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12日の相場は大幅安となった。前日のアメリカ株はNYダウは0.52%安、NQは2.25%安だったが、その後もNYダウ先物が下げていることもあって、日経平均は111円安で始まったものの、急速に下げ幅を拡大、534円安まであって476円=1.77%安で終えた。TOPIXは1.64%安。全業種が下げ、中では機械、電気機器の下げが大きかった。主力大型株はほとんどが下げた。
マザーズ指数は1.40%安。

道場銘柄も大半の銘柄が下げた。エスプール(推)、綿半(推)、メルデイアなどは高い場面もあったのだが、結局、大勢に押され下げて終えた。

それでもクロスキャット、日本エスコン(推)、九州リース、AMGなどは上げた。
クロスキャットは1006△7と続伸、6.10日以来の終値での1000円大台回復となった。派手な動きをする銘柄なので、うまくツボにはまると、かなりの上値もあり得よう。

【エスプールに好材料続出】
エスプールが、ここ立て続けにIR情報を出している。

・ESG投資指数「MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数」構成銘柄に初選定(7.07日)
・宝印刷株式会社とブルードットグリーン株式会社の環境情報開示支援サービスに関する業務連携のお知らせ(7.12日)
・宮崎県日南市と「ゼロカーボンシティ推進に関する包括的連携協定」を締結しました(7.12日)

7.07日の情報には市場は格別の反応を見せなかった。7.12日分だが、現在PTSで984△8(出来高900株)。TDnet(適時開示情報閲覧サービス)では出ていないので、大半の投資家はまだ知らないと思われる。明日の反応に期待。

同社の
2022 年 11 月期 (第23 期)第2四半期決算説明会 質疑応答概要
を読んでいたら興味ある説明があったので、以下に引用しておこう。

Q. 環境経営支援サービスで想定を大幅に上回ったのは、TCFD が要因でしょうか。「3Q に跳ねる」とのことですが、これはどういった理由でしょうか。全体的に需要が想定以上に強そうですが、人員などがボトルネックにならないでしょうか。
A. 上期の計画が上回ったのは、純粋に TCFD という形になっております。TCFD については、概ね 6 カ月のプロジェクトで毎月フィーをいただく形になりますが、CDP は回答期限にあわせた納品となり、3Q に一括で計上されますので、それを跳ねるというような表現にさせていただいたということになります。人員の耐久性については、事業拡大を見越して昨年から採用活動を強化していたため、この 1 年で 10 名から 50 名規模になっております。現在は CDP の納品時期のため業務が集中しておりますが、十分な供給力はまだまだあると思っております。
(回答者:荒井)

2Q累計の業績で叩かれた(ガセネタもどきの情報が原因だった)わけだが、上記のことからすると、3Q業績は大いに期待できそうだ。連れて通期業績も期待できることになろう。

7月12日 23時56分記


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