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2011.11.21 闇に蠢く
言うまでもなく乱歩から拝借した。

まさにこの言葉がぴったりの、日本の株式市場だ。
NYタイムズ、WSジャーナル、FACTAなどが、オリンパスと闇社会の関係に言及する中、日本の主要マスコミはだんまりを決め込み、これが功を奏したか、21日、オリンパスはストップ高。オリンパス情報がらみで「闇株新聞」(ブログ)も人気独占状態。

また、ここ何のまともな材料もなく日東紡、新日本理化が急騰を演じている。例の旧誠備グループ=加藤晟が手がけているのでは、という噂で上げているのだという。こちらも、もちろん「闇」社会とのつながりが云々されるところだ。

不幸につけこんで取り込むのは、オウムなどカルト宗教の常套手段だ。
現在の日本の株式市場も、打つ手なしの超閑散・底なし沼状況だ。そのため、こうした、怪しげな勢力にすがる人たちが激増しているのだろう。

情なくもあり、また驚いたことが二つある。

一つは、夕刊フジ(11月16日付け)「株ー1グランプリ」に登場の6氏の推奨銘柄(1人3銘柄挙げるので合計18銘柄)を見ると、なんとオリンパス、新日本理化を2人が、また1人は日東紡を挙げているではないか。もちろん誰も加藤晟に期待などとは、決して書かない。「日東紡は断熱材需要が見込め、株価は高値圏ながら要マーク」といった具合だ。
まあ、このルールは、「その後の高値」方式だから第一ステージで遅れをとった方が、博打的手段に出るのも、分からんではないが、ちょっとさもしいんでは・・・

もう一つは、日本の主要マスコミ(朝日、読売、毎日、日経、NHK)は、オリンパスと暴力団、あるいは、それを報じたNYタイムズ電子版について、沈黙を守っている。何があるのだろう。オリンパス上場維持に向けた阿吽の呼吸かなどと、私は憶測していた。
で、昨日ネットで調べてみたら、なんと日経電子版がNYタイムズ電子版の記事について書いているではないか。しかし、今日の夕刊時点までで、日経は、依然触れていない。アリバイ工作的に電子版にだけ載せたのだろうか。NYタイムズだって電子版だろ。電子版の読者獲得に燃えてるところだから、ちょうどいいし、申し開きも立つ、まさに一石二鳥だわい、ということか。
いやはや、茫然、唖然。

というわけで、まじめに株をやってるのは、わらわ一人ではないか(まさか)と嘆く鎌倉雄介であった。

11月21日 16時45分記
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