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11日の相場はほぼ横ばいだった。日経平均は139円=0.43%安、TOPIXは0.06%高だった。やや値下がり銘柄の方が多い程度だったわけだが、日経平均は東エレク、信越化学、ファストリなど寄与度大の銘柄の値下がりで下げ、TOPIXは影響の大きな銀行株が軒並み高で値上がり率も4.69%にもなったため小幅高になったわけである。

道場銘柄は高安まちまちだったが、久世(推)、北洋銀行、ほくほくFGが大幅高したため、これら銘柄の比率の高い方は、かなりのプラスになったはずである。
私の場合、久世のプラスをクリアルが大半食いつくすというパターンがここ続いているわけだが、それでも、この日は両銘柄計でややプラスで、銀行株もかなり保有しているので、トータルではそれなりのプラスに持ち込むことができた。

久世については8.29日付けで
>久世の来期予想1株利益は名目で248.6円、実質でも216.3円である。トーホー、尾家との比較で、実質PER10倍(控え目な数字である)に買うと、株価は2163円になる。
と書いたが、この日の高値は2150△181だった。終値は2028△59。こうなってみると2100円台はある程度売っておきたかったところだが、2130円以上だったのはほんの数分そううまく売れるものではない。私は2027円~2112円まで計5600株売った。持ち株の12%ほどである。何度も書いていることだが、こうまで上げた場合、高値のめどなど知りようもないから、基本は分けて売るである。堅実に行くかリスク覚悟でとことん頑張るかだが、どちらも問題があるわけで、結局は分けて売るのがいいのである。ただ、ごく一部にせよ、じっと持ち続け、天井近くで売るのを狙うのが「地獄の道行き」論で、だから私は今もピーク時の半分近くは保有しているわけである。

クリアルは下げ止まらず4190円まであって4205▼665(グロース値下がり率4位)。そろそろ下げ止まるか的観測を書いて恥じ入るばかりだが、それでも、こういう過激な下げの場合、どこかで爆発高することが多いから、昨日売っていて正解だったとは必ずしも言えまい。12日は4000円まであって4500△495かもしれないのだから。PTSでは現在4245△40(ただし出来高100株)。

今日は新四季報先取り銘柄(第1弾)として銀行株を紹介する計画だったのだが、11日の相場で銀行株は軒並み5%前後の急騰となってしまい、躊躇せざるを得ない。12日、銀行株が一息入れるとみて(外れるかもしれない)、銀行株をここで取り上げるのはやめる。もし、12日、銀行株が下げているようなら、そこは仕込み場になるので、その場合は北洋、ほくほくを買い増すでいいだろう。

9621 建設技術研究所 4570▼35 (推奨銘柄でもある)
2023年12月期業績予想を、会社は8.14日に上方修正している。予想経常利益は73億円→86億円
新四季報では24年12月期についてさらに大幅増益予想を打ち出すはずである。
今や毎日が異常気象で、いつどこで河川が氾濫、道路が陥没してもおかしくない。建設技研の出番である。

9月11日 23時44分記

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