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どうでもいい話なのだが、あまりにひどいことに憤慨し、あえて筆をとる次第。

「夕刊フジ」を久しぶりに見ていたら
夕刊フジ×ネットマネー
株一(ワン)グランプリ

という記事があった。
副題として
毎月5人の株のプロが有望3銘柄を厳選
とある。すでにかなり前からやっていたようだ。

それを見ていたら、各氏(お一人を除き)、かなりのパフォーマンスだった。
すなわち
A氏=33.6%
B氏=22.5%
C氏=14.4%
D氏=13.8%
E氏= 2.6%

6月3日の始値とその後の高値(2人は6月15日、3人は6月22日まで)の比較で騰落率を出している。ちなみにこの間の日経平均は15日でも22日でも値上がりしている。15日までの人と22日までの人では15日までの人が不利だが、この辺の違いの生じるわけは、当方には分からないことは、お断りしておく。

そういう細かいことは別として、あっと驚いたのは、
パフォーマンスというのは推奨銘柄(3銘柄なのだが途中1度だけ銘柄入れ替え可というルールなので3人は4銘柄になっている)の平均上昇率(もしくは元金100万円なりがその3銘柄に投資してどうなったか)のことと考えるのが普通と思うが、なんと3(または4)銘柄の上昇率の「合計」なのであった!!
確かに[競技ルール]をよく読むと3銘柄合計のパフォーマンスを競うとあるが・・・

よくお店で10パーセント割引券などというものをもらうことがある。これを3枚集めて1度に出しても30パーセント割引にしてもらえないのは常識であろう。その辺のことを注記してあることも多い。
この株一グランプリの方式は、まさに1割引券3枚で3割引になるという、株式評論家には夢のような、一方、読者にしてみたら詐欺に引っかかったようなルールではないか。
1割引券10枚で店の最高値品ゲットだったら、この世はパラダイス。


ついでに言えば、このルールでは、3銘柄にしておいたら不利なのは自明の理で、案の定1位、2位の人とも4銘柄、5位の人は3銘柄である。

株式投資の成果を判定するさい、「その後の高値」方式と私が名づける方式でやる場合、よほどの相場環境でない限り、いやでも普通数パーセントは上昇するものである(だから私の実績表では値上り率5パーセント未満は×評価にしている)。それを4銘柄分合算していいとなれば、15~20パーセントは、腕などなくとも達成できるものである。この辺のことを分かったうえで、この企画をフジ産経グループはやっているのだろうか。注=『ネットマネー』は産経新聞出版刊

6月25日 23時23分記
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