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2022.11.03
アメリカ株の大幅安が続く
02日のアメリカ株はNYダウ505ドル=1.55%安、NQ指数3.36%安と、ともに大きく下げ3日続落となった。とりあえずは日本市場は03日は休場なので、03日のアメリカ株の反発が期待されたわけだが、今のところ、02日同様、NYダウ、NQ指数とも、かなりの下げとなっている。
前日のFOMC後の記者会見で、パウエルFRB議長が労働市場の強さやインフレなどを背景に「政策金利の最終的な水準は従来の予想より高くなる」と述べ、早期の利上げ停止も否定した嫌気されている。長期金利も上昇、金利上昇で売られやすいハイテク株中心の下げとなっており、NQ指数の下落率の方が大きくなっているわけである。
労働市場の引き締まりを示す雇用指標の発表が相次ぐなどし、これまでの早期利下げもといった楽観論が影を潜め、逆にインフレ退治にFRBが力を入れるという見方が強まっているわけだが、これは、これまで何度も繰り返されてきたことである。つまり、朝令暮改と言っていいくらい、経済指標の出方ひとつで、ころっと言うこと・見方が変わるわけで、そうきまじめに受け取ると、かえって危険だ。要するに、今、アメリカ経済は微妙な局面に来ており、景気後退に陥るか、そうはならず踏みとどまるかの分水嶺にいるわけである。さらに言えば、良い景気指標が出て景気後退は避けられそうとなると、多くの場合株安になり、逆に悪い指標が出ると、多くの場合株高になるので、投資家はやりにくいわけである。しかし、これは、過去の、こうした局面で、しばしば見られたことで、相場とは、そういうものと心得、対処するしかないわけである。
現時点でも、NYダウ等はかなりの下げとなっており、2日分の下げの影響を受ける日本株は、現時点で日経平均先物は02日の終値比393円安となっている。
NYダウは下げ幅を縮小中なので、起きてみたら、事態はかなり好転となるのを期待しておこう。
11月03日 23時44分記
前日のFOMC後の記者会見で、パウエルFRB議長が労働市場の強さやインフレなどを背景に「政策金利の最終的な水準は従来の予想より高くなる」と述べ、早期の利上げ停止も否定した嫌気されている。長期金利も上昇、金利上昇で売られやすいハイテク株中心の下げとなっており、NQ指数の下落率の方が大きくなっているわけである。
労働市場の引き締まりを示す雇用指標の発表が相次ぐなどし、これまでの早期利下げもといった楽観論が影を潜め、逆にインフレ退治にFRBが力を入れるという見方が強まっているわけだが、これは、これまで何度も繰り返されてきたことである。つまり、朝令暮改と言っていいくらい、経済指標の出方ひとつで、ころっと言うこと・見方が変わるわけで、そうきまじめに受け取ると、かえって危険だ。要するに、今、アメリカ経済は微妙な局面に来ており、景気後退に陥るか、そうはならず踏みとどまるかの分水嶺にいるわけである。さらに言えば、良い景気指標が出て景気後退は避けられそうとなると、多くの場合株安になり、逆に悪い指標が出ると、多くの場合株高になるので、投資家はやりにくいわけである。しかし、これは、過去の、こうした局面で、しばしば見られたことで、相場とは、そういうものと心得、対処するしかないわけである。
現時点でも、NYダウ等はかなりの下げとなっており、2日分の下げの影響を受ける日本株は、現時点で日経平均先物は02日の終値比393円安となっている。
NYダウは下げ幅を縮小中なので、起きてみたら、事態はかなり好転となるのを期待しておこう。
11月03日 23時44分記
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