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19日の相場は日経平均のみ大幅高(190円高)となったが、これは例によってファストリ、ソフトバンクGがそろい踏みとなったためで、実際は、43円安となった前日と大差ない相場だった。

     値上り  値下り  日経平均
18日   1124   985    ▼43
19日   1115   962   △190

精密機器、電気機器、機械などの輸出関連に高いものが多かった。半導体株はほぼ全面高だった。海運株の暴騰も目立った。鉱業、石油・石炭製品などの資源株は反落するものが多かった。

道場銘柄は高安まちまちだった。

前日急伸したイーグランド(推)は1590▼22と反落。東和ハイシス(推)、フロイント産業(推)、セプテーニなども下げた。

アドベンチャーは8520△340と猛反発。私がここにきて買い増した分も、ようやくプラスになった。
マルマエも2303△133(東証1部値上がり率20位)と4連騰、半導体株では東京応化なども上げた。
キョウデンは508△26で年初来高値更新、オーウイルも1154△38で9.30日につけた1127円の年初来高値を更新した。
アルテは相変わらずじりじりと上げ、連日の年初来高値更新。
UTグループ、フルキャストの人材派遣も上げた。
シンクレイヤも1204△47で4連騰。

【メルディアはどこまで行くか】
この日は小安く始まり868▼12まであったわけだが切り返し、893△13まであって890△10。これで8連騰になってしまった。
連騰が続くのはうれしいが、どこかでドスンと下げるのが怖い。しかしやや手前勝手な解釈をすると、この日の朝の12円安で連騰は終えたとみることもできよう。

同社の経常利益(単位=100万円)の推移をみると以下のようになる。予は四季報予想。
2019年6月期 =1265
2020年6月期 =1374
2021年6月期 =1905
2022年6月期予=2000
2023年6月期予=2200
これだけ順調に、しかも急速に業績を伸ばしている企業のPERがどうかと言うと、
2023年6月期の予想実質1株利益は253.0円。19日の株価は890円なので
PERは890÷253=3.5(倍)
前にも書いたことではあるが、いかに何でも、これだけの業績絶好調企業で財務内容等にも問題のない会社(1株純資産も1040円あるのでPBRも0.8倍台にすぎない)のPERが3.5倍というのは、何かの間違いなのではと言いたくなるではないか。
人は現実に流されがちで、こういう理不尽な実態にも、そう驚かない投資家が多いわけだろうが、それでも真実はいつか現れるのである。
700円弱から900円弱のレンジ相場だった(2021年4月から10月)わけだが、今、新たに900円~1100円弱のレンジで動き出そうとしているのではないか、というのが、私の見方である。

2020年10月に1077円をつけている。近々、900円大台乗せを果たした後は1000円、そして1077円を目指す新たな相場に突入する可能性が高まってきたとみる。

10月20日 0時08分記
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