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2022.04.14
日本エスコンの賃貸収入は3倍以上に
14日の相場は前日のアメリカ株の大幅高(NYダウ1.00%高、NQ2.03%高)を受けて大きく上げた。日経平均は329円=1.22%高、TOPIXは0.95%高。
プライム市場指数0.95%高に対しスタンダード0.41%高、グロース0.37%安と明暗が分かれた。またマザーズ指数も0.43%安だったことで分かるように、結局、この日も残念ながら主力大型株優位の展開となり、小型株は高安まちまちくらいの相場だったわけである。
道場銘柄も高安まちまちで、日経平均大幅高の蚊帳の外だった。
メルディアは5日続落していたわけだが、ようやく731△7と反発した。期日も峠を越えつつあると思われ、期日向かいの買いが、ここからは優位になる可能性が高まってきた。いずれにせよ、大きく下げた後だけに、期待していいのではないか。
エスプール(推)は期待に応えることができず1327▼41と大幅反落。残念ながら、このようにいいところまできてここが正念場といったところでは、非常に高い確率で、このようにずっこけることが多いように思う。つい期待してしまうが、そろそろ学習してシビアに見る癖をつけなくてはと、反省したことだった。まあそれでもこの株に関しては強気堅持でいいだろう。
【日本エスコン(推)】
お待たせしたが、今日はこの会社の
安定した賃貸収入確保による「収益構造の転換」(「第4次中期経営計画修正に関するお知らせ})
を図るべく実現した買収子会社について書く。
>株式会社ピカソ及び優木産業株式会社ならびに同社グループ 6 社 の株式の取得(子会社化)に関するお知らせ(2021年8.31日)
なおこの株式取得は10.29日に完了している。
以下、このピカソグループがどういう会社なのかを書く。
①株式会社ピカソ(2021年4月期)
売り上げ=60.8億円
経常利益=16.4億円
②優木産業(2020年8月期)
売り上げ=31.1億円
経常利益=4.8億円
③その他6社(2021年2月期)計
売り上げ=1.4億円
経常利益=0.2億円
以上の8社の合計は
売り上げ=93.3億円
経常利益=21.4億円
この数字の評価はどうなるか。
エスコンの2021年12月期の
売り上げ=790.2億円
経常利益=91.0億円
両者を比べると、売り上げはエスコンが圧倒的だが、経常利益はエスコン91.0億円に対しピカソグループ計は21.4億円でエスコンの23.5%にもなる。
エスコンの2022年12月期の経常利益は前期比約31億円増の122億円予想だが、これにはピカソグループが大いに寄与しているわけである。なお原因は承知していないが、ピカソ、優木産業とも、直近の経常利益が前の期に比べ急増しているのは要注目だ。
ピカソは5.28億円→16.37億円
優木産業は2.85億円→4.81億円
ちなみにエスコンはピカソグループを299億円で取得している。年間売り上げ800億円弱、時価総額700億円前後(いずれも当時)の会社にとって、いかに大きな買い物だったかがよく分かろう。それが優良賃貸物件を保有して、大きな賃貸収入を稼ぐお買い得物件だったわけである。
このように、今後は安定した不動産賃貸収入(前期は売り上げの10%だが今期は30%以上になりそうだ)を見込め、かつ配当利回りも5%近くが予想される優良企業として、株価は大きく見直されるのではないか。
4月14日 23時52分記
プライム市場指数0.95%高に対しスタンダード0.41%高、グロース0.37%安と明暗が分かれた。またマザーズ指数も0.43%安だったことで分かるように、結局、この日も残念ながら主力大型株優位の展開となり、小型株は高安まちまちくらいの相場だったわけである。
道場銘柄も高安まちまちで、日経平均大幅高の蚊帳の外だった。
メルディアは5日続落していたわけだが、ようやく731△7と反発した。期日も峠を越えつつあると思われ、期日向かいの買いが、ここからは優位になる可能性が高まってきた。いずれにせよ、大きく下げた後だけに、期待していいのではないか。
エスプール(推)は期待に応えることができず1327▼41と大幅反落。残念ながら、このようにいいところまできてここが正念場といったところでは、非常に高い確率で、このようにずっこけることが多いように思う。つい期待してしまうが、そろそろ学習してシビアに見る癖をつけなくてはと、反省したことだった。まあそれでもこの株に関しては強気堅持でいいだろう。
【日本エスコン(推)】
お待たせしたが、今日はこの会社の
安定した賃貸収入確保による「収益構造の転換」(「第4次中期経営計画修正に関するお知らせ})
を図るべく実現した買収子会社について書く。
>株式会社ピカソ及び優木産業株式会社ならびに同社グループ 6 社 の株式の取得(子会社化)に関するお知らせ(2021年8.31日)
なおこの株式取得は10.29日に完了している。
以下、このピカソグループがどういう会社なのかを書く。
①株式会社ピカソ(2021年4月期)
売り上げ=60.8億円
経常利益=16.4億円
②優木産業(2020年8月期)
売り上げ=31.1億円
経常利益=4.8億円
③その他6社(2021年2月期)計
売り上げ=1.4億円
経常利益=0.2億円
以上の8社の合計は
売り上げ=93.3億円
経常利益=21.4億円
この数字の評価はどうなるか。
エスコンの2021年12月期の
売り上げ=790.2億円
経常利益=91.0億円
両者を比べると、売り上げはエスコンが圧倒的だが、経常利益はエスコン91.0億円に対しピカソグループ計は21.4億円でエスコンの23.5%にもなる。
エスコンの2022年12月期の経常利益は前期比約31億円増の122億円予想だが、これにはピカソグループが大いに寄与しているわけである。なお原因は承知していないが、ピカソ、優木産業とも、直近の経常利益が前の期に比べ急増しているのは要注目だ。
ピカソは5.28億円→16.37億円
優木産業は2.85億円→4.81億円
ちなみにエスコンはピカソグループを299億円で取得している。年間売り上げ800億円弱、時価総額700億円前後(いずれも当時)の会社にとって、いかに大きな買い物だったかがよく分かろう。それが優良賃貸物件を保有して、大きな賃貸収入を稼ぐお買い得物件だったわけである。
このように、今後は安定した不動産賃貸収入(前期は売り上げの10%だが今期は30%以上になりそうだ)を見込め、かつ配当利回りも5%近くが予想される優良企業として、株価は大きく見直されるのではないか。
4月14日 23時52分記
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