10日の相場は反落となった。日経平均は121円＝0.41％安、TOPIXは0.55％安。

道場銘柄も大半の銘柄が下げたが、それでも明豊エンター（推）、イトーキが上げたほか、久世（推）、メルディア、ペットゴー（推）の下げが小幅だったため、トータルでも小幅な下げにとどまった。

明豊エンターは年初来高値に面合わせとなる239円まであって238△6。「鬼より怖い1文新値」という相場格言があるが、今回新値（高値更新）とならなかったのは、むしろ歓迎すべきだろう。1文（ほんの僅か）でも新値は新値であり、これで天井ということがままあるのが、この格言の言わんとするところだろうが、そうならず一歩前で踏みとどまった。
「年初来高値吸い寄せ理論」とか「年初来高値吸い寄せパワー」といった言い方を私はするが、これは年初来高値に接近すると、そこから一気に大きく年初来高値を更新することがままあることを表現した独自格言である。つまり、明豊エンターで言えば、ここから一気に250円前後まで突っ走るかもしれないということである。果たしてどうなるか。

タカショー（推）は721△10。こちらの年初来高値は732円。10日の高値は730円だったので、あと2円で踏みとどまって、楽しみを持ち越したわけである。ここから一気に732円を大きく更新して740円から750円程度に行くか、そうは問屋が卸さないか。

クリアル（推）は高寄りしたのだが終値は3635▼90。方向感のはっきりしない不安定な値動きが続く。

ニーズウェル（推）、まんだらけ、ブティックス（推）、セック（推）なども下げた。

5月10日　23時54分記