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2023.05.25
タカショーは前四半期の大赤字からの黒字復帰こそ評価すべき
25日の相場は日経平均は上げる一方、TOPIXは下げるという結果になった。プライムの騰落銘柄数は値上がり726に対し値下がりは1010あり、弱い相場だったわけだが、日経平均は、この日は東エレクが3.01%の大幅高したのに支えられた。
スタンダードも、グロースも下げ、騰落銘柄数も値下がりの方が多かった。
結局、3市場とも値下がり銘柄の方が多く、各指数も下げ、独り日経平均だけがプラスという異様な事態だったわけである。日経平均の指標性に問題があると言わざるを得ない。
こうした中でも、道場銘柄は戻り基調が続いていて、この日もやや値上がりするものが多く、トータルでも、それなりのプラスになった。
クリアル(推)は例によって乱高下の末4675△100で引け新値。
久世(推)は854△18と3連騰。順調に、決算で不当に売りたたかれた分を取り戻しつつある。
ニーズウェル(推)は1371△52と続伸。上げ基調に復帰したようで、1413円の年初来高値更新を期待。
明豊エンター(推)は5.12日に243円の高値をつけて以降は人気離散気味で、調整が続いていたわけだが、この日の235△3の高値引けで、流れが変わるかもしれない。クリアルの快調な上げも、そろそろ効いてきているのかもしれない。
ペットゴー(推)、ブティックス(推)、まんだらけ等は下げた。
【タカショー(推)の決算】
引け後、2024年1月期の第1四半期(23年1.21日-4.20日)決算を発表した。
掲示板では悪評さくさくだが、一体どういう思考回路でそうなるのかだが、おそらくは四季報も持たず、決算短信もほとんど読まないでの結論なのだろう。
経常利益2.53億円(前年同期7.64億円)だったわけだが、前年同期は為替差益3.14億円(今期は0.1億円)があったので、この影響=経常利益減少分が3.04億円ある。
それでも4.60億円→2.53億円ではダメ決算だろうという方に。
そもそも、今期は資材高の影響が尾を引き、前半は、前年同期比で大幅減益が見込まれていた。実際、決算短信には
「当第1四半期においては。ほぼ公表予算どおりに推移しております。」
と明記されている。
同社は中間決算の予想数字を公表していないが、四季報(通期の予想経常利益は会社計画と実質同じ)は中間期の予想経常利益を4.20億円(前年同期実績は10.98億円)としている。なお前期は下半期、1.16億円の赤字になり、通期の経常利益は9.82億円になったわけである。要するに、この1年くらいは激動の1年で、単純に前年同期の数字と比べるのは百害あって一利なしのわけである。
ちなみに四半期ごとの経常利益推移を示しておこう。単位=100万円
2022年
1-3=764
4-6=334
7-9= 40
10-12=▲156
2023年
1-3=253
これで一目瞭然だろう。2022年1-3月期をピークに経常利益は減少の一途をたどって10-12月期には▲156になってしまった。
それが今回の決算で分かったことは23年1-3月期は黒字転換、253になったわけである。
比べるべきは、前年同期の764ではなく、前期の▲156だったわけである。
なお、2024年1月期の予想経常利益は10.48億円(前期は9.82億円)を据え置いたわけだが、この達成は容易だろう。第1四半期の253を4倍するだけで1012だが、今後は資材高の価格転嫁を含め、しり上がりに業績は上向くことが予想されるからである。なお2025年1月期業績を四季報は5割強増益の15.8億円と予想し、会社計画は、さらに上である。
PTSでは以上のようなことを知らない投資家の売りでかなり下げており、明日はかなり下げて始まる公算が大きいだろうが、ここでの売りは避けたい。私は値動きを見つつ判断の予定。幸い、私にしては珍しく余裕資金潤沢状態なので、680円以下とかあれば、突っ込んだところは狙ってみたいと思っている。多少時間はかかるかもしれないが、最低でも740円以上に復帰するとみるので、700円割れは天与の買い場だったということになろう。
5月25日 23時53分記
スタンダードも、グロースも下げ、騰落銘柄数も値下がりの方が多かった。
結局、3市場とも値下がり銘柄の方が多く、各指数も下げ、独り日経平均だけがプラスという異様な事態だったわけである。日経平均の指標性に問題があると言わざるを得ない。
こうした中でも、道場銘柄は戻り基調が続いていて、この日もやや値上がりするものが多く、トータルでも、それなりのプラスになった。
クリアル(推)は例によって乱高下の末4675△100で引け新値。
久世(推)は854△18と3連騰。順調に、決算で不当に売りたたかれた分を取り戻しつつある。
ニーズウェル(推)は1371△52と続伸。上げ基調に復帰したようで、1413円の年初来高値更新を期待。
明豊エンター(推)は5.12日に243円の高値をつけて以降は人気離散気味で、調整が続いていたわけだが、この日の235△3の高値引けで、流れが変わるかもしれない。クリアルの快調な上げも、そろそろ効いてきているのかもしれない。
ペットゴー(推)、ブティックス(推)、まんだらけ等は下げた。
【タカショー(推)の決算】
引け後、2024年1月期の第1四半期(23年1.21日-4.20日)決算を発表した。
掲示板では悪評さくさくだが、一体どういう思考回路でそうなるのかだが、おそらくは四季報も持たず、決算短信もほとんど読まないでの結論なのだろう。
経常利益2.53億円(前年同期7.64億円)だったわけだが、前年同期は為替差益3.14億円(今期は0.1億円)があったので、この影響=経常利益減少分が3.04億円ある。
それでも4.60億円→2.53億円ではダメ決算だろうという方に。
そもそも、今期は資材高の影響が尾を引き、前半は、前年同期比で大幅減益が見込まれていた。実際、決算短信には
「当第1四半期においては。ほぼ公表予算どおりに推移しております。」
と明記されている。
同社は中間決算の予想数字を公表していないが、四季報(通期の予想経常利益は会社計画と実質同じ)は中間期の予想経常利益を4.20億円(前年同期実績は10.98億円)としている。なお前期は下半期、1.16億円の赤字になり、通期の経常利益は9.82億円になったわけである。要するに、この1年くらいは激動の1年で、単純に前年同期の数字と比べるのは百害あって一利なしのわけである。
ちなみに四半期ごとの経常利益推移を示しておこう。単位=100万円
2022年
1-3=764
4-6=334
7-9= 40
10-12=▲156
2023年
1-3=253
これで一目瞭然だろう。2022年1-3月期をピークに経常利益は減少の一途をたどって10-12月期には▲156になってしまった。
それが今回の決算で分かったことは23年1-3月期は黒字転換、253になったわけである。
比べるべきは、前年同期の764ではなく、前期の▲156だったわけである。
なお、2024年1月期の予想経常利益は10.48億円(前期は9.82億円)を据え置いたわけだが、この達成は容易だろう。第1四半期の253を4倍するだけで1012だが、今後は資材高の価格転嫁を含め、しり上がりに業績は上向くことが予想されるからである。なお2025年1月期業績を四季報は5割強増益の15.8億円と予想し、会社計画は、さらに上である。
PTSでは以上のようなことを知らない投資家の売りでかなり下げており、明日はかなり下げて始まる公算が大きいだろうが、ここでの売りは避けたい。私は値動きを見つつ判断の予定。幸い、私にしては珍しく余裕資金潤沢状態なので、680円以下とかあれば、突っ込んだところは狙ってみたいと思っている。多少時間はかかるかもしれないが、最低でも740円以上に復帰するとみるので、700円割れは天与の買い場だったということになろう。
5月25日 23時53分記
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