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2021.10.21
独り負けの日本株
訳の分からない相場について書くのが嫌で、ともかく、早々に済ませ、休むとしようと思い、早めに取り掛かった。
21日の大幅安(日経平均は547円=1.87%安、TOPIXは1.32%安)の原因については、どうもはっきりしない。
前日のアメリカ株がNYダウは高かったもののNQは安かったことで説明していた記事があった。しかしNYダウはザラ場では史上最高値を更新、終値でも0.43%高と、かなりの上げだった。対してNQは下げたと言っても.0.05%安にすぎず、変わらずと言っていいくらいのわずかな下げだったのである。NYダウとNQを共に考慮した場合、トータルの評価としては多少なりと高かったとプラス評価するのが当然だろう。
読売新聞の世論調査で、総選挙は「自民減で単独過半数の攻防」と報じられたことが悪材料になったのではと言ってきた方もある。しかし、これについてはJNNと毎日新聞の調査では「自民党が単独過半数をうかがう勢い」とされていて、読売調査で株が売られたというのは、いかがなものか。
いずれにせよ、いろいろ解釈はできようが、今一つはっきりしない理由で、21日は大きく下げたわけである。
韓国は0.19%安だったが、中国は0.22%高だった。前日のアメリカは前述のとおりである。
つまり、日本株だけ極端に弱い動きのわけである。
現在、総選挙で各党とも「分配」ばかり強調している。しかしこの20年、30年、ほとんど成長せず、1人当たりGDPは世界でどんどん各国に抜かれまくっているという惨状の中、どうやって分配の原資を手に入れるというのだろうか。この辺を、本能的に見抜かれていて、それが株安となって表れているのかもしれない。
中国の恒大集団の債務不履行の可能性高まるとの報道がある。とはいえ、これはもう織り込み済みに近いことかもしれない。
現在、NYダウは小幅安だが、NQは同率程度のプラスである。
ならば日本株はプラマイ0くらいで良さそうだが、日経平均先物は129円(0.45%)安。
とは言え、最近は、こういう数字も明日の相場を占ううえでほとんど当てにならない。
明日は明日の風が吹く、いい方向に向かうと信じて休むとしよう。
10月21日 23時05分記
21日の大幅安(日経平均は547円=1.87%安、TOPIXは1.32%安)の原因については、どうもはっきりしない。
前日のアメリカ株がNYダウは高かったもののNQは安かったことで説明していた記事があった。しかしNYダウはザラ場では史上最高値を更新、終値でも0.43%高と、かなりの上げだった。対してNQは下げたと言っても.0.05%安にすぎず、変わらずと言っていいくらいのわずかな下げだったのである。NYダウとNQを共に考慮した場合、トータルの評価としては多少なりと高かったとプラス評価するのが当然だろう。
読売新聞の世論調査で、総選挙は「自民減で単独過半数の攻防」と報じられたことが悪材料になったのではと言ってきた方もある。しかし、これについてはJNNと毎日新聞の調査では「自民党が単独過半数をうかがう勢い」とされていて、読売調査で株が売られたというのは、いかがなものか。
いずれにせよ、いろいろ解釈はできようが、今一つはっきりしない理由で、21日は大きく下げたわけである。
韓国は0.19%安だったが、中国は0.22%高だった。前日のアメリカは前述のとおりである。
つまり、日本株だけ極端に弱い動きのわけである。
現在、総選挙で各党とも「分配」ばかり強調している。しかしこの20年、30年、ほとんど成長せず、1人当たりGDPは世界でどんどん各国に抜かれまくっているという惨状の中、どうやって分配の原資を手に入れるというのだろうか。この辺を、本能的に見抜かれていて、それが株安となって表れているのかもしれない。
中国の恒大集団の債務不履行の可能性高まるとの報道がある。とはいえ、これはもう織り込み済みに近いことかもしれない。
現在、NYダウは小幅安だが、NQは同率程度のプラスである。
ならば日本株はプラマイ0くらいで良さそうだが、日経平均先物は129円(0.45%)安。
とは言え、最近は、こういう数字も明日の相場を占ううえでほとんど当てにならない。
明日は明日の風が吹く、いい方向に向かうと信じて休むとしよう。
10月21日 23時05分記
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