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8月20日の株価は
京セラ 7540円▼240円
日本電産7740円△ 20円
で、あっさり株価逆転が実現した。

京急の時価総額が私鉄トップの東急に迫っているという寝ぼけたネタ(すでに小田急の時価総額が東急を抜き私鉄トップ)を執拗に追う日経は、案の定、日本電産、京セラを抜くのことは取り上げなかった。というより、その意味にも事実にも気づけなかったのだろうが。

思えば、戦後の日本では、新興急成長企業としてソニー、ホンダが脚光を浴び、株式市場でも花形企業だった。
その後、村田製作所、オムロン、京セラなどの、いわゆる京都企業も注目される存在となった。しかし、いまや、ソニー、ホンダも京都企業も、いまひとつ元気がない。それは、これら企業が利益はもちろん、売り上げすら、伸び悩んでいる現状が、雄弁に物語る。
そうした中、製造業の大企業で唯一と言っていいくらいの快進撃を続けるのが、京都企業の1社、日本電産である。今、日本の有力企業は、韓国勢の攻勢に、なすすべなく、シェアを落とす一方だ。設備投資額が、圧倒的に少なく、手元資金だけ膨らませているのだから、どうしようもない。不況のときにも投資をを積極的にやり、景気回復で、日本企業も投資を積極化したときには、韓国勢は1歩先を行っているという構図だ。

日本電産は、1歩先を読む経営で、日本企業らしからぬ積極投資、M&Aを敢行、急成長を続けている。
伊藤元重東大教授が「日本の大手企業の話を聞くと、韓国のサムスン電子との違いは賃金コストだという。」と言っている(日経8月17日朝刊1面)が、こんな寝ぼけた話はない。経営者が、自らの手法の拙さを言うわけがないではないか。先日NHKの番組で韓国企業の強さとして、徹底した現地化のほか2つほどあげていた。そのうちの1つは、私流に言えば、結局1歩先を行く果敢な経営である。

また思えば、ソニー(井深、盛田コンビ)ホンダ(本田宗一郎)も京都企業(村田、立石、稲盛。名前は調べるのが面倒なので失礼させてください)もワンマン社長が、ぐいぐい引っ張って成長したのだった。しかしいまや、これら企業は、創業ワンマン社長の時代は終わり、組織も多かれ少なかれ硬直化、大企業病にかかっているのではないか。
対して、日本電産は創業社長が、なお元気いっぱいがんばっている。ここにこそ、勢いの違いがあるのだろう。やはりサムスンの1番の強みは、人件費の安さではなく、パリパリパリパリ(早く早く)にこそあるのだ。

追記=日本電産の8月20日の株価、うっかり東証のものを記してしまいました。大証が商いの圧倒的にできる市場ですので、それを記すべきことは、言うまでもありません。というわけで
7710円▼20円
に訂正させていただきます。幸い、株価逆転した日にちに変わりはあリません。
8月23日 19時46分記
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