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2022.06.12
NYダウは続落、880ドル安
10日の相場は前日のNYダウ急落(638ドル=1.94%安)を受けて、大幅安となった。日経平均は422円=1.49%安、TOPIXは1.32%安だった。値上がり銘柄は176にとどまり、業種別指数も全業種が値下がりするという全面安だった。09日に欧州中銀(ECB)が7月に量的緩和を終了し利上げする方針を示したことが、欧米各国市場の株安、そして日本株安につながったわけである。
道場銘柄も、ほとんどの銘柄が下げたが、それでもトータルでは日経平均などに比べ軽微な下げにとどまった。
プライム市場の値上がり率1位がクロスキャット、2位がラウンドワンになったほか、AMG、メルディアなどの下落率も小さかったからである。
クロスキャットは1074△133まであって1034△93。前場終値は999△58だったが、後場は買い気配から1074円で始まった。上げた理由としてマイナンバーカードを言う向きがあるようだが、それだと、後場一気に上げた理由が不明だ。大底を打って1000円奪回の動きを強めていたわけだが、前場999円で終え、これは1000円越えから一段高の方向とみる見方が急速に強まり一気に人気集中となったのではないか。前場出来高130700株に対し後場は330300株に急増した。
クロスキャット以外は軒並み下げ、日経平均も大きく下げたわけだが、さらに追い打ちをかけるように、10日のアメリカ株が急落となっている。
NYダウは880ドル=2.72%安、NQは3.52%安。
日経平均先物も469円=1.69%安となっている。
10日発表の消費者物価指数の上昇率が8.6%と市場予想の8.3%を上回ったことで、FRBの利上げ姿勢に警戒感が強まった。7月に0.5%利上げとみられているわけだが、0.75%利上げへの懸念が出ている。また9月以降も0.5%利上げが続くとの見方も広がった。
先行きは不透明だ。インフレ懸念、景気悪化懸念は強いわけだが、経済指標の数字いかんで、見方は大きく変わるので、さらに消費者物価が大きく上がるのか減速するのか、市場は数字に一喜一憂させられることになる。
やや強気になりかけたが、やはりまた慎重姿勢に戻るしかなさそうだ。これが相場だと、腹をくくって、イバラの道を行くとしよう
6月12日 23時39分記
道場銘柄も、ほとんどの銘柄が下げたが、それでもトータルでは日経平均などに比べ軽微な下げにとどまった。
プライム市場の値上がり率1位がクロスキャット、2位がラウンドワンになったほか、AMG、メルディアなどの下落率も小さかったからである。
クロスキャットは1074△133まであって1034△93。前場終値は999△58だったが、後場は買い気配から1074円で始まった。上げた理由としてマイナンバーカードを言う向きがあるようだが、それだと、後場一気に上げた理由が不明だ。大底を打って1000円奪回の動きを強めていたわけだが、前場999円で終え、これは1000円越えから一段高の方向とみる見方が急速に強まり一気に人気集中となったのではないか。前場出来高130700株に対し後場は330300株に急増した。
クロスキャット以外は軒並み下げ、日経平均も大きく下げたわけだが、さらに追い打ちをかけるように、10日のアメリカ株が急落となっている。
NYダウは880ドル=2.72%安、NQは3.52%安。
日経平均先物も469円=1.69%安となっている。
10日発表の消費者物価指数の上昇率が8.6%と市場予想の8.3%を上回ったことで、FRBの利上げ姿勢に警戒感が強まった。7月に0.5%利上げとみられているわけだが、0.75%利上げへの懸念が出ている。また9月以降も0.5%利上げが続くとの見方も広がった。
先行きは不透明だ。インフレ懸念、景気悪化懸念は強いわけだが、経済指標の数字いかんで、見方は大きく変わるので、さらに消費者物価が大きく上がるのか減速するのか、市場は数字に一喜一憂させられることになる。
やや強気になりかけたが、やはりまた慎重姿勢に戻るしかなさそうだ。これが相場だと、腹をくくって、イバラの道を行くとしよう
6月12日 23時39分記
水戸
いつも楽しく拝見しております。
今回の推奨、AMG、メルディア、クロスキャット等の推し銘柄は随分長い推しの期間のように思います。
いつもいつの間にか突如として新銘柄が出て、従前推奨された銘柄は消えていきますが、今回は地合いも変わらず、個別推し銘柄がやはりまだまだ伸びる余地が強いということになるのでしょうか?
教えていただけると幸いです。
今回の推奨、AMG、メルディア、クロスキャット等の推し銘柄は随分長い推しの期間のように思います。
いつもいつの間にか突如として新銘柄が出て、従前推奨された銘柄は消えていきますが、今回は地合いも変わらず、個別推し銘柄がやはりまだまだ伸びる余地が強いということになるのでしょうか?
教えていただけると幸いです。
2022/06/13 Mon 13:48 URL [ Edit ]
鎌倉雄介
Re: 水戸 さん。
「いつもいつの間にか突如として新銘柄が出て、従前推奨された銘柄は消えていきますが、」
の意味がよく分からないので、的確なお答えになっているか不安ですが・・・
新銘柄が「推奨銘柄」のことなら、突如出るのは当然と思いますが・・・
「従前推奨された銘柄は消えていきますが」は、言及がなくなるという意味に解してお答えすると、
この場合は2つのケースがあります。
1つは、時間の経過で、相場の流れから外れたり(例えば円安メリット銘柄として
推奨していたのが円高に変わった等)した場合
もう一つは格別理由はないが、特に材料もないので結果的にかなりの間言及しないことになる場合
いずれにしろ、昨今の相場は、変化が激しく昨日まではいいと思っていた銘柄が一夜にして
人気の圏外になったりします。特に半導体株などは、これまではダメそうでも必ずと
言っていいくらい復活してきたわけですが、今回はそれも怪しくなってきました。
「地合いも変わらず」などというのとは正反対で、日々急速に厳しさを増す地合いのわけで、
これにどう対応するかに、投資家の腕が問われます。
「持ち高は少なめに」というのが、こうした場合の鉄則です。
お答えになっているか不安ですが、とにかく、非常に難しい厳しい相場なので、
臨機応変、慎重に行くようにしてください。
ようにしてください。
「いつもいつの間にか突如として新銘柄が出て、従前推奨された銘柄は消えていきますが、」
の意味がよく分からないので、的確なお答えになっているか不安ですが・・・
新銘柄が「推奨銘柄」のことなら、突如出るのは当然と思いますが・・・
「従前推奨された銘柄は消えていきますが」は、言及がなくなるという意味に解してお答えすると、
この場合は2つのケースがあります。
1つは、時間の経過で、相場の流れから外れたり(例えば円安メリット銘柄として
推奨していたのが円高に変わった等)した場合
もう一つは格別理由はないが、特に材料もないので結果的にかなりの間言及しないことになる場合
いずれにしろ、昨今の相場は、変化が激しく昨日まではいいと思っていた銘柄が一夜にして
人気の圏外になったりします。特に半導体株などは、これまではダメそうでも必ずと
言っていいくらい復活してきたわけですが、今回はそれも怪しくなってきました。
「地合いも変わらず」などというのとは正反対で、日々急速に厳しさを増す地合いのわけで、
これにどう対応するかに、投資家の腕が問われます。
「持ち高は少なめに」というのが、こうした場合の鉄則です。
お答えになっているか不安ですが、とにかく、非常に難しい厳しい相場なので、
臨機応変、慎重に行くようにしてください。
ようにしてください。
2022/06/13 Mon 23:17 URL [ Edit ]
水戸
ご回答ありがとうございます。
小生の質問の仕方がよくなかったようで返ってお気遣いをさせてしまい心苦しく思っております。
相場変化が激しい場合、銘柄変更が適宜あってもよさそうですが、今回推奨されている銘柄の期間が長いため、その理由をお聞きしたかった次第でした。
わかりにくくすみません。
小生の質問の仕方がよくなかったようで返ってお気遣いをさせてしまい心苦しく思っております。
相場変化が激しい場合、銘柄変更が適宜あってもよさそうですが、今回推奨されている銘柄の期間が長いため、その理由をお聞きしたかった次第でした。
わかりにくくすみません。
2022/06/15 Wed 09:22 URL [ Edit ]
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