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2023.01.30 ヴィス
5071 ヴィス(東証スタンダード)
株価=1175▼7(01月30日終値)   
出来高=24500株(01月30日) (売買単位=100株)
実質予想PER=9.2倍(2024年3月期。四季報予想の経常利益に基づき算出)
昨年来安値=567円(2022年02.09日)~1247円(23年01.24日)=昨年来高値
自信度=A
推奨度=A

「新四季報銘柄」として昨年12.19日に945円の時に紹介している。また本年1.09日にはポートフォリオの「中核3銘柄」の1銘柄としても取り上げている(1024円)。その後、有望性に確信を深めつつあったにもかかわらず「推奨銘柄」にしなかったのは、ひとえに、値動きが読みにくく、タイミングが合わなかったためである。しかし、ようやくチャンスが来たようだ。そうみて、ここで満を持して推奨銘柄にするわけである。

同社はオフィスの設計、レイアウトが主力の会社だが、売り上げ構成として「デザイナーズオフィス」99%とあるように、おしゃれなオフィスに定評がある。
同業としては9716乃村工藝社、9743丹青社、9622スペースなどがあるが、これら各社は業績がいまいちだったり減益予想だったりして、史上最高益が続く見通しのヴィスとは、比ぶべくもない。その理由の一つは、これら各社は商業施設等がメインのためだろう。
これに対し、ヴィスはほとんどがオフィスであり、事業環境的に圧倒的優位にある。にもかかわらず予想PERはヴィスの9.2倍に対し、例えば乃村工芸社は23.2倍と、そろってとんでもなく高いのである。
だからこそ狙い目のわけだが、今回は、この辺にとどめておこう。

買い方について。今日(1.30日)も1205円までありながら1175▼7の安値引けというように、最近は特に投資家を惑わせる値動きをするので注意を要する。31日は、ここで推奨したこともあってかなりの高寄りになる懸念もある。
あまり高寄りするようなら、ひとまずは見送るのも一つの手である。また最低でも40万円程度の資金は確保、指値を例えば、1171円、1181円、1192円、各100株
1200円以上で始まるような場合は①いったん見送り、下げてきたらそこで買うというようなやり方、②1210円くらいまでなら思い切って100株(何1000株も買おうという場合は200株とか400株)は確保、寄り付いた後の株価を監視、買い下がる(下げずにずんずん上がるようなら、そこを追加で買う)やり方の2つがある。

1月30日 21時11分記

30日の相場は小動きだった。日経平均は0.18%高、TOPIXは0.01%安。大型株指数はマイナスだったが小型株指数はプラスで、騰落銘柄数も値上がり銘柄の方が多かった。
スタンダードは0.20%高、グロースは0.28%高だった。

道場銘柄は値上がりするものが多く、前日の下落分をほぼ取り戻した。

エージ―ピー(推)は850△150(スタンダード値上がり率2位)のストップ高。

クリアル(推)は2169△114(グロース値上がり率17位)。CREAL渋谷本町は予想通りかそれ以上の人気で開始2分足らずで完売。
2022年の東京への転入超過は3万8023人で前年の5433人から約7倍に急増した(30日、総務省発表)。ふたたび東京への一極集中が強まる可能性が出てきた。株高もあって不動産市況も好調を維持しそうで、クリアルを取り巻く環境は文句のないものと言える。月2件ペースを予定するファンドの販売状況は、今回でも分かるように絶好調が続くのはほぼ確実で、同社への評価は一段と高まろう。

セック(推)は3375△270(プライム値上がり率6位)で昨年来高値更新。引け後2023年3月期業績予想の上方修正を発表、また増配も発表。PTSでは3500△125。

綿半は1395△11。31日が決算発表。本当は、こちらも推奨銘柄にしたいのだが、決算は内容いかんにかかわらず反応が予測不能なので、やめておく。リスク覚悟なら、決算発表前のここで仕込む手もあろう。

久世(推)、JP HD(推)は、ともに続落となったが、そろそろ反騰に向かうか。

1月30日 23時58分記
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