128千株に急増した。そして21日はさらに出来高は増え続伸したわけである。
11.07日14時00分に2018年3月期中間決算を発表、併せて発表した通期業績予想は上方修正した。この日の株価は510△6。
その後、株価は一進一退だったわけだが、ここに来て半導体関連銘柄が大きく値上がりする中で、同じ半導体関連の出遅れとして注目する向きが現れたということだろう。

詳しくは後日書くとして、ここではごく簡単に。
中間期業績の数字からして通期業績は、さらに上方修正が期待できる。半導体関連としては、PERが異常に低い。
こういうことから、大きく上げた後ではあるが、ここからでも大利を得ることは十分可能とみて推奨するわけである。
ただ2日間で134円も上げた後だけに、22日の株価がどう動くかは読みにくい。
例えば、ここで推奨したこともある程度影響して650円とかそれ以上で始まり、そのあと多少上値を追っても息切れ、終わってみれば変わらずとかマイナスということもないではない。
こういうことも念頭に、よく作戦を練って仕込むようにされたい。
1000株単位なので、資金に不安のある方には厳しいが、できれば、2回、3回に分けて買える資金を用意して臨むことが望ましい。

【一転主力株を物色】
前日が小型株優位の展開だった反動で21日は主力大型株中心の物色となった。それでも終盤になりJQの値上がり率は日経平均を逆転、終わってみれば、日経平均、TOPIX、JQ、マザーズの値上がり率が、四捨五入するとすべて0.7%高でそろうという珍現象が起きた。

東洋合成は1844△44と年初来高値更新、ウィルグループ(年初来高値更新)、オハラ(引け新値)も上げ、こういう天井知らずに上げる銘柄の強さが際立つ。
日置電機(推)は2579△46と4連騰、引け新値となった。いよいよ22日は2613円の年初来高値更新となるかもしれない。
日特エンジも4840△160の高値引け。年初来高値4855円更新は22日にもありそうだ。
一足早く年初来高値に迫っていたカネヨウ(推)は191円の年初来高値の壁は厚く、結局180▼6の安値引けとなった。この一休止がどういう結果を生むか。いずれにせよ、弱気になることはなかろう。油断というか、よもやというタイミングで一気にということはよくあることだ。

太陽誘電(推)は1922△42まであったのだが、大きくだれ1888△8。モルガン・スタンレーMUFG証券の空売りが頭を押さえているという見方がある。事実にせよ、上がる株なら上がるだろう。強気あるのみ。

11月21日 23時07分記
【全固体電池と太陽誘電】
20日の日経朝刊に 進化する「全固体電池」 という見出しの大きな記事が掲載された。
物材機構 容量1.5倍に
東工大・トヨタ 出力3倍超
という小見出しもある。

また、最後の方に
>太陽誘電は固体電解質を電極と一緒に焼き固めた電池を試作した。電極材料のコバルトを電解質にも加えると、材料が混ざらず繰り返し使っても性能が落ちにくいことを突き止めた。4000回充放電を繰り返しても当初の約8割の容量を保った。

と、トヨタ以外で唯一、太陽誘電の成果にも言及されている。
これで、株価が無反応(1880▼29)なのには恐れ入る。
引け後、いろいろ全固体電池について調べていて、灯台下暗しだが、興味深い事実に気付いた。
以前、太陽誘電の全固体電池について取り上げた(「 太陽誘電は全固体電池人気が波及して当然」=10.27日付け)が、以下のように書いた。

国立研究開発法人物質・材料研究機構 (NIMS) は、2016年末に以下のプレスリリースを出している。
注=長いので斜め読みし最後の3行(6.以下)のみ熟読されたい。

6.本研究成果は、NIMSおよび太陽誘電株式会社の共著論文として、英国王立化学会誌「Nanoscale」オンライン版にて日本時間の平成28年12月21日19時 (現地時間12月21日10時) に公開されます。

言いたいことにお気づきになっただろうか。
国立研究開発法人物質・材料研究機構 (NIMS)の略称は物材機構。
つまり 
物材機構 容量1.5倍に
の物材機構なのである。
もちろん、今回の物材機構が「負極材料にシリコンを利用し、負極の容量を約10倍に高めた。」ことに太陽誘電が関わっているのかは不明だ。しかし、全固体電池開発の先頭に立つ一方の旗頭である物材機構と太陽誘電が密接な関係にあることは、市場ではほとんど知られていないが、今後大いに評価されてしかるべきであろう。

東工大(菅野了次教授)・トヨタ に対する
物材機構・太陽誘電
という構図とみることもできよう。
いずれにせよ、これで、一段と、全固体電池における太陽誘電の位置付けが、大変なものであることがはっきりしたと言えよう。

相場については、これに続ける形で深夜に。

11月20日 22時50分記

>17日のNYダウは100ドル(0.4%)安、為替も1ドル112.09円とかなりの円高進行で、CME日経平均先物も82円安となっている。
ただ、これくらいだと、小型株には、そう悪いことではないだろう。

と書いたが、20日の相場は、この通りになり、日経平均は135円(0.6%)安となったが、小型株指数はプラス、JQ、マザーズはともに1.1%の値上がりとなった。
こうした状況下、当道場銘柄は、前述の太陽誘電以外は、大半の銘柄が大幅高となった。
東洋合成は1795△145の高値引けで年初来高値更新。オハラも全固体電池で上げたのか不明だが、年初来高値更新となる2693円まであって2563△96。
カネヨウ(推)は年初来高値にあと1円となる190円まであって186△2と3連騰。21日は面白いことになるかも。

日特エンジ4680△135、ウィルグループ1751△70の大幅高もあったが、注目すべきは日置電機(推)の動き。2533△55は引け新値となる。いよいよ10.16日につけた2613円の年初来高値更新が期待できよう。
なお材料の出たソリトン (新四季報から発掘した妙味株)が1741△148と急伸した。

半導体関連の小型株の値動きがいいわけだが、出遅れ銘柄としてダイトロンのほか、トーカロを挙げておこう。10.31日に今期業績の上方修正を発表済みだが、さらなる上方修正必至と読むからである。

11月20日 23時37分記

2017.11.19 強気堅持で
17日の相場は激しい乱高下だった。日経平均は高値では406円高まであったのだがその後32円安まであって終値は46円(0.2%)高。JQは0.7%高、マザーズは1.1%高だった。

当道場銘柄は値上がりするものが多かった。
以下の銘柄も上げたが、高値からは大きく下げた(カッコ内は高値)。
東洋合成1650△30(1699)、ダイトロン2287△7(2338)、オハラ2467△27(2590)、日置電機2478△7(2495)。
カネヨウ(推)は187円まであって184△3。引け新値となり、再び191円高値更新から200円乗せ挑戦期待が高まって来た。
ウィルグループは年初来高値更新、エスプールも大幅高。
太陽誘電(推)は1979△54まであったのだが終値は1909▼16。今の相場にこういう乱高下はつきものと心得、焦らずに強気堅持。

こうも上げると弱気というか付いて行けないという投資家も多いようだが、基本的に世界的に好景気であり、特に日本企業の業績はいいので、ここは強気で押すところだろうということは、これまで書いて来たとおりである。

17日のNYダウは100ドル(0.4%)安、為替も1ドル112.09円とかなりの円高進行で、CME日経平均先物も82円安となっている。
ただ、これくらいだと、小型株には、そう悪いことではないだろう。

11月19日 23時32分記
16日の日経平均は323円高。前日の352円安は何だったのだというような動きだった。ただし、例によって、ほぼ全値戻ししたのは日経平均以外ではマザーズだけで、TOPIX、JQはともに半値戻しにとどまっている。

いずれにせよ、相場は基本的に強く、日々の動きにあまりとらわれず、大局観を持って行動せよということだろう。

当道場銘柄には、大幅高するものが目立った。
半導体関連の人気を背景に、東洋合成1620△129、ダイトロン2280△79とともに大きく上げた。
オハラは2440△201で年初来高値更新。
日特エンジ、フルヤ金属(推)は反発。

またカネヨウ(推)は181△7の高値引け。意味ありげな動きを続けるが、粘りも出て来ており、ここは多少のリスクは覚悟で200円挑戦を待とう。
丸和運輸は2441△51と快調に戻している。ロジネット(推)は2連騰で急騰した反動で小幅安となったが、好業績が明確になったことでもあり、足元を固めながら、まずは2000円を目指そう。

現在NYダウは高く円相場も1ドル113円台回復、日経平均先物・大証夜間も高い。17日の相場も期待できそうだ。
ということで、相場の話はここまでとする。

【じくじたる思い】
後は義家さん(自民党の義家弘介元文部科学副大臣)の話。
神奈川県の山梨県境辺が選挙区らしく、いやでも道志に行く途中ポスターを、これでもかというほど見せられて何年にもなる。これまでは素顔に近い暗い顔、いや哲学的なお顔のもので私はそれなりに気に入っていたのだが、最新版はかわいい笑顔である。コミックの主人公と言ったらいいか。

その義家さんが15日、質問時間見直し後初の国会で、質問時間が増えた与党の最初に質問に立った。
「文部科学省の組織的な天下りあっせんに関与が指摘された前川喜平前次官、恣意的な報道を繰り返したマスコミ、野党による根拠はないが結論ありきといった姿勢の追及にじくじたる思いだ。」と切り出した。(日経新聞16日朝刊)

前川前次官とマスコミの述語がどうなるのかとも思うが、それはまあおいておこう。
「野党による根拠はないが結論ありきといった姿勢の追及にじくじたる思いだ。」はいかがなものかということである。
「じくじ(忸怩)」というのは「恥じ入るさま」だから、これで何が悪いというのが義家さんの思いだろうが、もしそう思っているんだとしたら、困ったものだ。
「加計学園認可をめぐって行政がゆがめられていると思いながら、もう一歩突っ込んで抵抗すべきではなかったか、ああいう流れを止められなかったか、今となっては忸怩たるものがある。」(鎌倉雄介が作ったもの)というふうに使うわけだが、要するに「忸怩」というのは、自分自身に対する感情である。義家さんが前川さんやマスコミ、野党に「じくじたる思い」を抱くのは、お門違いだ。「憤懣やるかたない思いでいっぱいだ。」と直してあげたい。

「地位に連綿」(もちろん「恋々」が正しい)と発言した菅官房長官、そして今回の義家元文科副大臣、ともに前川前次官がらみなのが面白い。反知性派が知性派を攻撃して興奮のあまり墓穴を掘るの図。それだけ前川さんは彼らにとって許せない存在ということなのだろう。

11月17日 0時11分記
最近、日経平均先物が大きく売り込まれることが連日のように起きるなど、相場の雲行きが怪しくなっていたわけだが、15日はほぼ全面安となり、日経平均は352円(1,6%)安となった。TOPIXは2.0%安。JQは2.1%、マザーズは2.3%と下落率はさらに大きかった。
16連騰の後遺症が続いているとみることもできよう。日経平均は6立会日連続安(本年最長)となった。

値動きの荒らっぽさも目立った。
オハラは13時01分にこの日の安値となり2165▼46を付けたが10分後の13時11分には2375△164まで急騰、終値は2239△28。
東証1部の値上がり銘柄数はわずか120にとどまったが、当道場銘柄は、比較的健闘した。

カネヨウ(推)は187△9まであったのだが終値は安値引けとなる174▼4。
前日、急騰した日特エンジは4465▼185、エスプールも3135▼175と急落となった。
アイダ、キトーは冴えない決算を前日引け後に発表しているが、15日は、ともに逆行高。

要するに、読みにくいハチャメチャな値動きが横行しているということである。

ダイトロンは2267△113まで急騰する場面があったが、終値は2201△47。
ロジネット(推)は1859△35と続伸。

為替は1ドル112円70銭台と円高が進んでいる。
NYダウは160ドル(0.7%)程度の値下がり、日経平均先物・大証夜間は120円程度の値下がりとなっている。

日経平均は6連続安、個別銘柄もかなり下げたものが多い。タイミング的には、そろそろ反発となっておかしくないところだが,NYダウ等、外部環境の影響も受けるので、果たしてどうなるか。反発近しとみつつも、慎重に状況を見極める局面だろう。

と、ここまで書いたところで、日経平均先物・大証夜間の値段を確かめたら28円安、そのあと48円安、いずれにせよ大きく戻している。このままマイルドな下げで終われば、16日は小型株にはいいのだが。

11月17日 0時14分記
ロジネット(推)が好決算を受けて1824△164と急騰した。
これについて書く前に、お詫びして訂正することがある。
前稿で丸和運輸の予想1株利益を180.0円としたが、同社もロジネット同様というか、こちらは1対2の株式分割を実施したので、1株利益は半減させないといけなかったのにしていなかったのである。以下が訂正した表である。

       株価    予想1株利益   予想PER
ロジネット 1660円    260.5円      6.4倍
丸和運輸 2404円     90.0円     26.7倍

しかし、これを今まじまじと見ていると、感じることはないだろうか。
丸和運輸の予想PERは前稿では13.4倍で、それでもロジネットに比べ高いなと思ったものだが、本当は26.7倍なのだ。6.4倍のロジネットの4.2倍にも達する。
ロジネットをPER26.7倍に買うと株価は6955円になる。

ほかのアマゾン関連と併せ14日終値で関連4社の今期予想実質PERを比較したのが、以下の表である。


           株価    予想1株利益   予想PER
ファイズ     2401円     48.6円      49.4倍
丸和運輸    2392円     90.0円      26.6倍
遠州トラック  1547円     108.6円      14.2倍
ロジネット    1824円    260.5円       7.0倍

「石が浮かび木の葉が沈む」とは、まさにこの4社の株価のことではないか。
1株利益が最も少ないファイズの株価が最も高く、最も多いロジネットの株価は3位で、そのPERはファイズの7分の1に過ぎない。
1票の格差ではないから2倍(2分の1)以下でないととは言わないが、それでも7倍(7分の1)は、異常というしかない。

札証だからという声が聞こえてきそうだが、ならばRIZAPはどうなるのだと言いたい。同社の株価は1951▼135、今期予想実質1株利益は56.5円なので、予想PERは34.5倍である。出来高も約128万株もある。
どうしたらそうなるか分からないが、いずれにせよ、札証だとて大商いになりまともなPERに買われておかしくないのである。

ロジネットはまずは2000円回復、そのあとはPER10倍(遠州トラックの14.2倍の7かけ)の2600円が目標になる。年初来高値の3016円(分割前株価で1508円)の更新も、いずれは期待できよう。この場合でもPERは11.6倍に過ぎないのだから。その時期は今期業績の上方修正発表の時か。

やはり個人投資家は逆張りで、ここを買う勇気は出ないのか。
14日も日経平均は横ばいの中、JQ、マザーズは0.6%前後の値下がりとなった。
それにつけても、日経平均の無茶苦茶な動きには唖然とするばかりだ。

    値上がり 値下がり  日経平均
13日  594    1377    −300円
14日  622    1338    − 1円

騰落銘柄数でみると、13日と14日で大差ないのに、日経平均は300円安と1円安。ここまでおかしな動きでは投資家の不信を買うばかりだろう。ついでに言えば2部指数というのもひどい。こちらは東芝、シャープという小人国に乱入した2巨人に翻弄され、全く指標性を失っている。どうしたらいいのか、難しい問題だが、だれも問題点の指摘さえしないのは、どうかしているのではないか。

14日、当道場銘柄は高安まちまちだったが、どちらかと言えば高いものが多かった。
ロジネット以外では、日特エンジが4650△195と急伸した。10.23日の4115円を底に戻り歩調になっており、4885円の年初来高値更新も期待できる相場つきになって来た。
ウィルグループは連日の年初来高値更新、エスプールも3310△135と年初来高値の3450円に迫って来た。
カネヨウ(推)は178△1だったが高値は183円まであった。高値圏で頑強に居座り、突如噴火という、いつか来た道を繰り返すのか。

東洋合成は高くなる場面もあったのだが終値は1540▼54。決算など見ていない投資家が売るのだろう。一息入れて倍返しだろう。
太陽誘電(推)は結局下げ、これで3連続安。しかし何も心配することはないだろう。2147円の高値更新から一段高の方向。
フルヤ金属(推)は4560▼180と急落した。日特エンジ同様、激しく乱高下するので読みにくいがとりあえず強気継続。

日置電機(推)は2494▼4。いろいろ調べると、どうしてこんな株価に甘んじているのだろうと思ってしまう。後日詳しく書きたいが、いずれにせよ、ここは強気で行くところだろう。今期業績の大幅上方修正をにらみ2613円の年初来高値更新から一段高とみる。

11月14日 23時51分記

【ロジネットは予想外の好決算】
15時20分に2018年3月期中間決算を発表した。
経常利益は12.85億円で直近予想の12.00億円を7.1%上回った。なお通期予想は24.00億円を据え置いた。

この決算をどうみたらいいか?
ほとんど反応はないようだが、これは意外性のある好決算だったとみるべきだろう。
その理由を示そう。 (  )内は前年同期の数字
4-6月期決算=経常利益 4.56億円( 4.91億円)
4-9月期決算=経常利益12.85億円(12.00億円)
つまり、4-6月期では前年同期比減益となり、4-9月期も前年同期比減益も懸念されていたわけだが、実際は7.1%の増益と、急回復を示したわけである。
7-9月期の数字を見れば、急回復ぶりはさらによく分かる。
4-9月期決算=経常利益8.29億円(7.09億円)
これは16.9%の大幅増益ということである。

【下方修正懸念の丸和運輸に対しロジネットは上方修正の可能性大】
これだけでも、好決算であったことは明白だが、私が注目するのは、丸和運輸に比べた場合の業績進捗状況だ。
以下は丸和運輸の決算数字。

4-6月期決算=経常利益10.18億円( 9.87億円)
4-9月期決算=経常利益19.37億円(22.59億円)

丸和運輸の場合、アマゾン関連の受注が急増、これへの対応で先行投資コストが増え、4-9月期、減益に追い込まれたわけだが、通期では挽回できるとして据え置いたわけである。
この辺の事情は、ロジネットも大差はなかろう。にもかかわらず、ロジネットは4-6月期、減益だったのを4-9月期にはかなりの増益に転換させたのである。
上半期不調だったロジネット西日本は「下期にかけて徐々に回復。」(四季報)の方向でもあり、ロジネットの通期業績(経常利益)は、上期の12.85億円の2倍+αとみるのは当然だろう。
鎌倉雄介の予想=26億円~27億円(会社予想は24億円)

PERはどうなるか。
四季報は2018年3月期の業績予想は、会社発表の数字を踏襲している。そのうえで予想1株利益を122.9円としている。
しかしこれは株式併合(2→1)を考慮していない数字であり、本来この2倍の245.8円にすべきもの。(ここまではまだ許容範囲としても2019年3月期についても132.8円としているのはいかがなものか。もちろん正しくは265.6円である。
ロジネットの、株価低迷の原因の一つに、この四季報のおかしな1株利益=実際の半分になっている=が悪影響を及ぼしている恐れさえあるのである。

PERであった。
以下は、経常利益はロジネットは26.5億円、丸和運輸は48.0億円(会社予想の50億円は未達とみる)とし、実質1株利益等を算出
     
       株価    予想1株利益   予想PER
ロジネット 1660円    260.5円      6.4倍
丸和運輸 2404円     90.0円     26.7倍

お詫び・訂正=丸和運輸も1対2の分割で1株利益は半減していたので、上記のように訂正します。

アマゾン関連では、今一つの決算だった丸和運輸は、悪材料織り込み済みとなって、ここ快調に上げている。酷い決算だったSBSも13日は下げのほぼ半分を取り戻している。また10日、引け後、まずまずの好決算を発表した石光商事は、13日、5ヵ月ぶりに年初来高値を更新した。
こうなると、株式併合後の安値更新中のロジネットが、これだけの好決算を発表したのだから、反動も含め大いに好感されていい。札証銘柄でもあり、石光商事や東洋合成(1594△193)のようなわけには、直ちには行かないだろうが、時間をかければ、ここから大幅高となるのは当然だろう。何といっても、アマゾン関連で高成長が予想される業績絶好調が確認された企業のPERがわずか6.4倍というのだから。

11月13日 20時48分記

13日の相場は主力大型株中心に下げ、日経平均は300円(1.3%)の大幅安となった。これまであれだけ上げ続けたのだから、当然ともいえる動きだろう。小型株の下落率は相対的に小幅だった。JQは0.1%の値上がりだった。

当道場銘柄も、ここ上げが目立った銘柄中心に下げるものが多かった。
太陽誘電(推)、フルヤ金属(推)、日特エンジ、ダイトロン、カネヨウ(推)などである。

東洋合成は1649△248まであって1594△193(JQ値上がり率7位)。業績の伸びからして1649円で終わることはなかろう。
丸和運輸機関(推)、SBS、遠州トラック、ファイズとアマゾン関連が、全般大幅安の中、そろって上げた。
ロジネットは丸和、SBSの前例があるので、中間期減益の経常利益10.0億円~10.8億円程度を見込む向きが多く、ためにここだらだら下げて来たとも思われ、それが12.85億円のまさかの7.1%増益。こういう期待されていない銘柄が、そういう意味ではとんでもない数字を出してきたわけで、運が良ければ、14日は・・・・

11月14日 0時22分記


9日発表の投資部門別売買動向で、海外投資家が8週連続で大幅買い越し、一方校国内投資家は大幅売り越しだったことが、判明した。主力大型株一辺倒の値上がりの一方、中小型株の軟調な値動きの原因は、やはり、こういうことだったわけで、それが統計的に裏付けられたわけである。

ただ、これは過去のこと。09日、10日の値動きは、この傾向にやや変化が出て来たことを示しているようだ。
いつも出遅れる日本人投資家が、重い腰を上げて買いを入れ始め、逆に海外勢は一部利食い売りを出し始めたようだ。
09日は、激しい乱高下、10日は日経平均、TOPIXは0.8%前後の大幅安になる一方、JQは0.2%、マザーズは1.0%の値上がりとなったのは、こうした変化を映したものかもしれない。

これをいて、全面的に相場の物色傾向が変わるとは思えないが、それでも、これまでの行き過ぎが徐々に訂正されて行くことになる可能性は大きいだろう。

10日、当道場銘柄は、逆行高するものが、かなりあった。日置電機(推)は2498△16の高値引け。一進一退の動きが続くわけだが、先行き高を暗示している値動きのようにも思える。

ダイトロンも06日の急騰後3日続落したわけだが、ようやく反発、東洋合成(前稿参照)の急騰が13日は予想されることでもあり、12月期決算で同じく上方修正が期待できる同社にも連想買いが入ってもおかしくない。

ウィルグループは08日引け後、好決算を発表したわけだが、09日1470△142に続き10日も1553△83と連続で年初来高値更新。エスプールなどもそうだが、人材派遣業は好業績もあって堅調な株価推移が続く。

カネヨウ(推)も173▼6まで下げる場面があったのだが179±0の高値引け。やはり200円前後は一度は見なくば収まらないのか。

太陽誘電(推)、日特エンジ、フルヤ金属(推)は下げたが、基本的にまだ相場を出し尽くしたわけではあるまい。特に太陽誘電は、これからが本番の可能性大とみる。

11月12日 23時53分記
【東洋合成の決算】
10日引け後に2018年3月期中間決算を発表、併せて通期予想も発表したわけだが、いずれも大幅上方修正した。
これを受けてPTSでは1550△149。出来高も2000株とPTSとしては大商い。

9月中間期の経常利益は7.28億円に増額したが通期予想は6.00億円→10.00億円だから下半期は2.72億円ということである。
「ただの算数だろ」と揶揄される株探ふうに言えば「当社の試算によれば下半期の経常利益は2.72億円となり利益率は…%に低下云々」となる。
経常利益の推移をみると、1Qが3.10億円、2Qが4.18億円である。ここ円安傾向(上半期平均比)にあり、3Q、4Qも好調な業績が続くとみてよかろう。通期の経常利益がどうなりそうか予想してみた。

控え目な予想  =3Q、4Qが平均4.00億円→15.28億円
やや強気な予想=3Q、4Qが平均4.50億円→16.28億円

というわけで2018年3月期の経常利益は、会社の言う10.00億円ということは、ほぼありえず、15億円~16億円程度とみるのが妥当だろう。15.5億円とすると、予想1株利益は実質で117円、名目で143円程度になる。むしろ重視すべき来期ベースではそれぞれ130円、170円程度が期待できよう。
時価の1401円は名目ではPER10倍すら割り込む水準ということになる。
最低でも15倍には買っていいから、株価は1800円~2500円が妥当水準ということになる。

私は、ここ半導体関連企業が続々好決算を発表していることから、4-6月期が好調だった当社も好決算必至と読んだのだが、決算即叩き売りの風潮も頭をかすめ、がばっと買うはずが、それなりに買うということになってしまった。

11月12日 18時54分記

相場全般に関しては深夜の予定です。