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2023.06.06 久世
2708 久世(東証スタンダード)
株価=876△18(06月06日終値)   
出来高=7000株(06月06日) (売買単位=100株)
実質予想PER=5.7倍(2025年3月期。四季報予想の経常利益に基づき算出)
年初来安値=745円(01.25日)~1044円(03.24日)=年初来高値
自信度=A
推奨度=A

昨年12.28日付けの推奨銘柄である。その時の株価は680円。その後1040円まで上げたわけだが、決算発表(5.15日引け後)で5.16日は812▼116と急落した。2023年3月期の経常利益は予想の3.60億円に対し9.00億円だったわけだが、併せて発表の24年3月期の予想数字として6.20億円が示され、投資家の失望(絶望か)を誘ったわけである。
会社は、この大幅減益予想になる原因について、原材料費や電気料金等の値上がりのほか「コロナ禍において見送ってきた設備投資や労働環境の改善のための適切なコストを投じる必要」があるためとしている(決算短信)。

この説明をある程度は認めるにしても、ここまでの悪化はないだろうというのが、私の見方であり、これまでにブログでも書いてきた。

それでは、原材料費や電気料金の値上げが一巡する一方、設備投資も平準化し会社による価格転嫁も進む来期はどうなりそうか。
実は、こういうケースは、過去、幾多もあったわけで、私は、そういう事例を山のように見る中で、ある法則を発見、投資に生かすようにしてもいる。

その法則とは(成長力のないような沈滞企業には当てはまらない)―
有望企業、優良企業が珍しく大幅減益になった場合だが、次の期はほとんど例外なく、大幅増益になるということである。
それも3割減益だった場合で言えば、5割増益(これで減益前をやや上回る)程度ではなく、6割とか7割、あるいはそれ以上の大幅増益になるケースが珍しくないということである。
この法則を頭に入れて置き、そうしたこと(次の期が大幅増益になりそうといった情報が出てきそうになること)が接近してきたら、遅れずに買うことが、成功の秘訣のわけである。

明日、あまり高寄りするのは困るので、ここから当然書くべきことについては、今回はあえて書かない。
賢明な読者諸氏なら、言わずもがなであろう。
書くのが遅れてしまったが「新四季報先取り銘柄」)第1弾でもある。

6月06日 21時00分記

異様に強い相場が続く。
06日は主力株中心に上げ、日経平均は289円=0.90%高、TOPIXは0.74%高。値上がり銘柄933に対し値下がり銘柄も829もあった。小型株指数の値上がり率は0.02%にとどまった。

このように小型株には不向きな相場だったが、道場銘柄は好調を維持、大きく上げた。
クリアルは年初来高値を更新、6870△270。日興アセットマネジメントが保有割合が5%を超えた(5.27%)として大量保有報告書を提出(9時50分?)。

明豊エンター(推)がついに年初来高値を更新、終値は246△6。一気に300円は無理でも、260円から275円程度が、とりあえず期待できそうだ。

ニーズウェル(推)も740△32で年初来高値更新。

6月06日  23時49分記
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