fc2ブログ
>19日は日経平均、TOPIXは下げ道場銘柄は上げるという展開を期待を込めて予想するが、果たしてどうなるか。
と前稿で書いたわけだが、始まりは期待通りの展開だった。
日経平均が小幅安する中、道場銘柄はクリアル(推)が170円高し、ニーズウェル(推)、エルテスなども上げて、トータルでも、かなりのプラスになる場面もあった。しかし、その後、日経平均が下げ幅を拡大する中、クリアルは上げ幅を急縮小、その他銘柄は、大半の銘柄がマイナスとなり、トータルでも、かなりのマイナスになった。
終わってみれば、日経平均は0.18%安、TOPIXは0.02%安と、小幅安になったのに対し、道場銘柄はクリアル、ペットゴー(推)などが、何とかプラスになり、トータルの下げ幅もやや縮小したが、それでも、それなりのマイナスになってしまった。
大型株指数は+0,07%だったが、中型株指数は-0.16%、小型株指数は−0.31%だった。結局、依然、主力大型株のみ買われ、小型株は売られるという展開だったわけである。

とは言え、徐々に転機が近付いているとみるのが当然で、その時は刻一刻迫っている。
クリアルは一時は3725△170まで急伸、その後3555±0まで下押したが、マイナスにはならず、終値は3580△25で続伸となった。出直りに向け一歩前進とみてよさそうだ。

明豊エンター(推)は前日、220▼7と一時急落したショックを引きずった感じで,224▼5と下げたわけだが、出来高も大きく細り、調整完了の雰囲気が漂い始めているのではないか。後述の材料もあり、近々、大きく戻す展開を予想する。

ペットゴーは1471円まで突っ込む場面もあったが切り返し1539△20。

【明豊エンター、が協栄組を子会社化した意味】
(株)協栄組は東京都世田谷区南烏山(どうでもいい話ですが私は一時住んだことがある)に本社のある総合建設会社である。
昨年8月末日付けで、明豊エンターが92%の株式を取得、子会社化した。
明豊エンターの主力商品である新築1棟投資用賃貸住宅は、ファンドからの引き合いが強く売り手市場のわけだが、今後も安定的に供給、さらに棟数を増やすには人手不足等に対応する必要があり、これの解決策として協栄組子会社化があるわけである。

協栄組の経営成績を見てみよう。
少し古いが2021年9月期の数字である。
売り上げ25.0億円
経常利益1.3億円
さらに言えば、20年9月期の売り上げは34.0億円もあったから、施工能力は、かなりのものがあり、また人材も豊富とみて取れよう。
中堅建設業界は厳しい経営環境にあり、倒産するところも多いわけだが、売り上げが急増中の明豊エンターと十分な施工能力と人材を抱える協栄組が一体化するのは、まさにウィンウィンの関係であり、鬼に金棒だ。
「仕入れ絶好調」(四季報)のわけだが、協栄組というl強力な援軍を得て、明豊エンターの業績は、今後加速度がついて伸びるのではないか。

4月10日 0時02分記



Secret

TrackBackURL
→http://kamakurayuusuke.blog134.fc2.com/tb.php/4554-976c4fdc