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週末21日(金)の欧米の株価は、各国そろって大きく上げた。
ギリシャの債務削減、欧州銀行への資本増強等で進展が見られ、ヨーロッパの債務危機克服の方向に、多少なりと前進が見られることが、好感されている。今後は26日のユーロ圏17カ国の首脳会議で決定を目指す包括戦略が、焦点となる。

一方、為替の方は、21日のNY外為市場で円は一時1ドル75.78円の史上最高値を付けた後、76.25円~76.35円で取引を終えている。ユーロは1ユーロ106.01円と、やや円安。
CME日経平均先物は、欧米株大幅高を対ドルでの円高が、やや打ち消し66円ほど高い水準。

こうした外部環境を見る限り、とりあえず、日本の相場は、まあ何とかなるかといったところ。
為替は、よほどのことがない限り、対ドルで大きく円安に行くことは、ほとんど期待できそうにない。ただ、またぞろ政府・日銀による円売り介入がささやかれ始めたから、ここから75円を割り込んで円高が進むことも、少なくとも、当面はなさそうだ。しかし、いずれにせよ、かなりの円高水準が当面続きそうということである。結局、これまでも繰り返し、言ってきたように、輸出関連は、原則として投資対象から外したままでよい。

で、内需ということに、当然なるわけだが、小売を見ると、ローソン、ファミリーマートなどのコンビ二は比較的強いものの、バロー、クリエイトSD、コメリなどは、そこそこ下げている(読みが外れ反省しきりである)。
となると、やはり、震災復興関連の建設株を本命にすえるのがよいだろう。

22日に千葉県柏市で最大1㎏当たり27.6万ベクレルという高濃度の放射性セシウムが検出された。壊れた側溝から漏れた雨水が原因のようだが、いずれにせよ、こうしたニュースが次々伝えられるというのは、日本が広範囲で放射能に汚染されているということだろう。今後ますます「除染」が声高に叫ばれるようになろう。エコポイントなんかとは違うから、予算がなくなるんで、この辺でおしまいとは、いかない。現在は建物の高圧洗浄や学校のグラウンドや公園等の表土はぎとり、通学路の除染といったことが中心のようであるが、今後は、福島県内の住宅地のトータルの除染、田畑の除染など、さらに大規模な除染が、本格的に行われることになろう。

ライト工(推)、ハザマ(推)の、除染絡みの材料が、折に触れ話題になり、株高につながることを期待しよう。
この2銘柄は、除染以外でも、十分買えるだけの実体を持っている(受注動向、PER等)ので、じっくり構えていこう。
世紀東急は、相変わらず48円~53円の間を抜けられずにいるが、50円以下は大底圏とみて、まず間違いなかろう。じっくり我慢できる人は、ここは仕込み場。東北道の本復旧工事で14.6億円の受注に成功している。また、震災特需で合材工場が繁忙となっている。東急系で倒産懸念ゼロの会社が、この株価ということは、ない(いずれなくなる)だろう。
注=「合材」すなわちアスファルト合材とはアスファルト舗装に使うアスファルト混合物。

10月23日 23時55分記
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