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2021.11.30
小型株がたたき売られる
29日の相場は最悪のものになった。日経平均は468円(1.63%)安、TOPIXは1.84%安だった。この数字は26日(日経平均748円安、TOPIX.2.03%安)よりはいいが、小型株に限って言えば、26日をかなり上回る下げだった。すなわち小型株指数は26日の60ポイント安に対し29日は83ポイント安、単純平均も29日のほうが下落率は大だった。ついでに言えば、25日も日経平均は197円高だったが、小型株指数はほぼ横ばい、24日は下落率では日経平均より小さかったものの1.1%安だった。
要するに小型株は24日以降、横ばいの25日を除き3立会日、大幅安、合計の下落幅は日経平均で言えば、おそらく2000円超に達したと思われる。
残念ながら、道場銘柄は、この小型株の大幅下落の荒波をもろにかぶってしまい、甚大な被害を被ったわけである。
個人投資家が元気がなく、市場の買い手としては、外国人、機関投資家が幅を利かせている現状が、こうした事態を招いたと言えよう。
そして、その流れが行き過ぎるところまで行ったのが29日の下げだったのかもしれない。
メルディアは4日続落で718▼37。2023年6月期の予想実質1株利益(四季報予想に基づき算出)は253.0円なので
予想実質PERは2.84倍
というまさにあり得ないような低水準になる。
クレステックは5日続落で1490▼63。2023年6月期の予想配当を配当性向30%で計算すると75円。
予想配当利回りは5.03%
これもまさに好業績成長株としてはあり得ない高水準である。
AMGは3日続落で1024▼104。2022年3月期の予想経常利益を14億円(鎌倉雄介予想)とすると、予想実質1株利益は341.0円なので予想実質PERは3.00倍。23年3月期も増益とみていいだろうから、その時のPERは2.8倍程度になりメルディアより低くなる可能性がある。
29日のヨーロッパ主要国の株価は、1%強前後の値上がりとなった。
アメリカはNYダウは140ドル(0.4%)前後の値上がり、NQは1.6%ほどの値上がりとなっている。
連れて日経平均先物も、さすがに130円ほどの値上がりとなっている。
30日の相場に期待しよう。
11月30日 0時03分記
要するに小型株は24日以降、横ばいの25日を除き3立会日、大幅安、合計の下落幅は日経平均で言えば、おそらく2000円超に達したと思われる。
残念ながら、道場銘柄は、この小型株の大幅下落の荒波をもろにかぶってしまい、甚大な被害を被ったわけである。
個人投資家が元気がなく、市場の買い手としては、外国人、機関投資家が幅を利かせている現状が、こうした事態を招いたと言えよう。
そして、その流れが行き過ぎるところまで行ったのが29日の下げだったのかもしれない。
メルディアは4日続落で718▼37。2023年6月期の予想実質1株利益(四季報予想に基づき算出)は253.0円なので
予想実質PERは2.84倍
というまさにあり得ないような低水準になる。
クレステックは5日続落で1490▼63。2023年6月期の予想配当を配当性向30%で計算すると75円。
予想配当利回りは5.03%
これもまさに好業績成長株としてはあり得ない高水準である。
AMGは3日続落で1024▼104。2022年3月期の予想経常利益を14億円(鎌倉雄介予想)とすると、予想実質1株利益は341.0円なので予想実質PERは3.00倍。23年3月期も増益とみていいだろうから、その時のPERは2.8倍程度になりメルディアより低くなる可能性がある。
29日のヨーロッパ主要国の株価は、1%強前後の値上がりとなった。
アメリカはNYダウは140ドル(0.4%)前後の値上がり、NQは1.6%ほどの値上がりとなっている。
連れて日経平均先物も、さすがに130円ほどの値上がりとなっている。
30日の相場に期待しよう。
11月30日 0時03分記
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