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2022.06.22
クレステックは空恐ろしいことになる可能性を秘める
21日の相場は大幅高となった。前日のアメリカ市場は休場(奴隷解放記念日の振り替え休日)だったわけだが、NYダウ先物の大幅高を受けて安心感が広がったものである。日経平均は475円=1.84%高、TOPIXは2.05%高だった。値下がり銘柄は92に過ぎず、全面高で、全業種が上げたわけだが、特に鉱業、空運の値上がり率が多かった。強いて言えばハイテク株の上げが大きく、特に半導体関連の上げが目立った。
道場銘柄も、ここ大きく上げた木徳神糧とスポーツフィールド以外は、そろって上げた。
7立会日連続安という異常事態だったエスプール(推)は1082△19。TFCD提言に対応した情報開示支援(ESG関連)が大盛況で年間の受注目標を1Qで達成と、すごいことになっている。これ以上に期待できるのが広域行政BPOだが、こちらも全国各地に拠点を開設中で、その拠点数も計画を大きく上回る。かくて2022年11月期の業績は会社計画を大幅に超過するのが必至だ。5月中間決算の発表は7.05日。中間期の予想経常利益を新四季報は、前号の13.70億円→15.30億円に大幅増額している(これは前号の四季報も手元に置いておかないと、分からない。私はそういうこともチェックしつつ新四季報を読むのである)。ここから下げすぎ是正の動きが本格化するとみる。
注=TFCD提言、広域行政BPOについてご存じない方は、ネットで調べられたい。簡単に短く説明するのが至難の業なので、本稿では説明をしないわけである。ご了解願う。
オプテックスは2017円まであって1997△47。新四季報では今来期の業績予想が大きく上方修正されているが、それ以外でも好材料が書かれている。「空港等重要施設向け防犯センサーの営業強化で(国内拠点を)2から6拠点へ。」、「自動ドアセンサーのデータ活用する来店・購買分析サービス開始。」という記述に注目。
クレステックも1510円まであって1493△17。2022年6月期の予想経常利益は新四季報では前号の11.50億円→13.70億円に増額された。会社予想は依然9.53億円だから、いやはやとでも言うしかない。23年6月期は13.50億円予想だが、これは22年6月期は為替差益を計上(予定)の予想数字、対して23年6月期は「為替差損益見込まず。」(新四季報)のためであり、営業利益では22年6月期予想を1億円上回る14.00億円予想になっている。22年6月期の経常利益は営業利益を0.7億円上回っている。23年6月期も為替差益が出て0.7億円、営業利益を上回るとすると経常利益は14.7億円になる。
さらに付け加えると、その場合の1株利益(名目値)は295円前後になる。配当性向30%以上を標榜しているので配当は89円前後になる。21年6月期の配当は45円、23年6月期は58円~69円(四季報予想)、23年6月期は58円~75円(同)である。この58円~75円が89円になるかもしれないということである。この場合、配当利回りは5.96%になる。
いずれにせよ、じっくり、この会社を分析すれば、時価は超割安となり、2000円相場があっても何らおかしくないのである。
「新四季報銘柄」も、そろって上げたわけだが、なかでもリファインバースは1402円まであって1380△135(グロース上昇率15位)。
本多通信は519△17の高値引け。この銘柄、6.07日には579円の年初来高値をつけたわけだが、その後ほとんど毎日下げ続け20日には499円まであった。鎌倉理論(理論というのもおこがましいが)に「ぴったりの株価をつけると、そこが高値(または安値)になることがままある。」というのがある。意外に有用な格言である。この株の場合、1円下ぶれたが499円で底打ちしたとみていいのではないか。今期予想経常利益は会社計画では14.00億円だが新四季報予想は15.5億円。1ドル116円想定の会社計画に対し現在は135円強で巨額の為替差益が必至である。
6月22日 0時13分記
追記=クレステックは6月決算なので、権利付き最終売買日は28日、権利落ちは29日。年間配当は69円(前後)となろう。中間配当で29円を実施しているので、今回分は40円(前後)。配当利回りは2.68%(年率では5.36%)。ここから配当狙いの買いも見込め、いよいよ楽しみが強まる。(0時50分記)
道場銘柄も、ここ大きく上げた木徳神糧とスポーツフィールド以外は、そろって上げた。
7立会日連続安という異常事態だったエスプール(推)は1082△19。TFCD提言に対応した情報開示支援(ESG関連)が大盛況で年間の受注目標を1Qで達成と、すごいことになっている。これ以上に期待できるのが広域行政BPOだが、こちらも全国各地に拠点を開設中で、その拠点数も計画を大きく上回る。かくて2022年11月期の業績は会社計画を大幅に超過するのが必至だ。5月中間決算の発表は7.05日。中間期の予想経常利益を新四季報は、前号の13.70億円→15.30億円に大幅増額している(これは前号の四季報も手元に置いておかないと、分からない。私はそういうこともチェックしつつ新四季報を読むのである)。ここから下げすぎ是正の動きが本格化するとみる。
注=TFCD提言、広域行政BPOについてご存じない方は、ネットで調べられたい。簡単に短く説明するのが至難の業なので、本稿では説明をしないわけである。ご了解願う。
オプテックスは2017円まであって1997△47。新四季報では今来期の業績予想が大きく上方修正されているが、それ以外でも好材料が書かれている。「空港等重要施設向け防犯センサーの営業強化で(国内拠点を)2から6拠点へ。」、「自動ドアセンサーのデータ活用する来店・購買分析サービス開始。」という記述に注目。
クレステックも1510円まであって1493△17。2022年6月期の予想経常利益は新四季報では前号の11.50億円→13.70億円に増額された。会社予想は依然9.53億円だから、いやはやとでも言うしかない。23年6月期は13.50億円予想だが、これは22年6月期は為替差益を計上(予定)の予想数字、対して23年6月期は「為替差損益見込まず。」(新四季報)のためであり、営業利益では22年6月期予想を1億円上回る14.00億円予想になっている。22年6月期の経常利益は営業利益を0.7億円上回っている。23年6月期も為替差益が出て0.7億円、営業利益を上回るとすると経常利益は14.7億円になる。
さらに付け加えると、その場合の1株利益(名目値)は295円前後になる。配当性向30%以上を標榜しているので配当は89円前後になる。21年6月期の配当は45円、23年6月期は58円~69円(四季報予想)、23年6月期は58円~75円(同)である。この58円~75円が89円になるかもしれないということである。この場合、配当利回りは5.96%になる。
いずれにせよ、じっくり、この会社を分析すれば、時価は超割安となり、2000円相場があっても何らおかしくないのである。
「新四季報銘柄」も、そろって上げたわけだが、なかでもリファインバースは1402円まであって1380△135(グロース上昇率15位)。
本多通信は519△17の高値引け。この銘柄、6.07日には579円の年初来高値をつけたわけだが、その後ほとんど毎日下げ続け20日には499円まであった。鎌倉理論(理論というのもおこがましいが)に「ぴったりの株価をつけると、そこが高値(または安値)になることがままある。」というのがある。意外に有用な格言である。この株の場合、1円下ぶれたが499円で底打ちしたとみていいのではないか。今期予想経常利益は会社計画では14.00億円だが新四季報予想は15.5億円。1ドル116円想定の会社計画に対し現在は135円強で巨額の為替差益が必至である。
6月22日 0時13分記
追記=クレステックは6月決算なので、権利付き最終売買日は28日、権利落ちは29日。年間配当は69円(前後)となろう。中間配当で29円を実施しているので、今回分は40円(前後)。配当利回りは2.68%(年率では5.36%)。ここから配当狙いの買いも見込め、いよいよ楽しみが強まる。(0時50分記)
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