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 25日の相場は大幅安となった。日経平均は663円=2.05%という本年2番目の下げ幅になったが、これはアドバンテスト、東エレク、ファストリ、ソフトバンクGという寄与度大の銘柄が3%から10%の大幅安となったことが大きい。TOPIXは0.88%安にとどまった。大型株指数が1.0%安だったのに対し小型株指数は0.41%安にとどまった。半導体関連が軒並み安となった。
スタンダードは0.13%安、グロースは0.29%高。

道場銘柄は高安まちまちで、上げる銘柄もそれなりにあったが、私の場合で言うと、久世(推)、クリアルの大幅安のため、トータルでもそれなりのマイナスになった。ただメルディアが大きく上げたため、比較的軽傷で済んだ。

クリアルは下値限界かとみていた6800円を23日に割り込んだことで、下値が見えなくなった感があり、6350▼360(グロース値下がり率12位)。ただファンドは今回も1分足らずで完売と一段と絶好調が続いていて、多少なりと長い目で見られるのなら、何ら心配はいらないのではないか。私は持ち株はかなり減らしはしたが、それでも5900株保有。

メルディアは795円に2万株+αの売り物が出されていて、これがどうなるかと興味津々の値動きだったわけだが、かなり時間はかかったが、一気に買う向きがあって、あっさり売りが消えその後急伸、終値は820△33。出来高も後場、急増した。
親会社の三栄建築の社長であるとともにメルディアの社長でも当時あった両社の大株小泉信三氏が暴力団とのつながりが発覚、これによって両社の株価が暴落したわけだが、今回のオープンハウスによる三栄建築TOBに際し、小泉氏の持ち株の処分、影響力排除等に関し、解決に向かう見通しが立ったことで、メルディアに関しても銀行の融資等に関しても懸念は払拭される方向と思われる。となれば、今後はオープンハウスグループの一員として、力強く成長していく期待が高まる。

「方向感のはっきりしない相場「と前稿で書いたわけだが、今回も25日のアメリカ株が反発(NYダウは0.72%高、NQ指数は0.94%高)、日経平均先物も226円=0.71%高となっている。
こうした上げると思えば下げ下げると思えば上げるのが今の相場なのでいたずらに弱気にならず、さりとてそうは強気にもならず、しっかり先行きがどうなっていくかを見極める努力をしつつ、慎重に行くしかなさそうだ。

8月27日 23時31分記

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