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28日(土)の欧米市場の株価は、ヨーロッパ各国、アメリカとも小動きだった。
ひとまずヨーロッパの債務不安が後退したことで、安心感が広がっている。
小幅続伸したNYダウは、これで7月28日以来の高値となる。
ちなみに7月28日の日経平均は9901円、10月28日は9050円。NYダウに比しこの下落分だけ弱かったとも言えるわけだが、その原因の大半は、ここに来ての円高進行に求められよう。

こう考えると、円高の悪影響を強く受ける輸出関連は、今後も当分避け、内需の好業績株を狙って行くというのが、常識的な判断だ。
ただ、ここに来て、企業もようやく、想定為替レートの見直しに、続々動き始めている。すなわち、29日付け日経朝刊1面トップで大きく伝えられているように、日本電産の1ドル75円、1ユーロ105円を始め、体力のあるところは、現在のレートかそれをやや上回るくらいの円高を想定したレートで、収益計画を見直している。その上で、今期業績について、期初予想を達成できるとか、上回るところも出てこよう。今後は、そういう企業中心に、輸出関連にも、目が向けられる可能性は、十分ある。
このことも頭に入れて、今後の作戦を、考えていく必要があると考えている。

一例を挙げれば、27日に9月中間期決算を発表したアンリツは、スマートフォン用計測器が好調で、期初予想を上回った。通期ついては営業利益は増額したものの、経常利益、純利益は据え置いた。ただし最終的には増額される公算も十分あろう。株価は909円と、8月31日に付けた年初来高値934円を射程に入れている。
ほかにも有望銘柄は数多くあろうが、私は、輸出関連を、ここほとんど見ていないので、すぐに上げることが出来ない。また、相場の流れがどう転ぶかも、予断を許さない。おいおい調査を進め、頃や良しとみたら、紹介したいと考えている。

さて、福島第一原発事故に伴う汚染度などを保管する中間貯蔵施設に関し、政府は29日、その整備に関する工程表を公表した。
2012年度中に立地場所を福島圏内で選定、14年度をめどに搬入開始、それまでは市町村ごとに仮置き場で管理するというものだ。中間貯蔵の期間は最長30年、この間に最終処分は福島県外で終えるとしている。
「福島県外」と言っても、どこが引き受けるのか、大いに疑問だが、株式投資の観点からは、それは、問題にすることではない。とりあえず、これで、除染作業が、大きく前進する素地が整ったことになる。
工程表では、
2012年1月=本格的な除染を開始。仮置き場への本格搬入開始。
となっている。いろいろ疑念もあろうが、格別強い反対もなく、評価する自治体もあると言うことなので、恐らく1月からの本格除染は、比較的スムーズに行くのではないか。
となれば、いよいよ、ハザマ、ライト工の出番だ。また周辺銘柄として、世紀東急を含む道路、浚渫(海洋土木=マリコン)も、いいだろう。

タカトリ(推)が28日、引け後に9月中間期決算予想の上方修正を発表した。
関係会社ウインテスト(マザーズ)の株価回復が、その(純利益が1.6億円から4.58億円へ激増)主原因で、このことは当欄でもすでに予想していたことではある。それが現実化したわけだ。
それはそれとして、経常利益も小幅ながら増額になっている。また配当も20円予想(前期8円)にさらに上積みし23円にすると発表した。似た材料で人気化した安永が大幅減額修正したのとは、大変な違いである。
同社の場合、ワイヤーソーがLED、太陽電池に加えスマートフォン向けにも使われ、伸びているのが強みなのではないか。下げっぱなしだった株価だが、31日にどう動くか要注目だ。

10月30日 22時27分記
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