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2023.05.21
小型株の復活近しか
19日も相場は日経平均中心に大幅高となった。ただし日経平均234円=0.77%高にも関わらず、騰落銘柄数は値上がり783に対し値下がり973と、かなり値下がり銘柄数の方が多かった。
日経平均は5.11日に5円高して以降、19日まで7立会日連続高しているわけだが、この間上げた銘柄数が多かった日を勝ち、下げた銘柄数が多かった日を負けで計算すると、4勝3敗となる。
またこの間の騰落銘柄数を合計すると値上がり銘柄数6433、値下がり銘柄数6251となる。
要するに(プライムでみると)上げた銘柄と下げた銘柄はその数ではほぼ同じなのに、日経平均は暴騰気味に上げ、プライム指数も(以下に示すように)かなり上げているわけである。
日経平均=29112.18円→30808.35円 +16976.17円 +5.83%
プライム指数=1073.25→1112.38 +3.65%
こんなことを書くと引かれ者の小唄のようで、あまり書きたくなかったのだが、この表現がぴったりなのと、今後の相場を予想するうえで、こうした分析が重要と考えたので、あえてこうした表現を使った。
注=「引かれ者の小唄」などと前時代的表現を使われてもと言う方もありそうだ。小生とて、日常に使うような言葉ではなく、語義の理解にさえやや不安を感じるくらいである。そこで辞書を引いて「引かれ者」というのが刑場に引かれていく者ということを確認した。恥ずかしながら、これまではあやふやにしか理解していなかったのである。
いずれにせよ、最近は以上のように主力株、特に日経平均寄与率の大きい銘柄に偏った上昇相場が続いている、しかもその上げを支えているのは外国人買いに加え、小型株の動きに業を煮やした個人投資家買い(新規資金ではなく、小型株を売った資金を振り向けているケースが大半と思われる))のため、小型株の大半は、この間横ばい、もしくは値下りというのが普通になっているわけである。
では、こうした展開は、今後もまだまだ続くのか、それともそろそろ終わりなのか。
私の運用成績は、ネット証券分は5.10日以降8立会日連続安である(伝統証券分は5.15日~18日の4立会日連続安)。この連続安日数は、おそらく本年最多である。とはいえ、そう驚くにはあたらない。
連続高の記録は、3.15日~28日まで9立会日である。そして、この間、私の運用成績は、自分で言うのもなんだがとんでもないものだった。そして、この間の日経平均は小幅高に過ぎなかった。
つまり、やや乱暴になるが、日経平均と私(道場銘柄と置き換えても大差なかろう)の運用成績とは、むしろ逆相関関係にあると言ってていいくらいなのである。そして、その連続高や連続安日数は、おおむね7立会日~9立会日だということである。
もし、この経験則が当たっていれば、日経平均は、そろそろ下落する、一方私のネット証券分の値下がりもそろそろ終わりプラスに転じるということである。
下手な投資家(=運用成績の悪い投資家)というものは、下げると弱気、上げると強気になりがちである。
今、小型株は、日経平均がバブル後最高値更新と囃されている中、低調な値動きになっていて、このまま浮上できないのではとさえ感じている投資家も多いと思われる。
しかし物色動向というのは、そうそういつまでも同じ(例えば大型株一辺倒)のわけはない。多少長く続くかどうかだけである。ここで宗旨替えして大型株に行くというのも、結果的にいいこともなくはないが、少なくとも、多少期間を長くとれば、悪い結果になるだろうというのが、私の見方である。
私は22日からの相場をワクワクしながら待っている。わずかながらも懸念しているのは、世界経済の暗雲が一段と広がり、大型株が大幅安、その結果、本来大きく上げるはずだった小型株もわずかなプラスないしそれなりのマイナスになってしまうことである。その場合でも、今後のパフォーマンスとしては、小型株は大型株に優るとみている。
5月21日 22時42分記
日経平均は5.11日に5円高して以降、19日まで7立会日連続高しているわけだが、この間上げた銘柄数が多かった日を勝ち、下げた銘柄数が多かった日を負けで計算すると、4勝3敗となる。
またこの間の騰落銘柄数を合計すると値上がり銘柄数6433、値下がり銘柄数6251となる。
要するに(プライムでみると)上げた銘柄と下げた銘柄はその数ではほぼ同じなのに、日経平均は暴騰気味に上げ、プライム指数も(以下に示すように)かなり上げているわけである。
日経平均=29112.18円→30808.35円 +16976.17円 +5.83%
プライム指数=1073.25→1112.38 +3.65%
こんなことを書くと引かれ者の小唄のようで、あまり書きたくなかったのだが、この表現がぴったりなのと、今後の相場を予想するうえで、こうした分析が重要と考えたので、あえてこうした表現を使った。
注=「引かれ者の小唄」などと前時代的表現を使われてもと言う方もありそうだ。小生とて、日常に使うような言葉ではなく、語義の理解にさえやや不安を感じるくらいである。そこで辞書を引いて「引かれ者」というのが刑場に引かれていく者ということを確認した。恥ずかしながら、これまではあやふやにしか理解していなかったのである。
いずれにせよ、最近は以上のように主力株、特に日経平均寄与率の大きい銘柄に偏った上昇相場が続いている、しかもその上げを支えているのは外国人買いに加え、小型株の動きに業を煮やした個人投資家買い(新規資金ではなく、小型株を売った資金を振り向けているケースが大半と思われる))のため、小型株の大半は、この間横ばい、もしくは値下りというのが普通になっているわけである。
では、こうした展開は、今後もまだまだ続くのか、それともそろそろ終わりなのか。
私の運用成績は、ネット証券分は5.10日以降8立会日連続安である(伝統証券分は5.15日~18日の4立会日連続安)。この連続安日数は、おそらく本年最多である。とはいえ、そう驚くにはあたらない。
連続高の記録は、3.15日~28日まで9立会日である。そして、この間、私の運用成績は、自分で言うのもなんだがとんでもないものだった。そして、この間の日経平均は小幅高に過ぎなかった。
つまり、やや乱暴になるが、日経平均と私(道場銘柄と置き換えても大差なかろう)の運用成績とは、むしろ逆相関関係にあると言ってていいくらいなのである。そして、その連続高や連続安日数は、おおむね7立会日~9立会日だということである。
もし、この経験則が当たっていれば、日経平均は、そろそろ下落する、一方私のネット証券分の値下がりもそろそろ終わりプラスに転じるということである。
下手な投資家(=運用成績の悪い投資家)というものは、下げると弱気、上げると強気になりがちである。
今、小型株は、日経平均がバブル後最高値更新と囃されている中、低調な値動きになっていて、このまま浮上できないのではとさえ感じている投資家も多いと思われる。
しかし物色動向というのは、そうそういつまでも同じ(例えば大型株一辺倒)のわけはない。多少長く続くかどうかだけである。ここで宗旨替えして大型株に行くというのも、結果的にいいこともなくはないが、少なくとも、多少期間を長くとれば、悪い結果になるだろうというのが、私の見方である。
私は22日からの相場をワクワクしながら待っている。わずかながらも懸念しているのは、世界経済の暗雲が一段と広がり、大型株が大幅安、その結果、本来大きく上げるはずだった小型株もわずかなプラスないしそれなりのマイナスになってしまうことである。その場合でも、今後のパフォーマンスとしては、小型株は大型株に優るとみている。
5月21日 22時42分記
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