fc2ブログ
【値下がり銘柄だらけの中、日経平均は743円高の怪】

NHKの夜9時のニュースを見ていたら、日経平均が一時800円以上値上がりしたが、これは日銀の内田副総裁が、今後「マイナス金利を解除しても緩和的な環境は当面続く」と語ったことが好感されたためという趣旨の解説を市場関係者(これが曲者だが)の話として示していた。

しかし、これは例によって経済音痴のNHK記者の思い込みによるストーリーを市場関係者の言として伝えただけだろう。
日経平均は743円=2.06%高と、確かに本年最大の値上がり(幅、率とも)になったが、これはひとえにソフトバンクGが11.06%の暴騰、アドバンテスト、ファストリ、東エレクなども大きく上げたためであって、内田副総裁発言のせいではほぼない。
それの傍証としては、TOPIXは0.50%高にとどまり、何より、プライムの騰落銘柄数は値上がり584に対し値下がりが1013にも達したことが挙げられる。ちなみにスタンダードもグロースも値下がり銘柄は値上がり銘柄の2倍弱に達し、各指数もマイナスだった。
プライムの規模別指数もプラスだったのは大型株だけで、中型株、小型株はともに0.3%弱のマイナスだった。
要するにプライムだけでなく、スタンダードもグロースも、すべてはるかに値下がり銘柄が多い中、時価総額がものをいうTOPIXが0.5%上げ、日経平均はソフトバンクGなど一部超値嵩株の株価に大きく左右される構造になっているため暴騰したというのが、この日の相場だったわけである。

道場銘柄は、こういう不向きな展開だったが、健闘、わずかにマイナス程度でしのいだ。
ドラフト(推)、久世、クリアル、オプティマス(推)などが下げる一方、コーチ・エイ(推)が1770△39と戻り高値更新、セレンディップ(推)も1917△22、また熊本でTSMCが第2工場建設、トヨタが2%出資(日経07日朝刊1面トップ、3面)と好材料が伝えられたAMG(推)も1919△5と、上げたためである。

【セレンディップが好決算】
引け後、2024年3月期の第3四半期決算を発表した。
経常利益は7.34億円で、据え置いた通期予想の6.40億円(四季報予想も同じ)をも大きく上回った。会社も補足資料で「営業利益は通期業績予想を上回るペースで推移」としており、最終的には通期予想の大幅上方修正は必至であろう。
PTSでは1985△68。

2月09日 0時16分記

追記=多くの方から心温まるコメントをいただき、うれしく思いまた元気付けられています。
一つ一つ、御礼を申し上げるべきところ、体力不足もあって失礼していること、深くお詫び申し上げます。



Secret

TrackBackURL
→http://kamakurayuusuke.blog134.fc2.com/tb.php/4772-cddca62f