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14日のアメリカ株は危うい場面もあったが、まずまずの結果(NYダウは0.56%安、NQは0.59%高)で終わり、日経平均先物は176円(0.63%)高と上げて終えた。

と言うわけで久しぶりに心安らかな週末となり、私は懸案となっていた皇帝ダリアの挿し木作業をすることにした。植物などに疎い息子は皇帝ダリアの名前が覚えられず、あの皇帝ペンギンみたいな・・・と言うありさま。

皇帝ダリアと聞いても、あれと分かる方は少数かもしれない。それでも車でよく移動されるような方なら、写真などを見れば、見たことがあると言う方は、それなりに多かろう。それくらい目立つ花木だからである。

ネットで検索すると、ウィキペディアには項目がなさそうだ。そんなことはないだろうと「皇帝ダリア  ウィキペディア」で検索したら、「キダチダリア」で項目になっていることが分かった。
本の形の百科事典なら皇帝ダリア→木立ダリアという項目(私の昔勤務していた出版社ではこういう項目を「見よ項目」と呼んでいた)を立てるところだが、ネットでは、それはままならない。

しかし、この項目の立て方からしておかしいが、内容も、かなりお粗末だ。
>コダチダリア(木立ダリア、学名 Dahlia imperialis)は、高さ8-10メートルになるダリア属の種で、メキシコ、中米、コロンビアの原産。日本では学名を訳した「皇帝ダリア」等の別名でも呼ばれる。俗にキダチダリアと呼ばれることもある。
>高地・山地の植物で、標高1,500-1,700メートルの所に生育する。塊根を有する多年草で、冬期の休眠の後急速に生長し、脆く竹のような膨れた節のある四角形の茎と、大きな3回羽状複葉を展開し、地面近くの葉はすぐに日陰に入ってしまう。

どこがおかしいか。
・高さ8-10メートルになる=少なくとも、日本に10メートルもの物は皆無と言っていいくらい珍しいだろう。普通2.5~3.5メートルくらいが一般的で、説明としては2~6メートルくらいが妥当だろう。
私は一昨年の春頃ヤフオクかなにかで0.6メートルくらいの苗を買って庭に植えたわけだが、昨年12月、2メートル強になり、小ぶりながら数個の花を咲かせてくれた。
・「皇帝ダリア」等の別名でも呼ばれる。=少なくとも、昨今では、「コダチダリア」などと呼ぶ人は、ほとんどいないだろう。
ハナミズキの別名に「アメリカヤマボウシ」があるが、こんな名前を使ったら何それと怪訝な顔をされるのが落ちなのと同じことである。
・「四角形の茎」=私は今日、挿し木のため、枯れている我が家の皇帝ダリアを切り倒し、挿し木用に輪切りにし10数個を得たわけだが、どこをどう見ても竹同様丸い茎である。

この「四角形の茎」という記述で、はたと抱いた疑念だが、この説明を書いている方は、日本で本物の皇帝ダリアを見たことがないのではないか。
いずれにせよ、書いてあることなどを安易にうのみにする方が結構多い(それで私の考えを否定したりもするので、困ることが多々ある)が、世の中にはいい加減な説明が氾濫しているということを、しっかり頭に入れておくことが重要だ。株の世界などは、その典型なわけである。不遜ながら、拙著以外は疑ってかかるようにされたい。

さて、皇帝ダリアの挿し木作業である。(以下はネット等で収集した情報をもとに妥当そうなものをセレクト)

まず枯れた木を根元より少し上で切断。これを節の下で輪切りにする。1節ごとにそうするので、1本から10個以上取れるわけである。これは、どれを見ても12月頃とあるので、私の場合、少し遅れたことになる。
これを1月中まで乾燥させる。
段ボール等に入れ保管。
3月に土に挿す。

段ボールに入れるとき、おがくずをかぶせるとあったので、はたと困った(後で他の人の例を見ると三者三様で、そうこだわるほどのことではなさそうだったのだが)。それで、そうだウルシの木を地上1メートルくらいで伐って放置しているのがあるが、これを根元から伐れば、おがくず様のものが出るだろうと、電動のこで切断。それをさらに切断。しかし手間がかかる割にたいした量にならないので、まあ、そうおがくずにこだわることもあるまいと、足りない分は落ち葉で代用することにした。
後は3月に土に挿す作業だが、これはネットで体験談を見るに、いろいろやり方があって、成功率はそう低くはなさそうだが、失敗もそれなりに多そうで、楽しみの一方、不安も残るところ。ただ無から有を生ずと言うか、1000円程度で買った苗から春に子どもが10本とか15本も生まれると皮算用するのは楽しいものだ。

皇帝ダリアは普通、高さ3メートル前後にもなり、11月ころ薄紫色の花を多数咲かせるので、人の目をひく。
昔、ホームセンターで、皇帝ダリアは置いてないんですかと聞くと、ありゃあ球根だから今の時期にはないよという答えだったと記憶するが、これはちょっとおかしい。普通、花木は花が咲いているとき売るのが一般的だが、皇帝ダリアの場合、そうすると高さ2~6メートルもあって扱いにくく、売っていないのだと思われる。球根では売っていないようだが理由は不明。「塊根を有する多年草」(ウィキペディア)というのが正しく球根ではない可能性大だが、未確認。
今、ネットで見ると、例えば
3.17日より発送開始、3.5号鉢1072円(税込み)、送料800円
などとある。これは八重咲きだが、意外に安いのがタキイ種苗のネット通販。
10.5cm(=3.5号鉢)2株1900円、八重でも2株2100円。こちらは送料が全国一律200円(税込み)と、他の園芸業者に比べ格安だ。創業180年の老舗企業なのに、送料込みなら値段も格安となれば、今後はこちらを使おうかと思ったことだった。
蛇足ながら、小生、タキイの回し者ではありません。10代の頃からしばらくの期間、タキイ種苗、坂田種苗(現サカタのタネ)(創業100年以上)の通販カタログに慣れ親しんできた(友の会入会かなにかでユリの球根などをくれた)ので、愛着があるのでありまする。

1月15日 19時31分記
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