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2021.08.30
東和ハイ上方修正、イーグランドは高値更新
30日の相場は中小型株中心に幅広く買われた。日経平均は148円(0.54%)高にとどまったが、これはファストリが2.04%安と大きく下げソフトバンクGも小幅安になったという特殊要因のため。TOPIXは1.11%高。商船三井8240△400、日本製鉄2168.5△108.5を筆頭に海運、鉄鋼の上げが際立っていた。
道場銘柄は快進撃が続いている。
東和ハイシス(推)は10時00分に2021年9月期業績予想の上方修正と同配当予想の増額を発表した。予想経常利益は5.15億円→5.56億円、予想配当は55円→65円。
これを受けて株価は急伸、3440円まであって3420△235(JQ値上がり率12位)。
8.11日付で以下のように書いている。
>10-6月期の経常利益は4.31億円だった。前年同期比15.0%の増益。決算短信にもあるように、オンライン資格確認システムが好調のわけだが、これは営業開始時期からして下半期に入ってからしり上がりに受注が伸びるので7-9月期は期待できる。3-6月期の経常利益は1.33億円だったのだから通期の経常利益は4.31億円(10-6月期分)+1.33億円=5.64億円は最低ラインだ。おそらく5.7億円~6.00億円程度になろう。これは会社予想の5.15億円をかなり上回る。さらに、2022年9月期はオンライン資格確認システムがフルに寄与するので7億円前後は期待できよう。
最低ラインとした5.64億円にわずかだけ届かなかったが、実際の決算では多少の上乗せがあるのが普通なので、ぴったりくらいにはなる可能性は十分だろう。
「通期業績予想につきましては、当社の主力商品であります「歯科電子カルテ統合システム Hi Dental Spirit XR10-i」の売上及びオンライン資格確認等システムに係る売上が堅調に推移したことから(以下略)」(決算短信)としている。
オンライン資格確認等システムは今期は半期分のみの寄与だが、来期は通期寄与するので、これだけでも、来期はさらにかなりの増益が期待できるわけである。
イーグランド(推)は1421△35で、8.26日につけた1396円の年初来高値を更新した。出来高はまずまずの水準を維持、貸借倍率も0.4倍前後と好取組が続く。今期の予想経常利益は14.40億円のわけだが、1Qだけで7.65億円なので通期20億円は最低ライン、21.5億円前後が期待できよう。新四季報発売も近付き、こうした数字を意識して一段高必至の様相を呈してきた。
これまで目標株価についていろいろ書いてきた(それは現在も有効)が、うっかりして見落としていたことを書いておく。2018年1月に1575円の上場来高値をつけているのである。まずはこれが強く意識されよう。
幼児活動(推)は1130▼46まであって1196△20。小学校体育の教科担任制が実現の方向だが、これの同社に与える影響を、市場が認識しだしたら、株価は大きく居所を変える可能性が高まる。
アルテサロン(推)は561△8と連日の年初来高値更新。コロナは沈静化の兆しもなくはなく、つれてアルテが瞬間暴騰といったこともあり得よう。売り時期にはくれぐれも注意。
人材派遣会社は、読みにくい値動きをするが、この日はUTグループ2899△56、アウトソーシング1790△65、フルキャスト2108△22と、そろって上げた。
シード平和(推)は777△6の高値引けで3連騰。AMG、三栄建築は下げた。
クレステックは年初来高値更新を期待しないでもなかったわけだが、1320▼9と続落。焦らず近々の更新を待とう。
オプテックスは1455△28。一体どこまで下げれば気が済むんだと言いたくなるような値動きが続いているわけだが、今度こそ底入れとなるか。なんとも自信をもっては言えないが、その可能性がある程度出てきたのかもしれない。
8月30日 23時55分記
道場銘柄は快進撃が続いている。
東和ハイシス(推)は10時00分に2021年9月期業績予想の上方修正と同配当予想の増額を発表した。予想経常利益は5.15億円→5.56億円、予想配当は55円→65円。
これを受けて株価は急伸、3440円まであって3420△235(JQ値上がり率12位)。
8.11日付で以下のように書いている。
>10-6月期の経常利益は4.31億円だった。前年同期比15.0%の増益。決算短信にもあるように、オンライン資格確認システムが好調のわけだが、これは営業開始時期からして下半期に入ってからしり上がりに受注が伸びるので7-9月期は期待できる。3-6月期の経常利益は1.33億円だったのだから通期の経常利益は4.31億円(10-6月期分)+1.33億円=5.64億円は最低ラインだ。おそらく5.7億円~6.00億円程度になろう。これは会社予想の5.15億円をかなり上回る。さらに、2022年9月期はオンライン資格確認システムがフルに寄与するので7億円前後は期待できよう。
最低ラインとした5.64億円にわずかだけ届かなかったが、実際の決算では多少の上乗せがあるのが普通なので、ぴったりくらいにはなる可能性は十分だろう。
「通期業績予想につきましては、当社の主力商品であります「歯科電子カルテ統合システム Hi Dental Spirit XR10-i」の売上及びオンライン資格確認等システムに係る売上が堅調に推移したことから(以下略)」(決算短信)としている。
オンライン資格確認等システムは今期は半期分のみの寄与だが、来期は通期寄与するので、これだけでも、来期はさらにかなりの増益が期待できるわけである。
イーグランド(推)は1421△35で、8.26日につけた1396円の年初来高値を更新した。出来高はまずまずの水準を維持、貸借倍率も0.4倍前後と好取組が続く。今期の予想経常利益は14.40億円のわけだが、1Qだけで7.65億円なので通期20億円は最低ライン、21.5億円前後が期待できよう。新四季報発売も近付き、こうした数字を意識して一段高必至の様相を呈してきた。
これまで目標株価についていろいろ書いてきた(それは現在も有効)が、うっかりして見落としていたことを書いておく。2018年1月に1575円の上場来高値をつけているのである。まずはこれが強く意識されよう。
幼児活動(推)は1130▼46まであって1196△20。小学校体育の教科担任制が実現の方向だが、これの同社に与える影響を、市場が認識しだしたら、株価は大きく居所を変える可能性が高まる。
アルテサロン(推)は561△8と連日の年初来高値更新。コロナは沈静化の兆しもなくはなく、つれてアルテが瞬間暴騰といったこともあり得よう。売り時期にはくれぐれも注意。
人材派遣会社は、読みにくい値動きをするが、この日はUTグループ2899△56、アウトソーシング1790△65、フルキャスト2108△22と、そろって上げた。
シード平和(推)は777△6の高値引けで3連騰。AMG、三栄建築は下げた。
クレステックは年初来高値更新を期待しないでもなかったわけだが、1320▼9と続落。焦らず近々の更新を待とう。
オプテックスは1455△28。一体どこまで下げれば気が済むんだと言いたくなるような値動きが続いているわけだが、今度こそ底入れとなるか。なんとも自信をもっては言えないが、その可能性がある程度出てきたのかもしれない。
8月30日 23時55分記
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