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結局19日のアメリカ株は、NYダウ、NQとも1.6%前後の下げとなった。
地合いが弱いからだが、最近のアメリカ株は、このように途中までは比較的がんばって最後は崩れる、場合によっては大崩れするというパターンが目立つ。それだけ、自国の経済状況が深刻だということを物語っている。

1ドル75円95銭の史上最高値を付けた円相場のほうは、その後やや円安に戻り結局76円48銭。
こうしたこともあってかCME日経平均先物は約89円安というアメリカ株に比べ小幅安の水準。

TOPIXは19日752と3月15日につけた767を大きく下回った。これで見る限り、ダブル底形成から反転の期待が裏切られた可能性が高い。
ただし日経平均は同じく3月15日の年初来安値8605円に対し19日が8719円で、22日にある程度下げたとして、ちょうどダブル底形成となる。
両者を総合判断して、22日の日本株が、比較的小幅な下げ(もちろん上げも含め)に踏みとどまれば、チャート的には、かろうじて、なお首の皮1枚付けて残ったというところのわけだ。

まあしかし、こうしたことも、さほど重要な意味はなく、要は、今後の展開は、アメリカ株次第、為替相場次第である。

為替の方は、政府・日銀による介入が言われるが、ただ、これがほとんど効果がないのは論を待たない。多少のけん制、抑止力になっているとみればよい。いうまでもないことだが、効果の期待できる各国政府との協調介入は100%期待できない、少なくとも現時点では。
それより、政府・日銀一体となった円高に対する姿勢が問われている。追加緩和を核に、どれだけ本気で効果的な対策が打ち出せるかであろう。

あいも変わらず、東証1部全銘柄のPBR1倍割れ(19日現在0.94倍)をたてに、下値は限定的的なこととを言う人がいるようだが、0.94倍ということは、常識的には半分かそれ以上の銘柄が1倍を割り込んでいる(実際がどうなっているかは調べていないので不明)ということで、PBRを株価尺度で重視する見方が破綻していることの証左に他ならない。そもそもPBR0.1倍台の銘柄も東証1部を含めあるし、0.2倍台ならそれこそごろごろある。PBRに頼るのは笑止千万なのである。

話がややどうでもいいことに行ってしまったが、要するに、日本株の行方は、アメリカ株、為替相場次第であり、これが何とかならないことには、チャートもPBRも当てにならないということである。
PER的には0.5倍前後の好業績銘柄も続出の状態になっているが、こちらは、この円高で、今後、業績下方修正→PER急上昇の恐れを内包しており、やはり、あまり当てに出来ないのである。

暗い話にばかりなったが、どこかでころっと変わるのが、株式相場である。
あせらず、リスク管理をしっかりやって、相場の反転を待とう。

8月22日 4時18分記
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