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2022.02.16
ウクライナ情勢で続落も、その後ロシア軍の一部撤収て欧米株高
前日のアメリカ株はNYダウは0.49%安だったもののNQは横ばい(0.00%安)だった。これを受けて、日経平均は104円高で始まっわけだが、すぐに下げに転じ後場後半には355円安まであって終値は214円(0.79%)安となった。TOPIXは0.83%安。NYダウ先物が下げ、ウクライナ情勢も不透明なままで、不安心理が高まったと思われる。
JQ指数は1.19%安、マザーズ指数は1.85%安だった。
道場銘柄は、前日、比較的軽微な下げにとどまった反動が出て、大きく下げる銘柄が続出した。個人の買い意欲・買い余力がほとんどないため、小型株の場合、ちょっとした売りで暴落となりかねない。たとえば、この日、寄り前に10300株の成り行き売りが出ていたタカギセイコー(推)は8時半前後くらいまでストップ安〈1273▼400)気配だった。結局1620▼53で寄り付いたわけだが、終値は1601▼72。
前日好決算を発表したクレステック(推)も一度もプラス圏に浮上することなく終値は1440▼37。
メルディア、AMG(推)なども大幅安。
イーグランド(推)、クロスキャット(推)、テクノスマート(推)は、一時はかなりのプラスになったのだが、終わってみれば、そろってかなりの下げとなった。
わずかに、アドベンチャー、オープンドアの旅行関連のほか、UTグループ、オプテックスなどが上げた。
要するに、あれだけの決算でもクレステックが下げたように、個人投資家の懐具合が極度に悪化しているため、好業績にも反応できず、売りやすいものは売るという、需給関係がほとんどを左右する相場になっているということだろう。
さて、相場がここまで下げた要因は世界的な金利上昇(アメリカの利上げ等)と、ウクライナ情勢の緊迫化の2つがほとんどのわけである。
それが、15日の夕方以降、ウクライナ情勢に明るいニュースが伝えられ始めている。
NATO事務総長が、ロシアの一部部隊が基地からの帰還開始と発表、その後、ロシア国防相もウクライナとの国境付近で軍事演習を行っていた一部部隊が撤収を開始と発表した。
こうした、情勢の好転を受け、欧米各国のい株価は大きく上げている。
NYダウは320ドル前後〈0.9%前後〉高、NQも1.6%前後高となっている。連れて日経平均先物も400円超の上げとなっている。
ウクライナ情勢が、最終的にどう決着するか、なお予断を許さないが、とりあえずは一息つけるか。
2月16日 0時13分記
JQ指数は1.19%安、マザーズ指数は1.85%安だった。
道場銘柄は、前日、比較的軽微な下げにとどまった反動が出て、大きく下げる銘柄が続出した。個人の買い意欲・買い余力がほとんどないため、小型株の場合、ちょっとした売りで暴落となりかねない。たとえば、この日、寄り前に10300株の成り行き売りが出ていたタカギセイコー(推)は8時半前後くらいまでストップ安〈1273▼400)気配だった。結局1620▼53で寄り付いたわけだが、終値は1601▼72。
前日好決算を発表したクレステック(推)も一度もプラス圏に浮上することなく終値は1440▼37。
メルディア、AMG(推)なども大幅安。
イーグランド(推)、クロスキャット(推)、テクノスマート(推)は、一時はかなりのプラスになったのだが、終わってみれば、そろってかなりの下げとなった。
わずかに、アドベンチャー、オープンドアの旅行関連のほか、UTグループ、オプテックスなどが上げた。
要するに、あれだけの決算でもクレステックが下げたように、個人投資家の懐具合が極度に悪化しているため、好業績にも反応できず、売りやすいものは売るという、需給関係がほとんどを左右する相場になっているということだろう。
さて、相場がここまで下げた要因は世界的な金利上昇(アメリカの利上げ等)と、ウクライナ情勢の緊迫化の2つがほとんどのわけである。
それが、15日の夕方以降、ウクライナ情勢に明るいニュースが伝えられ始めている。
NATO事務総長が、ロシアの一部部隊が基地からの帰還開始と発表、その後、ロシア国防相もウクライナとの国境付近で軍事演習を行っていた一部部隊が撤収を開始と発表した。
こうした、情勢の好転を受け、欧米各国のい株価は大きく上げている。
NYダウは320ドル前後〈0.9%前後〉高、NQも1.6%前後高となっている。連れて日経平均先物も400円超の上げとなっている。
ウクライナ情勢が、最終的にどう決着するか、なお予断を許さないが、とりあえずは一息つけるか。
2月16日 0時13分記
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