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2023.03.14
14日は本年最大の下げ、アメリカ株反発で日本株も戻るか
悪夢のような3日間(3.10日、13日、14日)だった。この3立会日の中でも14日は特に激しい激震で、なかでも小型株の下げが強烈だった。
日経平均は611円=2.19%安、TOPIXは2.67%安だった。日経平均の値下がり幅としては、本年のこれまでの最高は1.04日(大発会)の378円だったわけだが、これを3.10日の479円が更新し、さらに14日611円と大幅に更新したわけである。
値下がり銘柄1770に対し値上がり銘柄は59に過ぎなかった。
ちなみにプライム指数は1002.08▼27.53だったが、これは、つまり指数算出開始(昨年4.01日)の時=1000.00にほぼ戻ったということである。
スタンダードは1.85%安、グロースは2.38%安だった。
アメリカの銀行の相次ぐ破綻は、保有する債券の含み損拡大が原因だが、この流れは、この日の日本株にも波及、銀行株が軒並み安となった。銀行業の値下がり率は7.41%に達した。三菱UFJは3.09日の高値は996.7円だったが14日の安値は822.6円だった。
アメリカでは、こうした金融不安の高まりから、FRBは追加利上げに慎重にならざるを得ないとする見方が強まり、2年物国債の利回りが急速に低下している。
こうしたこともあって、13日、比較的穏やかな値動きだったアメリカ株(NYダウ-0.28%、NQ指数+0.44%)は、14日は大きく上げている(NYダウ+1.38%、NQ指数+2.23%)。
日本株は、今回の波乱相場ではアメリカ株に比べ弱い動きになっている(原因ははっきりしないが、これまでは逆に強い動きだったのだから反動が出ているとみればいいかもしれない)が、現在の日経平均先物も、アメリカ株ほどの大幅上げにはなっていない。
それでも、現時点で220円前後(約0.8%)の上げとなっている。なお予断を許さないが、それでも、これで一息入れて上昇に転じることを期待しよう。
3月14日 23時56分記
日経平均は611円=2.19%安、TOPIXは2.67%安だった。日経平均の値下がり幅としては、本年のこれまでの最高は1.04日(大発会)の378円だったわけだが、これを3.10日の479円が更新し、さらに14日611円と大幅に更新したわけである。
値下がり銘柄1770に対し値上がり銘柄は59に過ぎなかった。
ちなみにプライム指数は1002.08▼27.53だったが、これは、つまり指数算出開始(昨年4.01日)の時=1000.00にほぼ戻ったということである。
スタンダードは1.85%安、グロースは2.38%安だった。
アメリカの銀行の相次ぐ破綻は、保有する債券の含み損拡大が原因だが、この流れは、この日の日本株にも波及、銀行株が軒並み安となった。銀行業の値下がり率は7.41%に達した。三菱UFJは3.09日の高値は996.7円だったが14日の安値は822.6円だった。
アメリカでは、こうした金融不安の高まりから、FRBは追加利上げに慎重にならざるを得ないとする見方が強まり、2年物国債の利回りが急速に低下している。
こうしたこともあって、13日、比較的穏やかな値動きだったアメリカ株(NYダウ-0.28%、NQ指数+0.44%)は、14日は大きく上げている(NYダウ+1.38%、NQ指数+2.23%)。
日本株は、今回の波乱相場ではアメリカ株に比べ弱い動きになっている(原因ははっきりしないが、これまでは逆に強い動きだったのだから反動が出ているとみればいいかもしれない)が、現在の日経平均先物も、アメリカ株ほどの大幅上げにはなっていない。
それでも、現時点で220円前後(約0.8%)の上げとなっている。なお予断を許さないが、それでも、これで一息入れて上昇に転じることを期待しよう。
3月14日 23時56分記
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