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2023.07.11 京三製作所
6742 京三製作所(東証プライム)
株価=505▼8(07月11日終値)   
出来高=110300株(07月11日) (売買単位=100株
実質予想PER=7.1倍(2025年3月期。四季報予想の経常利益に基づき算出)
年初来安値=396円(01.05日)~524円(07.04日)=年初来高値
自信度=A
推奨度=A

6.18日付けで新四季報銘柄」として推奨している(6.18日の終値は445円)から、今回は2回目の推奨となる。
推奨後は快調に上げ7.04日には524円の年初来高値をつけている。どうみても大化けの素質を有しているので、押し目で再度推奨を狙っていたわけだが、この日の安値引けで、ゴーサインを出したわけである。

最大の注目点は、同業の日本信号、大同信号と比べての飛び抜けた割安さであるが、これについては6.29日付けで詳述しているので、未読の方はよく読まれたい。

以下では、そこでは書かなかったことについて書く。

2024年3月期の経常利益は42.0億円(23年3月期は26.83億円)を見込むが、これは同業他社同様、鉄道信号システムが好調の上、インドはじめ海外案件が寄与することが大きい。また子会社で発生した退職給付費用の追加計上もなくなることも大きい。
25年3月期は経常64.0億円と大幅増益を四季報は予想する。
鍵を握るのは半導体製造装置用電源装置だろう。
「パワーエレクトロニクス事業では今年度後半頃から再び拡大が見込まれる半導体需要の変動に柔軟かつ迅速に対応できる体制の整備をさらに進めるとともに、主力商品である半導体製造装置向け電源装置の新たな製品展開に向け研究開発を加速し、事業拡大を目指してまいります。」(決算短信)としている。
それでも当事業の売り上げは140億円と前期の156.9億円より少なくしか見積もっておらず、増額の期待が持てそうだ。

【自動運転、可動式ホーム柵で材料】
同社は先端技術に関し社長直轄の新部署を立ち上げ、開発を加速しようとしている。
自動運転に関しては本年8月ころから実証試験に入る予定だ。

また従来品より4割軽量の可動式ホーム柵を開発、阪急電鉄春日野道駅に設置、本年3.18日、供用開始。

以上については、詳しくは次回。

7月11日 23時53分記

12日、道場銘柄はクリアルが8120△400と急反発した以外も、メタリアル(推)、内外テック(推)、新報国マテ(推)、オーウィイル(推)、久世(推)など、多くの銘柄が上げ、京三(推)、エンシュウ(推)などは下げたものの、トータルでもかなりのプラスとなった。
日経平均先物も、小幅プラスに転じてきたので12日もいい相場になることを期待しよう。(12日0時08分記)
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