FC2ブログ
アメリカ株が大幅高となっている。
EUサミットにおいてギリシア問題で進展がみられたことが好感されていることに加え、発表中の企業業績の好調、住宅価格指数の2カ月連続の上昇が、好感されているのだろう。
対ドルでの円高が止まらないのは気がかり。

東ラヂ(推)であるが、ここでは、同社株が、いかに出遅れているかを検証してみよう。
年初来安値と同高値を比較し、時価がどの位置にある(=戻り率)かを算出してみた。
安値と高値の中間なら50%、7月中に高値更新をしている場合100%というように表すこととしよう。

河西工業、ヨロズ、ユニプレス、エクセディ、ミツバ、カルソニックカンセイ(以上すべて東証1部)などは、7月中に年初来高値を更新しているので100%。

ハイレックス(大証2部)、GMB(大証2部)は、それぞれ88.9%、82.2%。

富士機工(東証1部)、TBK(東証1部)、自動車部品工業(東証2部)などは60%前後。

エフテック(東証1部)、エイチワン(JQ)は、それぞれ34.0%、29.5%。

東ラヂ(東証2部)は37.9%。

東ラヂはひとまずおくとして、エフテック、エイチワンの戻り率が、際立って低いが、実は、これには、明確な理由がある。両社とも、震災を理由に非開示だった今期業績予想を6月に発表したが、期待を裏切る数字だったのだ。

そうした理由もなく、戻り率37.9%の東ラヂが、いかに出遅れているか分かろう。なお、今期予想をいつ開示するのかと考えていたが、同社のHPは、異様に貧弱と言うか、荒っぽいものである。いすゞ、自動車部品工業のいすゞ系2社は、とっくに開示済みということをあわせ考えると、4-6月期決算発表(8月8日の予定)まで開示なし、つまり4-6月期決算と一緒に出せばいいやと考えているのかもという気がしてきた。

それはともかく、事業内容の似た2社とPERを比較してみよう。

東ラヂ=中・大型トラック向け主力で同分野では首位のラジエーターメーカー。
TBK=トラック・バス用ブレーキ首位。建機向けも手がける。
ティラド=自動車・建機向けにラジエーターを製造。

この3社、かなり似通った事業内容であることが分かる。
PERは以下のようになる。
鎌倉式実質値を今期予想、来期予想の順に示す。四季報予想を使って算出したが、東ラヂの今期予想のみ会社情報予想(四季報予想はおかしいと考えるから)を使用した。

東ラヂ = 6.4倍、4. 5倍
TBK = 7.7倍、6.0倍
ティラド=14.2倍、9.0倍

これでも東ラヂの割安さが分かろう。
ただ、東ラヂは東証2部であり、この点も加味すると、TBKもほとんど劣らず割安である。東証1部銘柄の来期予想PERは7倍~8倍程度のところが多い。2部銘柄は、なかなか人気が回り難いことを嫌うなら、とりあえずはTBKを狙う手もある。もちろん両方でもいいことは言うまでもない。

7月22日 0時51分記
Secret

TrackBackURL
→http://kamakurayuusuke.blog134.fc2.com/tb.php/511-931510e2