fc2ブログ
20日の相場は大幅続伸となった。日経平均は233円=0.86%高、TOPIXは1.03%高だった。ただ主力大型株に偏った物色で、大型株指数が1.24%高だったのに対し、小型株指数は0.45%高にとどまった。プライム1.03%高、スタンダード0.10%安、グロース2.06%安。
マザーズも2.13%安だった。
要するに、以前でいえば東証1部の主力株は大幅高だったが、その他の東証1部は小幅高どまり、その他市場はマザーズの大幅安を筆頭にJQもハイテク株中心に大幅安といったところだったわけである。
今回の東証の市場区分見直しで、私などは、一段と、市場(マザーズを除く)全体を表す指標がなくなり、分かりにくくなったという思いが強い。

前場の終値→大引け値は
日経平均=155円高→233円高
マザーズ=10.27安→15.88安
となる。後場になって日経平均は一段高する一方、マザーズは一段安となったわけである。グロースもマザーズと同様な動きだったと推測。

道場銘柄は、こうした小型株に逆風が吹く中、何とか持ちこたえ、小幅高程度で終えた。
クロスキャット(推)、エスプール(推)の2銘柄は、それぞれ1030△32,1377△16まであったわけだが、終わってみればクロスキャット1002△4、エスプール1336▼25と、前引け値に比べ大幅安で終えた。両銘柄ともプライムだが、小型株のため、グロースやマザーズの値動きに影響されたとも言えよう。

クレステックは3.30日につけた戻り高値を1円上回る1530円まであって1517△4。引け値としても、戻り高値更新である。出来高も6500株と前日を上回り、まずまずの水準を維持、いよいよ1568円の年初来高値が見えてきた。円安の流れが収まらず1ドル128円前後になっていて、市場は輸出関連銘柄が人気になっているわけだが、クレステックも円安はプラスと公言しており、この流れに乗る。

日本エスコン(推)は828▼4と一休み。

メルディア731△7、AMG(推)905△6と、ともに上げた。両銘柄とも、ようやく信用の期日売り的な売りも峠を越して、需給関係が良くなってきたようだ。
メルディアの場合、信用の売り残もかなり減ってきているが、日証金の融資残高は最近でも多い時で1万株余りあったわけだが、ここにきて1000株を割り込んでいる。20日はついに0にと書く予定で書き始めた(場中に見たとき0となっていた)のだが、今確認したら500株になっていた。
いずれにせよ、需給関係が好転、株価には明るい兆しが出てきたようだというのが、私の見立てである。

4月21日 0時15分記

Secret

TrackBackURL
→http://kamakurayuusuke.blog134.fc2.com/tb.php/4281-de9351a4