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外部環境良しと、楽観的になった途端、為替は一気に円高へ、原油価格の上昇で世界景気への悪影響が懸念され、とどめはエルピーダメモリの会社更生法適用申請。これだから、株は恐ろしいと言うか面白いと言うか。

サンコー(推)は270△15の高値引け。私の発掘したスマートメーターがらみの材料は、本来ストップ高して当然の材料だ。それが、これだけ時間をかけて、ようやくここまで上昇したわけだが、今後スマートメーターの家庭への導入に向けた具体的スケジュール等が明らかになり、スマートメーター関連のマスコミ報道も増加しよう。そうした中で、スマートメーターの重要部品であるバスバーを供給するサンコーも徐々に高い評価を得よう。279円高値更新を言い続けてきたわけだが、これは高値吸い寄せパワーが働いて、近々実現となろう。そこでどうするか。天井はもっとはるか上とみるが、とりあえず279円更新で、一息入れる可能性は当然かなりある。いったん売ってなどと考えると買い戻せない怖れもある。まあ、よく考えて対処されたしといったところ。

ヤマダコーポレーション(推)も、戻り高値更新となった。出来高も急増、2月03日の78000株を上回った。円高に戻ったのはマイナスだが、ここまで来た以上、サンコー同様、203円の昨年来高値更新となろう。

Gテイスト(推)も一時50円を回復、引けも49△2。完全に上昇軌道に復帰したと見てよく、53円を抜けば、68円の昨年来高値奪回は、そう難しくないだろう。27日も東証2部は無配など、いわゆるぼろ株が値上り率の上位を独占した。Gテイストの同業で、売上高もほぼ同じ魚喜は再びストップ高して107△30。ついこの間までGテイストより10円高い程度だったのが60円近い差になったわけだ。これはもちろん魚喜が高すぎるのだが、Gテイストが安過ぎるのも事実。来期の予想1株利益は実質値ではほぼ同じ。
49+107÷2=78
この辺が、両社ともの妥当株価であろう。

JQは、フォーバル、ウィル、燦キャピタル、サムティ、クリエアナブキなど、中堅不動産が値上り率上位に顔を出している。住宅ローン金利は、ここに来て一段と低下、優遇で変動の場合0.7%台まで出ている状況だ、マンションの月間契約率も好調だ。
前回、うっかり見落としていたコード番号3000番台の銘柄もチェックして、新たに、以下の銘柄を有望銘柄としてあげておこう。
8904 サンヨーハウジング名古屋
8909 シノケングループ
3242 アーバンネット
3271 THEグローバル社

相場は、こうと決め付けず、ある程度、どう転んでもいいようにポートフォリオを構築して、対応していくのが良さそうだ。

ハザマ(推)・サンデー・トスネットなどの復興関連、東海ゴム・TPRなどの輸出関連も、心配いらないだろう。

なおディップ(推)は800円配当の権利落ちだったが、落ち分を埋めただけでなく50円高で引けた。

2月28日 0時55分記
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