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2023.02.19
クリアル乱高下もプラス引け、ヴィスは続急伸
つい2、3日前、株式投資で赫々たる実績を挙げ悠々自適の友人と「ここまで激しい相場は今までなかった」と意見の一致を見た(2人とも相場歴約半世紀)のに、17日もまた度肝を抜かれるような相場だった。
極端な例をいくつか示そう。
4575キャンバス=2.16日2801△500(ストップ高) 17日2301▼500(ストップ安)
7794イ―ディーピー=2.08日30250円(ザラ場高値) 17日12670円(ザラ場安値)
7809寿屋=2.07日13880円(ザラ場高値) 17日9300円(ザラ場安値)
4395アクリート=12.14日4130円(ザラ場高値) 2.15日2250円(ザラ場安値)
イ―ディーピーのケースは極端ではあるが、あまりのことに、書いておくとしよう。
前年7.04日には7500円に過ぎなかった株価だが本年2.08日には30250円まで急騰した。この間、12.06日の日経朝刊「スクランブル」欄では「ストックピッカーの逆襲」の見出しで某ヘッジファンド社長の選んだ5銘柄のうちの一つとして取り上げている。
また四季報速報も2.06日付けで イ―ディーピー ―国内唯一、ダイヤ種結晶イ―ディーピーは何がすごいのか(1)~(5) なる記事を配信している。
こういう記事を読むと、この会社の未来はバラ色に輝き、後光がさしているかのようだ。
ところが2.10日、第3四半期決算に際し2023年3月期業績予想を減額修正した。同時に5分割も発表したが焼け石に水で、株価は13日19700▼5000のストップ安。その後も大幅安が続いていたが、16日には、今度は大株主のコーンズテクノロジー社による215000株(発行済み株式数の8.19%)の売却が発表され17日の株価は13310▼2870になった。
一点の曇りもなく作れば作るだけ飛ぶように売れていたはずのダイヤの種結晶が売れ行きダウン、為替の円高で見通しが狂った、大株主が持ち株を売ってくると、トリプルパンチに見舞われ、こういう株価暴落になったわけである。
幸い、道場銘柄は、こういう暴風雨的な荒波には襲われず、ここまで来ており、成績もまずまずだが、いつ何時思わぬ不幸が襲いかかるか分からないのが、この世界なので、用心するにしくはないと、あえて書いているわけである。
【17日の相場】
日経平均は183円=0.66%安、TOPIXは0.46%安。
スタンダードは0.6%安、グロースは1.65%安。
道場銘柄は高安まちまちながら、ヴィスの大幅高でトータルでは小幅高程度だった。
クリアル(推)は買い気配から3200△105で寄り付いたわけだが、一瞬で3725△630(9時10分)まで駆け上がり、13時59分には3060▼35まで急降下、終値は3115△20。これが相場だから、売り時期を教えろ的な言には答えようもないわけである。やはり当ブログなども参考に自己研鑽に励んでいただきたいと書くしかない。
私は3300円台に4本、各100株指し値で売りを出していたらすべて売れ@3340円だった。その後の暴騰で失敗と思っていたら逆の結果になった。しかし3500円以上ではある程度売っておきたかったところだが、そうそううまくいくものではない。それにしても、労を惜しまず、値動きが激しいのは分かっているのだからもう少し上の値段でも指しておくべきだった。しかし10時40分には3080円まで急落しているのだから、これはやはり常識破りの乱高下で、嘆いても詮無きことだったと考えるのが妥当だったのだろう。
門前仲町Ⅱは15分で完売。3725円は天井ではなく、さらに上がある可能性大とみていいのではないか。
ヴィスは1139円まであって1118△53。
同じく15日に暴落したブティックス(推)は連騰ならず3030▼180。業績が文句なく良かったヴィスに対し、やや物足りない内容の決算だったことが、この差になったのだろう。それでも来期の業績向上、来々期の驚異的増益予想を考えれば、ここからは株価は徐々に戻すとみていいのではないか。
久世(推)は878▼3。急伸後の調整が続いているわけだが、終値での900円乗せに期待しよう。そのあとは1000円乗せが見られるか。
メルディアは802▼5。決算発表では予想外に悪い決算が多く、純利益は全体で減益だったという。そうした中、クリアルや久世のような今期史上最高益が期待できそうな銘柄への注目が高まっているように思えなくもない。実はメルディアは、史上最高益更新中の知る人ぞ知るの企業のわけだが、今期も経常利益は前期19.42億円(史上最高)に対し21.70億円予想(四季報は22.00億円予想、私はもう少し上とみている)と、さらに大きく伸びる。来期予想実質1株利益は299.0円。時価の予想実質PERは2.68倍。「投資家よ覚醒せよ」と言いたいところだが、時期はともかく大化け必至という確信をもって強気を貫こう。
2月19日 23時22分記
極端な例をいくつか示そう。
4575キャンバス=2.16日2801△500(ストップ高) 17日2301▼500(ストップ安)
7794イ―ディーピー=2.08日30250円(ザラ場高値) 17日12670円(ザラ場安値)
7809寿屋=2.07日13880円(ザラ場高値) 17日9300円(ザラ場安値)
4395アクリート=12.14日4130円(ザラ場高値) 2.15日2250円(ザラ場安値)
イ―ディーピーのケースは極端ではあるが、あまりのことに、書いておくとしよう。
前年7.04日には7500円に過ぎなかった株価だが本年2.08日には30250円まで急騰した。この間、12.06日の日経朝刊「スクランブル」欄では「ストックピッカーの逆襲」の見出しで某ヘッジファンド社長の選んだ5銘柄のうちの一つとして取り上げている。
また四季報速報も2.06日付けで イ―ディーピー ―国内唯一、ダイヤ種結晶イ―ディーピーは何がすごいのか(1)~(5) なる記事を配信している。
こういう記事を読むと、この会社の未来はバラ色に輝き、後光がさしているかのようだ。
ところが2.10日、第3四半期決算に際し2023年3月期業績予想を減額修正した。同時に5分割も発表したが焼け石に水で、株価は13日19700▼5000のストップ安。その後も大幅安が続いていたが、16日には、今度は大株主のコーンズテクノロジー社による215000株(発行済み株式数の8.19%)の売却が発表され17日の株価は13310▼2870になった。
一点の曇りもなく作れば作るだけ飛ぶように売れていたはずのダイヤの種結晶が売れ行きダウン、為替の円高で見通しが狂った、大株主が持ち株を売ってくると、トリプルパンチに見舞われ、こういう株価暴落になったわけである。
幸い、道場銘柄は、こういう暴風雨的な荒波には襲われず、ここまで来ており、成績もまずまずだが、いつ何時思わぬ不幸が襲いかかるか分からないのが、この世界なので、用心するにしくはないと、あえて書いているわけである。
【17日の相場】
日経平均は183円=0.66%安、TOPIXは0.46%安。
スタンダードは0.6%安、グロースは1.65%安。
道場銘柄は高安まちまちながら、ヴィスの大幅高でトータルでは小幅高程度だった。
クリアル(推)は買い気配から3200△105で寄り付いたわけだが、一瞬で3725△630(9時10分)まで駆け上がり、13時59分には3060▼35まで急降下、終値は3115△20。これが相場だから、売り時期を教えろ的な言には答えようもないわけである。やはり当ブログなども参考に自己研鑽に励んでいただきたいと書くしかない。
私は3300円台に4本、各100株指し値で売りを出していたらすべて売れ@3340円だった。その後の暴騰で失敗と思っていたら逆の結果になった。しかし3500円以上ではある程度売っておきたかったところだが、そうそううまくいくものではない。それにしても、労を惜しまず、値動きが激しいのは分かっているのだからもう少し上の値段でも指しておくべきだった。しかし10時40分には3080円まで急落しているのだから、これはやはり常識破りの乱高下で、嘆いても詮無きことだったと考えるのが妥当だったのだろう。
門前仲町Ⅱは15分で完売。3725円は天井ではなく、さらに上がある可能性大とみていいのではないか。
ヴィスは1139円まであって1118△53。
同じく15日に暴落したブティックス(推)は連騰ならず3030▼180。業績が文句なく良かったヴィスに対し、やや物足りない内容の決算だったことが、この差になったのだろう。それでも来期の業績向上、来々期の驚異的増益予想を考えれば、ここからは株価は徐々に戻すとみていいのではないか。
久世(推)は878▼3。急伸後の調整が続いているわけだが、終値での900円乗せに期待しよう。そのあとは1000円乗せが見られるか。
メルディアは802▼5。決算発表では予想外に悪い決算が多く、純利益は全体で減益だったという。そうした中、クリアルや久世のような今期史上最高益が期待できそうな銘柄への注目が高まっているように思えなくもない。実はメルディアは、史上最高益更新中の知る人ぞ知るの企業のわけだが、今期も経常利益は前期19.42億円(史上最高)に対し21.70億円予想(四季報は22.00億円予想、私はもう少し上とみている)と、さらに大きく伸びる。来期予想実質1株利益は299.0円。時価の予想実質PERは2.68倍。「投資家よ覚醒せよ」と言いたいところだが、時期はともかく大化け必至という確信をもって強気を貫こう。
2月19日 23時22分記
和
いつも夜寝る前に鎌倉様の投稿を読んでから寝るのが習慣になってます。
昨年12/19の投稿(妙味株)でファインズを挙げておられました。投稿された後の株価は弱含みで推移していましたが、2月の決算後、上昇に転じ含み損は解消されました。わずかの株数しか保有していませんが、好決算と割安感からむしろこれから買い増しも考えています。
鎌倉様の見立てはどうだろうと思いましてコメントさせていただきました。
昨年12/19の投稿(妙味株)でファインズを挙げておられました。投稿された後の株価は弱含みで推移していましたが、2月の決算後、上昇に転じ含み損は解消されました。わずかの株数しか保有していませんが、好決算と割安感からむしろこれから買い増しも考えています。
鎌倉様の見立てはどうだろうと思いましてコメントさせていただきました。
2023/02/20 Mon 13:26 URL [ Edit ]
鎌倉雄介
ご愛読、ありがとうございます。
ファインズ、Videoクラウドが絶好調で伸びているということで
先行き、大いに期待できそうですね。中間期の経常利益は
四季報予想の3.4億円に対し3.88億円と11.4%上回りました。
「継続的に追い風の状況が続いている」(決算短信)と会社も
認識しているくらいなので、ここから一段高も有望そうですね。
ファインズ、Videoクラウドが絶好調で伸びているということで
先行き、大いに期待できそうですね。中間期の経常利益は
四季報予想の3.4億円に対し3.88億円と11.4%上回りました。
「継続的に追い風の状況が続いている」(決算短信)と会社も
認識しているくらいなので、ここから一段高も有望そうですね。
2023/02/20 Mon 22:53 URL [ Edit ]
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