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28日の相場は前日の正反対で、主力大型株中心に下げた。日経平均は278円(0.96%)安、TOPIXは0.70%安。大型株指数は1.10%安だったが、小型株指数は0.10%高だった。ここ先物主導でファストリを代表とする値嵩株に偏った売買が続いていたわけだが、この日は、その反動が一気に出た感じだ。
JQ指数は0.54%高、マザーズ指数は0.81%高だった。
ただ、騰落銘柄数でみると、2部を含め、マザーズ以外はすべて値下がり銘柄のほうが多く、大幅高だったマザーズにしても値上がり銘柄186に対し値下がり銘柄もほぼ同数の180あった。

道場銘柄は、大半の銘柄が上げた。

クレステックは1425△35で、年初来高値1450円がついに射程に入ってきた。

テクノスマートは1602円まであって1585△8。10.21日に1660円の年初来高値をつけた後もみ合っているわけだが、近々、クレステックのようなことになりそうな気がする。注目点は受注残が空前の水準まで積みあがっていることだ。6月末では253億円で、これは前年同月比4.6倍と言う(四季報)。同社の売り上げは2021年3月期は前年比半減で81億円だった。22年3月期は160億円。これらの数字と受注残の253億円を比べると、驚くしかない。リチウムイオン電池向け機器が絶好調なわけである。ここは買い増しても面白そうだ。

旅行関連は全面高で、道場銘柄もアドベンチャー8290△210、オ-プンドア2504△74と大幅高。

半導体関連もほぼ全面高で、道場銘柄もマルマエ、東京応化とそろって上げた。

ここ冴えない動きが続いていた銘柄では、ミマキ、中本パックス、川口化学、CEホールディングスなどが上げた。セプテーニも440△17(これについては後述)。

決算を29日に控えたイーグランド(推)は1562▼9、900円大台に迫っているメルディアは893▼1と、ともに嵐の前の静かさ。

フロイント産業(推)は出遅れ小型株物色の流れにも乗れず839▼5で4日続落となった。ただ耐えるのみ。

アドバネクスが大引けに大量の売りが出て1107▼94(東証1部値下がり率14位)。10.05日にも1151▼104と暴落を演じている。
ラウンドワンも大引け直前に123万株の大量売買が成立している(1日の売買高は248万株)。
こうした不可解な大商いの理由は不明。

セプテーニは引け後、2021年9月期決算を発表(23年9月期予想は非開示)。可もなし不可もなし、ないしやや期待外れの内容だったわけだが、注目すべきは、この内容より
>株式会社電通グループとの資本業務提携、株式交換による株式会社電通ダイレクトの完全子会社化、株式会社電通グループを割当予定先とする第三者割当による新株式発行、株式会社電通デジタル株式の一部取得(持分法適用関連会社化)、並びに親会社の異動及び子会社の異動に関するお知らせ
の方である。
評価が難しいが、会社発表を素直に聞けば、今後、これで大きく飛躍することになる。PTSでは大商いになっており、493△53まであって、その後ほぼ変わらずの水準まで下押した後、現在449△9。
明日は期待して見るとしよう。

10月28日 23時38分記


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