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前回、為替感応度(為替相場が1円変動したときの各企業の営業利益の年間変動額)を、いとも簡単に算出する鎌倉式手法を公開した。残念ながら、読者の反応はあまりはかばかしくなかったようだが、ここでは、実際にヤマダコーポ(推)の為替反応度を算出し、業績にどう影響するかを考察してみよう。

ヤマダコーポの今期予想売り上げ高は85億円。輸出割合は40.9%(2011.4-12月期実績)なので輸出額は約34.8億円。1ドル75円から76円に1円円安になった場合、輸出額は
34.8÷75×76≒35.3億円
つまり輸出による手取り額は34.8億円から35.3億円へと0.5億円増加する。

この19%程度、営業利益が増加するというのが、前回得られた結論である。つまり
5000万円×0.19=950万円
営業利益が950万円程度、1円円安で増加するということである(ただし、これにはユーロでの分も含む)。
営業利益は、この場合、経常利益に置き換えても問題ないので、以下は経常利益としよう。同社が想定為替レートをいくらにしているか不明なので、詳細な分析は出来ないが、現在程度の水準が続くなら、来期は、恐らく6円前後の円安と判断していいだろう。5000万円から6000万円程度、経常利益を押し上げるということである。8億円程度の経常利益が予想されるわけだから、それより7%程度、増加するということで、かなりインパクトがあるといっていいだろう。
月曜以降の値動きが楽しみだ。

相場見通し等については、深夜書く予定です。

2月26日 21時52分記
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