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16日も結局は主力株優位の展開になってしまった。
立ち合い開始からしばらくは道場銘柄など、小型株は元気に上げていたのだが、次第に値下がりに転じるものが増えて行った。逆に主力株は戻り基調に転じて行った。
終わってみれば日経平均は95円=0.28%安、TOPIXは0.19%安と、ともに小幅な下げにとどまった。

     値上り  値下り 日経平均
15日   1058   539  +1824
16日   410   1210    -95
 
15日、16日の騰落銘柄数と日経平均を見てみると、見えてくることがある。
騰落銘柄数と日経平均に強い相関関係があるとすれば、15日が+824円なら16日は-900円前後になるのが妥当で実際の−95円はおかしな数字ということになる。
また16日が−95円なら15日は+90円前後になるのが妥当で実際の824円はおかしな数字ということになる。
16日の規模別株価指数は小型株が−0.83%だったのに対し、大型株は+0.13%だった。乖離は1%弱にもなり、日経平均で言えば420円くらいにもなる。

昨年末比の11.16日の各指数等の値上がり率を算出してみた。

日経平均  26095円→33424円 +28.1%
TOPIX」  1892  →2369  +25.2%
小型株指数  3400 →3892  +17.1%

まあ予想していた通りの数字になったわけである。いつもこうだったわけではないだろうと、小型株指数が最高値をつけた時期等についても計算してみたが、意外にほとんどの時期で日経平均優位の数字が出てきた。私の場合、クリアルや久世で荒稼ぎした分があるため、それなりのパフォーマンスになっていて、実態把握ができていなかったのだろう。
そういうことも考慮すると、今後は多少なりと、大型株もポートフォリオに組み込んでいくことを考えた方が良さそうだ。

16日の銀行株の株価を見ても、道場銘柄や地銀株はほぼ全てが下げた(じもとHDは538△13)が、メガバンクは三菱UFJ、三井住友FG、みずほFGそろって上げた。業種の問題ではなく、規模の問題のことがはっきりしたわけである。

ただ、そういつまでもこうした状況が続くかとなると、疑問もある。
優柔不断は嫌いだが、もう少しだけ、事態を見極め、そのうえで方針を決めたいと思っている。

11月17日 0時30分記
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