【FOWLPは市場の大きなテーマに浮上か】
FOWLPに関しての報道も最近は徐々に増えているが、昨日も以下の発表がアルバックからなされた。
注=以下にいくつかの資料的なものを載せるが、長いことでもあり、ざっと目を通す程度にされるといいだろう。

高密度実装向け600mm角基板対応ドライエッチング装置NA-1500を開発、販売開始のお知らせ―大型角基板で均一なDescumプロセスを実現

大容量情報端末の市場拡大に伴う高速・大容量情報の品質向上を達成する為に、配線パターンを微細化し配線抵抗を低減、寄生容量を除去することで高密度実装技術が脚光を浴びています。
また、スマートフォンをはじめとしたモバイル機器の高機能化,薄型化に伴い、実装されるICパッケージも多ピン化,薄型化の要求がより強くなっています。これらの要求を満たすパッケージ技術としてFO-WLP(Fan-Out Wafer Level Package)が脚光を浴び、昨年より大量生産も始まりました。現在、パッケージ各社は、次のステップとして
FO-WLPの生産コストを下げるために基板サイズをΦ300mmから600mm角程度まで大型化(Panel Level Package)し、面積比約5倍になることで大幅に製品コストを下げることが可能です。
φ200mmやφ300mmのドライエッチング装置は市場に多く存在していますが、600mm角基板サイズで、均一にDescum*1処理やTiエッチングができる装置が存在していませんでした。今回、アルバックはいち早く市場のニーズを汲み、量産型の実装基板用ドライエッチング装置を開発し販売を開始しました。

次にマイナビニュースより。
「FOWLP(Fan Out Wafer Level Package)」は半導体実装業界にとって昨年来最大の話題になっている。2017年1月18日~20日に東京ビックサイトで開催された第18回 半導体・センサ パッケージング技術展の併催セミナーで、東芝ストレージ&デバイスソリューション社研究開発センター技監の明島周三氏が「世の中を騒がしているFOWLPってこれからどうなるか?」と題して講演したので、ここに要約して紹介したいと思う。

注目される新パッケージ技術「FOWLP」 - 東芝が語った今後の方向性

FOWLPの市場規模は年間6000億円

世間で注目を浴びているFOWLPは、シンプルで機能的なパッケージである。ただし、シリコンウェハ(前工程)のプロセスであるスパッタリングやリソグラフィなどを使って再配線層を形成する必要がある。今までは、先端パッケージはフリップチップから、TSVを使った2.5D/3Dパッケージへ移行すると言われていたが、製作が難しく、コストが高いため、一気には移行せずに、FOWLPへ移行する方向に動いている。「2016年、Appleが、TSMCの技術を使ってiPhone 7用のA10アプリケ―ション・プロセッサ(AP)にFOWLPを採用したのがきっかけで、皆の注目が集まった。今後はAppleだけではなく、ほぼすべてのアプリケーションプロセッサにFOWLPが採用になり、2020年には5億個/年のアプリケーションプロセッサにFOWLPが採用される、という調査レポートも出ている。フランスの調査会社Yole Developmentは、今後、スマートフォン1台当たり10個あるいはそれ以上の半導体チップにFOWLPが採用されるようになると見ている。同社の予測によると、今後, FOWLPは年率32%で市場が拡大し、2020年には25億ドルを超える。この成長率がさらに継続するとして計算すると、2023年までに5000億円を超える市場規模になる」と明島氏は話す。

同氏は、私見であると断ったうえで、近い将来のFOWLPの市場規模は、世界半導体市場規模を出発点にして、表1に示すさまざまな仮定を元に、6000億円/年とはじき出した。これより、FOWLPの設備市場規模は6000億円、材料市場規模は2400億円/年規模と予測した。設備や材料企業にとっても、「とてもおいしい市場になる」と明島氏は語る。

最後に、アピックヤマダ(推)のHPより。

 >近年、WLP(ウエハレベルパッケージ)をはじめとする先端パッケージ分野及び車載向けパッケージ分野の量産において新工法が提唱・採用されてきていますが、当社グループはこの新たなトレンドに対応する製造装置の開発に取り組んでまいりました。特にハイエンドの情報端末機器及び将来を有望視されているウエアラブル分野及びIoT分野に採用が進んでいるFOWLP(ファンアウト型ウエハレベルパッケージ)に対応した量産モールド装置の開発に関しては世界においてトップランナーとして認知されています。

>WLPが市場に出てから10年。技術的なブレークスルーを経て全自動装置による量産がスタートしようとしています。当社は、これまで蓄積したWLP成形技術を基に、更に改良を加えた最新の全自動装置「WCM-300L」の開発と市場投入を行いました。独自の圧縮成形技術を中心に、ウエハ、樹脂の自動供給から、成形、アフタキュア、検査及び製品収納までの装置構想を見直し、より高度な圧縮成形技術と安定した品質の確保、安定稼働、大量生産への対応を具現化しています。

「FOWLP(ファンアウト型ウエハレベルパッケージ)に対応した量産モールド装置の開発に関しては世界においてトップランナーとして認知されています」という部分を、しっかり頭に入れておいていただきたいと思う(鎌倉雄介)。

3月14日 23時02分記

相場見通し等については別稿で深夜の予定です。
LITALICO(推)は1770△120で寄り付いたが、その後1680円まで下げ終値は1690△40。
夢テクノロジーは1778▼239、当道場銘柄以外では3.08日に1434円まであったオルトプラスは980▼187、GMOペイメントは5560▼1000のストップ安比例配分(不正アクセスによる情報流出の可能性があると公表)など、激しい値動きが続く。

いつの間に、原油相場は50ドル台を割り込み、為替も1ドル114円台後半へと円高気味になっている。気を緩めず、慎重に行きたい。
ここ中小型株優位の展開が続いていたわけだが、反動で10日は、やや主力株中心の展開、13日も引き続き主力株優位だった。
日経平均、TOPIXとも0.2%前後の値上がりだった。しかし小型株指数は小幅マイナス。JQ、マザーズはそれぞれ0.8%、1.1%とかなりの下げとなった。

アピックヤマダ(推)は540▼20、日東ベスト(推)1152▼28、昭和真空1202▼32、TOWA1891▼44、ミネベアミツミ1522▼21などの下げが目立った。
一方、TOKAI HD(推)は連日の高値更新となる902円まであって892△13、ヨコレイ(推)も1111△8と上げた。

【アピックヤマダ】
シリコンウエハーから切り取った半導体チップを封止するパッケージ技術「FOWLP」。パッケージ基板がないため、コストを下げ、パッケージを薄くすることができる。

>FOWLPの採用に熱心なのがデンソーだ。同社半導体実装開発部第2PF開発室担当次長の大竹精一郎氏は、2016年11月に開催された「第3回電子デバイスフォーラム京都」で、「『民生技術の後追い』は終わりになりつつある。最新技術を同時に取り入れる時節が到来する」と話し、FOWLPに強い関心を示した。自動運転技術の開発などで、自動車に搭載するプロセッサーICの数が増える見込みの中、コストを少しでも下げる狙いがある。
従来の自動車向け半導体パッケージは、実績を十分に積んだ、いわば“民生機器の10~15年遅れ”の技術を採用し、「不良品が出ない工程を考える」(大竹氏)ことで実現してきた。こうした発想ならば、FOWLPの採用が2030年以降になっても不思議はない。それが年間数億台も売れるiPhoneでの採用実績ができたことで、カーナビなどのECUにFOWLPをもっと早く使えるのではないかとの見方が出始めた。デンソーは「他社との協業も視野に入れ、新型パッケージ技術の採用を検討していく」(大竹氏)という。。(日経Automotive_Technologyより)
こういう状況の変化から、FOWLPを車載ICに使う検討が今後急ピッチに進み、2020年以降にも実用化する可能性が言われ始めているわけである。

アピックヤマダは、とりあえずは半導体業界向けにFOWLPが急成長、そのあとは車載用も加わり高成長は長く続くというシナリオが描ける。いずれにせよ、同社の前途が洋々たるものであることは確定的だろう。

【LITALICO】
東証1部昇格(3.17日)まで14日~16日=3立ち合い日ある。この間に、一相場出す(=1770円を上回る)可能性があろう。この会社の事業の有望さを確信し、見守ろう。

3月14日 0時15分記

日東ベスト(推)は4-12月期決算を2.10日に発表している。
経常利益は15.56億円(前年同期は11.66億円)で、あと3ヵ月を残して通期予想の14.00億円を1割以上も上回った。にもかかわらず、会社は通期予想を変えなかった。本当に通期は14.00億円前後しか経常利益は出ないのだろうか?

私は、推奨時の記事で17億円強と予想している。
今回、さらに精査した数字を公表しようと、これを書いている。

その前に、本当に通期は14億円前後しか出ないのか、もっと出るに決まっているのに、会社は変更しないのか、この謎を解いてみよう。

2016年3月期決算(経常利益)を調べてみると、この謎が解けて来るように思われる。以下、単位を付していない場合は単位=100万円。

4-9月中間期=予210→実績535
4-3月 通期=予600→予1000→予1150→実績1273
このように、極端に控え目な予想を出し、上方修正しながら、最終的には、その数字さえ上回って着地というのが、前期である。

今期も、これまでを見ると、まったく同様の経緯をたどっている。
2017年3月期決算の数字を見てみよう。
4-9月中間期=予480→実績781
4-3月 通期=予1150→予1400→実績?

2017年3月期通期の経常利益が、実際にどうなるかはさておき、上記の数字をよくよく眺めていれば、今回も、結局、大幅に上方修正されるだろうという私の見込みに納得されよう。

では、通期の経常利益を予想してみよう。
①2016年3月期は、通期は中間期の2.38倍になっている。    これを適用すると…・18.58億円
②2016年3月期は、通期は4-12月期の1.09倍強になっている。これを適用すると…・16.99億円
③今期は前期比で4-9月期は246、4-12月期は390、上回っている。
  通期では534{390+(390-246)}上回るとする。        これを適用すると…・18.05億円

以上のようになっているわけだが、これらから判断すると、17億円~18.5億円くらいになるとみる。
絞って(多少固めにみて)17.5億円。

会社予想  =14.0憶円
四季報予想 =16.0億円
鎌倉雄介予想=17.5憶円

為替は再び、円高傾向になり、食品株は、ここに来てニチレイ、マルハニチロ、ヨコレイ(推)、はごろもフーズなどが堅調な展開となっている。こうした中、3.09日に1337△300のストップ高を一時つけたとはいえ、その後、そこからは大きく下げた日東ベストは、他の食品株と比べ、超低PER、業績大幅上方修正含みが、早晩、大きく見直されるとみる。小型の好業績株として、かどや製油やあじかんを彷彿させる大相場に発展しても、何ら不思議はない。1337円は終点ではなく、さらなる高みに向かう一里塚となる可能性大とみる。


3月13日 20時41分記

相場見通し等については深夜に書く予定です。
10日の相場は主力株中心に大幅高となった。
それでも、当道場銘柄もおおむね堅調だった。
ここ目立つのは、推奨後6ヵ月以上経過し(実績にならない)たり、見放しかけていたりした銘柄の大幅高だ。10日もエランが1767△131と急騰した。また昭和真空も1234△40と上げ、推奨後の高値1238円(昨年11.24日)に、あと4円に迫った。TOKAI HD(推)も2.03日に付けた昨年来高値を1ヵ月余ぶりに更新する895円まであって879△14。少し前のことだが夢テウノロジーも07日に2227円という高値を付けている。

こうしてみて来ると、私の推奨は、先見の明があり過ぎるというか、タイミングが早すぎるというか、いずれにせよ、多くの銘柄は、いずれは大きく上げているということである(前稿の実績表も併せ見られたい)。

【LITALICO】
先見の明というより、これはラッキーに近いのだが、ご存知のように、LITALICO(推)は、10日、引け後、東証1部への上場市場変更承認が発表された(実際に東証1部に昇格するのは3.17日)。これを受けPTS最終値は1779△129。
とりあえず、13日は大幅高必至だが、その後の展開がどうなるか。13日から16日はマザーズのまま、17日から1部での売買となるわけである。17日、実際に1部に移ったら大幅安といったケースもある。13日から16日で大きく上げたような場合は、特に要注意のわけである。臨機応変、機敏に対応したい。
ただ、これは超目先の話である。多少、長い目で見れば、そういう細かいことに、あまり気を使わないのも一つの行き方だろう。
1850円以上、もしくは2137.5円(上場来高値)以上も、十分ありうる話なのだから。それでも、大きく上げた局面では一部は売っておくという慎重な行き方も考慮に値するだろう。

四季報発売(3.17日)を間近に控え、ここからは業績の上方修正が有望(四季報でもいい数字が記載されている可能性が十分ある)な銘柄を狙いたい。

食品株で、ヨコレイ(推)、不二製油(推)、フジッコ、日東ベスト(推)。
輸出関連ではダイフク、ミネベアミツミ、ツバキ・ナカシマ。
中でも、ニチレイの新値追いで一段と出遅れが目立って来たヨコレイ、今期業績の上方修正が有望にもかかわらずほとんど言われていない不二製油に注目したい。

アピックヤマダ(推)は、FOWLPの市場拡大、特に近々予想されるのが車載向けへの販路拡大で、飛躍が期待できる。とりあえず、「FOWLP 車載向け市場」で検索すれば、多くの情報、アピックヤマダの有望さが実感できよう。

3月12日 23時39分記

いやはやと言うかとほほと言うか、身も心も疲れる値動きではあった。
日東ベスト(推)である。
1080△43(9時03分)で寄り付いたが、9時17分には1337△300のストップ高(この時点で全上場企業値上がり率1位)。しかしその後急落、13時40分には1109△72まで下げ、終値は1133△96。

同社の業務用やわらか食は、病院・老人福祉施設等で使われ、いつまでも「おいしく」「楽しく」食事ができるお手伝いをしている。
SGなめらかトマトは「特別用途食品えん下困難者用食品許可基準Ⅱ」の表示許可を受けている。
家庭向け介護食品(冷凍宅配)の提供も行い高い評価を得ている。
また、卵・乳不使用の専用工場を建設、アレルギー対応の要望が高い学校給食等に供給もしている。
まさに、今後一段と進む高齢化社会等のニーズに応える商品群であり、需要は拡大の一途、同社の業績向上を支えるだろう。

その業績だが、経常利益(単位=100万円)は

2015年3月期=  199
2016年3月期= 1271
2017年3月期=予1700強
2018年3月期=予1900

かどや製油は09日、6650△700まであった(終値は6220円)。昨年来安値2644円から2.5倍にまでなった株価をいぶかしがる声も聞かれるが、背景は驚異的業績向上であろう。2017年3月期の予想経常利益は25.0億円→33.0億円へ大幅上方修正している。来期も大幅増益が期待できる。

こうしたことは、日東ベストにも当てはまる。ならば、同社もかどや並みの大相場に発展する可能性はあろう。09日の1337円で計算しても、昨年来安値693円からは1.9倍に過ぎない。かどやの上昇率2.5倍なら1733円となる。
PER(来期予想実質値)を見てみよう。
かどや製油は6650円で26.0倍
日東ベストは1733円で18.4倍 ちなみに26.0倍に買えば2452円。

こういう激しい相場なので、なんでもありで、いったい株価がどういう展開をたどるか的確に予想することは全く不可能だが、言えることは日東ベストの時価は、なお超割安であり、同社の事業内容、成長力(ベトナム新工場で日配惣菜製造に参入、本年3月から供給開始という材料もある)等からして、09日の上げは、大相場の序曲だったのかもしれないということである。

他の銘柄に付いて十分ふれることができなくなってしまった。
以下、ごく簡単に。

ヨコレイ(推)は1138円まであって昨年来高値を大きく更新した。上げ幅を大きく縮小して終えたが、1200円以上を目指す可能性大とみる。

フジッコ、ダイフク、ミネベアミツミ、渋谷工業は上げたが、さらに上を目指そう。

TOKAI HDは865△13と続伸したが、引け後、株主優待の拡充を発表、いよいよ889円の昨年来高値更新となりそうだ。

LITALICO(推)は、ここ微調整中だが、同社の事業内容が現代社会の要請にぴったりマッチしており、相場が、こんなもので終わらないことに疑問の余地はないであろう。超強気。

アピックヤマダ(推)について。
ECU(電子制御ユニット)の性能を左右するのがプロセッサーICだが、そのパッケージ技術が大きく変わる兆しが出ている。自動車業界で、Appleが2016年9月に発売した「iPhone7」などに採用したFOWLPをECUのICに使う検討が進んでいる。低コストと薄型化の両立が可能だからだ。2020年以降に実用化する可能性があると言われ、これが市場で知れ渡れば、アピックの株価は居所を変えるだろうというのが、私の読みだが、詳細は後日。

3月10日 0時39分記
>週末のNYダウはほぼ横ばい(0.01%高)、為替は1ドル114.05円とやや円高、CME日経平均先物は9円安。
中小型株にほどよい数字であろう。

と前稿で書いたが、実際06日の相場は、主力大型株が軟調で、日経平均(-0.5%)、TOPIX(-0.2%)とも下げたが、小型株指数は小幅プラスだった。
2部、JQ、マザーズはそろってプラスだった。マザーズは11連騰で、これは2014年5.26日~6.03日以来だという。しかし、JQなど何と17連騰!!だった。これは何年ぶりなんだろう。これでは、当道場の成績が良いのも当然だろう。

アピックヤマダは、あっさり600円台に乗せ(高値は606円)、終値は585△11と昨年来高値更新。
LITALICO(推)も1697△61の高値引けで昨年来高値更新。
アルバック、日東ベストも昨年来高値更新。
不二製油(推)、ヨコレイ(推)、N・フィールド(推)、ダイフク、昭和真空(推)、ミネベアミツミ、オウケイウェイブ(推)なども上げた。

フジッコ、TOKAI HD(推)、マイネットなどは下げた。TOKAIのだらだら下げるのが気になるが、理由ははっきりしない。早晩、戻すとみているわけだが、いつになるかは不明。

依然、中小型株向きの環境であり、基本的に強気でいいと考えるが、ここまでかなり上げたのも事実だ。動きの悪い銘柄を一部は売って動きのいい銘柄を買うことを、お勧めしてきたが、今後は、大きく上げた銘柄、吹き上げた銘柄については、ある程度は、そうした局面で利食うことも考慮するといいだろう。
大半は深追いしつつも、一部は着実に利食い、その資金で、また新たなフレッシュな銘柄を探し投資するわけである。これまで挙げた銘柄で言えば、不二製油、フジッコ、ヨコレイ、ダイフクなどが、出遅れ割安銘柄として、ここを買ってもいいだろう。

LITALICOは、とりあえずは1750円~1800円がありそうだ。そのあとは?強気堅持、2000円以上とみて持続か、ある程度は売っておくか、まあ堅実路線を取るか大利路線で行くか、各自性格で。もちろん、少し長い目で見れば1800円などで相場は終わらないだろう。

アピックヤマダも悩ましいところだが、出来高が少ない、これは余力があるとみて、まだまだ大きく上値を残すとみるのが普通だろうが、ここは堅実にという判断もあろう。ただ何度も書いているように、材料の大きさ、来期以降の業績を見据えるなら、相場はこんなものでは終わらないだろう。
また書けなかったが、FOWLPは、今後自動車向け等にも用途が拡大しそうであり、具体的な動きも出つつあり、これが一般に知られ評価されるとなれば、上記の強気予想は一段と現実味を帯びる。

3月07日 0時15分記
相場は、ここ、やや中小型株優位の展開となっており、特に当道場銘柄は、アピックヤマダ(推)の快進撃もあって好調だ。
推奨銘柄以外で、最近挙げた日東ベスト、ダイフクの動きがいい。

日東ベストは、ここ変わらずを挟んで9連騰、ついに1000円大台に乗せた。出来高が少ないのと、連騰中だったので、推奨銘柄にしなかったのだが…4-12月期決算では、経常利益・純利益とも、すでに会社の通期計画を上回っており、今期業績の大幅上方修正は必至だ。来期も続伸が予想され、来期予想1株利益は名目で100円接近、実質でも92円程度が予想される。PER20倍以上が普通の食料品株で、この低PER(来期ベースで10倍~11倍前後)は、なお超出遅れであり、一息入れるにせよ、ここからさらに大幅高の可能性大とみる。

ダイフクも、ヤマト運輸問題(物流ボトルネック問題)もあって、同社の立体自動倉庫等の物流機器事業への注目が高まっている。また半導体関連でもあり、ここから上昇加速となるような気がしてならない。私も、これに気付くのがやや遅れ、持ち株は少ないが、ここから買い増していく方針だ(こういう大型株は、こう書いても影響ほぼゼロなので書くわけである)。

不二製油(推)、ヨコレイ(推)、フジッコ、TOKAI HD(推)などは一服となっているが、割安、出遅れは明らかであり、目先の動きに動揺せず、強気でよい。

動きの悪い銘柄で、いつまでも動かない(あるいは下げ続ける)ものは、ある程度(の株数)は見切り、動きのいいものにチェンジ、ポートフォリオを時流に合ったものに、日々、組み替えていくことが、好結果につながる。嫌でも、苦しくても、そういう行動をする癖を身に付けたい。

過去の銘柄(よって当然実績にもカウントしない)で、ここ天井知らずに上げるものが目立つ。
アビスト4300△280、エラン1627△24、夢テクノロジー2165△125などである。どこまで売らずに持つか、何十年株をやっていても、その極意を掴むに至らない。この3銘柄、私は夢テクのみ少し保有。

LITALICO(推)は1636▼34。しかし、この銘柄など、じっくり持っていれば2000円など軽く突破しているような気がしてならない。
ニッチ分野でガリバー化が予想されることから期待した当道場銘柄としては、N・フィールド、アトラがあり、どちらもそれなりに上げたが、最近はやや元気がない。それは意外に早く店舗展開が進んだり、既存業者の壁が意外に厚かったりしたためだろう。しかし、LITALICOの場合、そういう懸念もごく小さい。詳しくは別の機会に譲るが、今後も膨大な市場が残されており、またLITALICO希望者(困った末の表現なので了とされたい)がたくさんいそうなのである。さらに既存拠点の利用者数も増加が続く。

>アピックヤマダは527円(昨年来高値更新)まであって510△5。出来高は約40.3万株だったが、1.20日は同259.3万株だった。今後出来高が増加、株価もそれにつれて上げるという展開を予想している。259.3万株を上回るとき、株価は600円とかそれ以上になっているか(正夢になるか妄想に終わるか。これ以上書いてあれこれ言われるのも嫌なので、ここまでとする。真意はお分かりいただけよう)。(2.26日付け)
としたわけだが、594円まであって574△29。なお出来高は84.2万株であり259.3万株にはほど遠い。(といっても、人気化すれば一気に届くこともありうる)出来高を注視しつつ、対処法を考えよう。ただ、目先を離れ、FOWLP、同社の将来性を考えると、やはり、じっくり熟成を待った者の勝ちということになるのではないか。

週末のNYダウはほぼ横ばい(0.01%高)、為替は1ドル114.05円とやや円高、CME日経平均先物は9円安。
中小型株にほどよい数字であろう。

3月05日 22時16分記
02日の相場は、日経平均、TOPIXとも0.8%前後の上昇となった。2部、JQ、マザーズは小幅な値上がりにとどまった。

当道場銘柄は、堅調なものが多かった。
アピックヤマダ(推)は545△33と、昨年来高値を大きく更新、LITALICO(推)も1670△48で昨年来高値1675円の更新こそならなかったが、終値としては最高値となった。
ヨコレイ(推)、不二製油(推)、昭和真空(推)、オウケイウェイブ(推)なども上げ、また前前稿で挙げたダイフク、渋谷工業、フジッコ、日東ベストもそろって上げた。アルバック、PR TIMESも大幅高。

N・フィールド(推)、TOKAI HD(推)、TOWA、カイカ(推)などは下げた。

アピックヤマダは、ようやくFOWLPの今後の急速な伸びや、その本命という位置が知られ始めたようだ。ただ、それでも、株価は、適度な調整を挟んでの比較的穏健な上昇(2.03日以降、3日連続の上昇は1回もない)でここまで来ており、出来高も最近のピークだった259万株(1.20日)に対し、3.02日は38万株に過ぎない。
これは、相場がまだ比較的若く、目先のピークもなお少し先ということを示すものだろう。
>現在はモバイル機器向けが中心であるが、自動車向けも期待される。今後信頼性の向上やコストダウン、多ピン化技術が進展すればモバイル機器以外の用途での採用も進むとみられる。(富士キメラ総研「2017 先端/注目半導体関連市場の現状と将来展望」)
わけだが、特に自動車向けでは、期待できそうな動きもみられる。この辺も考慮するなら、想像を大きく上回るようなスケールの相場に発展する夢も、あながち夢にとどまらないかもしれない。

LITALICOも、これまで苦難の道を歩みつつ、ついにここまで来た、の感がある。逆に言えば、道を十分踏み固めてのこの株価だ。いよいよ1700円大台乗せとなるか。これまた、事業内容、社会からいかに求められているか、成長力等を考えると、なお大きく上昇余地を残すとみるところだろう。。

新四季報発売も近いわけだが、進捗率等から、好業績や上方修正が期待できる日東ベスト、フジッコ、ダイフク、不二製油等も狙っておもしろい(できれば押し目がいいが押し目待ちに押し目なしかもしれない)。

3月03日 1時00分記
【アピックヤマダのFOWLP売上は今後も急増か】
        
               2014年  2015年  2016年  2017年  2018年  2019年  2020年
FOWLP市場        107億  164億  予251億  予383億 予586億 予896億 予1363億                     
アピックFOWLP売上    9億    29億  予43億  予65億  予100億 予152億 予 232億 
同比率            8.5%   17.7% 予17%  予17%  予 17% 予 17% 予 17%       
アピック総売上      116億   109億 予120億  予136億    -    -     -  

前稿で空欄だった2017年~2020年のアピックFOWLP売上等を埋めたのが、上表である。
富士キメラ総研はFOWLP市場が2014年の107億円が2020年には1363億円に急拡大すると予測している。この数字を前提に、この間の平均伸び率をだし、各年のFOWLP市場規模を予測、このうち、アピックヤマダ(推)が17%(2015年実績の17.7%をもとにこうした)のシェアを取るとして、各年のアピックFOWLP売上を算出した。 

アピックの総売り上げは、2015年(2016年3月期)は前年比で減少したわけだが、これは電子部品(LED関連が主)が原因で、FOWLPを含む電子部品組み立て装置は売り上げ増となっている。今後はFOWLPの売り上げ急増で、その比率が高まり、総売り上げも順調に増加すると読める。
あえて上表の-を埋めるなら、アピック総売上は2018年175億、2019年225億、2020年280億。

技術革新が速く、先を読むのがきわめて難しい現代、こうした予測が、どの程度当たるかは疑問も残るのも確かだが、それにしても、FOWLP市場が、今後急速に拡大するというのは、ほぼ一致した予想である。富士キメラ総研の予測では、年率50%余、別の予想に30%という数字もあったと記憶する。
このように、他にほとんど類を見ないような高成長が期待できる市場で、トップクラスの位置を占めるアピックヤマダの株価が、PER的にも割安くらいなのは、不思議と言うしかない。逆に言えば、本格的な相場は、これからということであろう。

私は、アピックヤマダのFOWLP(WLP)については、四季報の2015年夏号で知った。
【WLP】「半導体実装技術WLPがスマホの高機能薄型化で採用拡大中。当社はWLP全自動量産装置で唯一のメーカー。」とある。
これが頭に残り、いつの日か大相場になるのではと思い、寝かせて来たわけだが、今まさに孵化しつつある。
四季報の新春号(最新)には
【手応え】実装技術WLP対応機は中韓勢からも引き合い。台湾特定企業に受注依存の前期と一変。
とあるのは、前にも紹介した通り。
そしてWLPはFOWLPへとさらに進化、ここでもアピックヤマダは、リーディング・カンパニーのわけである。

しかも電子部品組み立て装置(主なものがFOWLPであろう)は、受注残豊富なのだが、納品の多くが2018年3月期(装置の高度化で納期が延びているという)になる。「2018年3月期は装置出荷が本格化。」(四季報)とあり、今期業績も上振れ期待があるが、来期は驚異的大増益もありうるのである。

3月01日 20時25分記

【01日の相場】
>TOKAI HD(推)も高かったのが結局下げて終わり、これで5日続落(辛抱強い方は、ここを買うのもいいだろう)。
としたが、01日は846△20で、5日続落で下げた分(16円)以上に上げた。

>ダイフク、渋谷工業、フジッコ、日東ベストなどだが、なかなか、素直な動きをしない。特に渋谷工などは2950円まであって2854▼24という惨状で巨額の含み損状態(笑)。訳もなく大幅安というのは最近よくあること。その下落場面を買えるとうまくいくことが多い。特に好業績銘柄ではそうだ。
というわけで、これら銘柄は、安いところは買いで報われよう。
としたが、ダイフク2691△67、渋谷工業2965△111、フジッコ2456△23、日東ベスト940△12と、そろって上げた。

逆に、前日、昨年来高値を更新した3銘柄は、LITALICO(推)1622▼30、アピックヤマダ(推)512▼5、不二製油(推)2531▼1と、こちらは逆にそろって下げた。

まさに、これが今の相場だ。日々の値動きに一喜一憂し、衝動的に行動すると、失敗する危険が大きい。十分検討して自信の持てる銘柄を選び出し、日々の値動きに惑わされず、信念を持ってブレずに行動することが重要だ。もちろん、銘柄選択が誤っていては、話にならないわけだが。

アピックヤマダ、LITALICO、不二製油、TOKAI HD、ヨコレイ(推)は強気堅持。
新しいところでは、前稿で挙げたダイフク、渋谷工業、フジッコ、日東ベストも、業績の上方修正が期待でき、狙っておもしろいだろう。

3月02日 0時19分記
【アピックヤマダとFOWLP市場】
アピックヤマダ(推)は、昨年来高値更新となる529円まであって517△9と、人気化してきた。
そこで、いよいよ、同社が期待のFOWLPで、今後、どのような成長軌道を描くのか、私の分析を示そうと思う。

マーケティング&コンサルテーションの富士キメラ総研は「2017 先端/注目半導体関連市場の現状と将来展望」を、本年1.17日に発表している。
以下、ここに掲載されているFOWLP(=FO-WLP)に関する重要部分を引用する。     

■注目パッケージの世界市場予測

            2015年    2020年予測   同2015年比
FO-WLP     107億円     1,363億円      12.7倍

2016年にAppleのAP(Application Processor)に採用されたことで大幅に市場が拡大する見込みである。APへ採用された背景に多ピン対応がある。従来FO-WLPは多ピン化が難しかったが、工法の改善により量産技術が確立された。2017年はさらに採用メーカーが増えるとみられ市場拡大が続く。

FO-WLPの課題は製造コストである。FO-WLPはウェハー状で製造しているが、従来のFCパッケージは大型パネルでの一括プロセスによって低コストで製造できる。パネルでのFO-WLPの量産技術はいまだ開発途上であるが、多くのメーカーが取り組んでおり、将来的には確立すると予想される。
 
また、現在はモバイル機器向けが中心であるが、自動車向けも期待される。今後信頼性の向上やコストダウン、多ピン化技術が進展すればモバイル機器以外の用途での採用も進むとみられる。

次に、電子デバイス産業新聞の記事「電子デバイス新潮流 ~専門記者の最前線レポート」
151回 第2ステージに突入、FOWLP市場(2016年6.17日)より。
ここに以下の記述がある。

>半導体用モールド装置大手のアピックヤマダもInFO特需を受けた。同社は以前からFOWLP用モールド装置を手がけており、同分野ではパイオニア的存在。2016年3月期)売上高のうち、WLP装置の売上高(単体ベース)は同3.2倍の29億円と大きく拡大している。

この2つの情報をもとに、私が以下の予測(かなりラフで大胆なもの)を出してみた。

               2014年  2015年  2016年  2017年  2018年  2019年  2020年
FOWLP市場        107億   164億  予251億 予383億 予586億 予896億 予1363億                     
アピックFOWLP売上    9億    29億   -      -     -    -      -
同比率            8.5%   17.7%  -      -     -    -      -
アピック総売上      116億   109億  予120億 予136億    -    -     -    

注1=アピック(アピックヤマダの略)の売り上げは、例えば2015年のか所の場合2016年3月期のもの。 
注2=アピックFOWLP売上の数字は単独決算の数字。アピックヤマダは単独決算に比べ連結決算の方が8%くらい売り上げが多いが、連結の場合FOWLP売上が増加するのか不明なので、とりあえず無視。
注3=表の空欄(-)については、次回に予想数字を入れ、アピックヤマダが、今後どう変身するかを示す予定である。

2月28日 21時14分記

【LITALICOも新高値】
28日の相場は、日経平均の場合高寄りし一時は160円(0.8%)高まであったが、後場終盤、急速に上げ幅を縮小、結局12円(0.1%)高にとどまった。ただ医薬品株の下落や大型株の下げが響いたもので、大型株指数以外はプラス、騰落銘柄数も値上がり銘柄が値下がり銘柄数の2倍近かった。2部、JQ、マザーズはそろってプラスだった。

こうした当道場銘柄向きの展開で、アピックヤマダ、LITALICO(推)、不二製油(推)が、そろって昨年来高値を更新した。昭和真空(推)、デザインワンなども上げた。
ただ、ヨコレイ(推)は昨年来高値を更新したのだが、その後下げに転じ終値は1063▼14、TOKAI HD(推)も高かったのが結局下げて終わり、これで5日続落(辛抱強い方は、ここを買うのもいいだろう)。またTOWAは1858▼86、PR TIMES2615▼162のように急落する銘柄もあり、依然予測しにくい相場ではある。

LITALICOは前日比22円安まであったが後場に入って間もなく、昨年来高値更新となる1675円まであって1652△37。出来高も3日連続で増加、1.04日の大納会以来の多さになった。新たなステージに入った可能性がある。いよいよ1700円台突入かもしれない。その後は、その時考えればよい。

私は、好業績で、今後上方修正必至という観点から、いくつかの銘柄を、ここ(27日、28日)打診買いしている。
ダイフク、渋谷工業、フジッコ、日東ベストなどだが、なかなか、素直な動きをしない。特に渋谷工などは2950円まであって2854▼24という惨状で巨額の含み損状態(笑)。訳もなく大幅安というのは最近よくあること。その下落場面を買えるとうまくいくことが多い。特に好業績銘柄ではそうだ。
というわけで、これら銘柄は、安いところは買いで報われよう。

2月28日 23時46分記