FC2ブログ
一昔かそれ以上か昔、アメリカで双子の赤字問題というのがあった。双子の赤字というのは、財政赤字と貿易赤字であったろうか。いずれにせよ、これは、アメリカの構造的問題であったから、だらだらと尾を引いた。
これに対し、今回の債務上限問題は、政府と野党・共和党との問題で、妥協が成立すれば、一気に解決するという類の問題だ。ところが、アメリカ議会も日本同様ねじれていることもあって、決着できないでいるわけだ。

デフォルトはないにせよ、その一歩手前の酷いシナリオも全くないわけでもなさそうで、要注意だ。といって、どうしようもないが。気の弱い人、超弱気の人は、持ち高を大きく減らすしかない。気の強すぎる小生は、何の手も打たず、とりあえず平常運行中。

27日の相場は、日経平均51円安と小幅安だったが、値上がり280銘柄に対し値下がり1276銘柄と実態としては150円~200円安。
最近NT倍率などという言葉もあまり耳にしなくなったと思っていたが、考えてみれば、私が安楽椅子探偵よろしく、鎌倉にこもって、株式専門誌などもほとんど読まずいるせいかもしれないことに気付いた。
日経は東証株価指数(TOPIX)を天敵とでも思い定めたか、よほどのことがない限り、これに言及しない。NHKも以前はTOPIXをまず出し、日経平均は後だったのに、今や大勢に抗しきれずとみたか、日経平均を先に出すようになってしまった。

この問題については、いろいろ言いたいことがあるのだが、とりあえず、やめておいて、ここで言いたいのは現在の日経平均とTOPIXの水準についてである。
7月27日終値で
TOPIX=  859
日経平均 =10047円
1対10くらいのときもあったのに、なんと1対11.7である。
要するに、値下がり銘柄はやけに多いのに日経平均は小幅安といった日が珍しくなく、分かりやすく言えば、年間合計で値上がり銘柄数100に対し値下がり銘柄数90という比率なのに日経平均は小幅高、TOPIXは1割安といったことになり、こういう両者の位置関係になったわけだ。
なぜこういうことが起きるかと言うと、おそらく、投信のインデックス運用が多くなり、それも日経平均連動型が多いため、日経平均を実態以上に高く保ちたいという邪悪な欲望が生まれるためであろう。そしてこれを実現するため、値嵩電機株やファストリ、薬品株を買って日経平均を支えようとするわけだ。
TOPIXは東証1部全上場企業1686社(6月13日現在)が対象だが、日経平均は、わずか225社が対象だから、操作しやすいわけである。NYダウのように30銘柄という極端に少ない数なら、またいたずらもし難いのだろうが。

話が、どんどん横道にそれてしまったようだが、我々は、こういう人為的操作が横行する嫌な時代に、孤軍奮戦しなければならないということを言いたかったわけである。

そういう状況下、私も、ここ苦戦を余儀なくされてきたが、ここに来て、多少風向きが変わってきたようだ。
27日も主力株全面安の中、当道場の推奨株には善戦するものが多かった。

東ラヂ(推)が後場じりじり上げ、引け近くには560円に這わされていた1万株の売り物もこなし急伸した。
自動車部品、TBKも上げており、四季報速報が、いすゞの今期業績見通しを引き上げたことも、多少影響しているのかもしれない。いずれにせよ、東ラヂの割安は際立つので、持続でいい。

日本精線(推)は結局前日の470円高値を抜けず、1円安の引け。現在アメリカ株が、かなり下げているので、それに引っ張られる恐れがある。多少調整を入れるか、一気に上にいけるか、とりあえずは読めず。

IDEC(推)、それにかつての推奨株・帝ピスが、ともに1000円手前で異常に強い動き。いずれ、もっと上がありそうだ。

これに対し、オーナンバ(推)や遠藤照明は、逆に弱すぎる。LEDや太陽光一本やり銘柄は、熱が冷めたのか、ちょっと弱気にならざるを得ないのかもしれない。

スタートトゥデイは、相変わらず乱高下するものの、引けは強い。突っ込んだところは、100株なりと買っておきたい。私?そこそこ、安いところ仕込みました。はい。

TBKも500円を突破したら、一気に515円まであって505△5の引け。これも東ラヂに近い割安さ。
自動車株は円高で、やや攻めにくくなってきたが、トラックなどが主力で新興国向けの比率の高いところ(TBK、東ラヂ、いすゞなど)は、そう心配する必要はないだろう。

7月28日 2時05分記
Secret

TrackBackURL
→http://kamakurayuusuke.blog134.fc2.com/tb.php/519-8da6b7b6