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27日の相場は日経平均は101円(0.36%)安、TOPIXは0.34%安だった。海運株の大幅高だけが目立った。
JQ指数は0.23%安、マザーズ指数は0.29%安だった。
各市場とも値下がり銘柄のほうが多く、軟調な相場ではあったわけである。

道場銘柄は高安まちまちだったが、幼児活動(推)の大幅高等もあって、トータルでは、それなりのプラスとなった。

幼児活動は6円高で始まったわけだが9時15分には1380△294とストップ高寸前まで買われた。しかし14時41分位は1126△40まで上げ幅を急縮小、終値は1176△90(JQ値上がり率3位)。
「こども庁創設を検討する自民党の「こども・若者」輝く未来創造本部、が26日の会合で政策の基本方針をまとめ、子どもの視点に立った社会の実現に向け『こどもまんなか基本法(仮称)』を制定することを盛り込んだ」と共同通信が26日に報じたことが上げた理由のようだ。7363ベビーカレンダーも一時ストップ高まであって5360△410と急騰したことからしても、そう考えていいだろう。
体育の教科担任制で上げたわけではなさそうなのが、残念なような気もするが、むしろこちらのほうが大材料なはずで、先見の明のない投資家にも知れ渡るにつれ、幼児活動の評価も一変するのを期待して待とう。

AMG(推)は929円まであって922△39。前稿で書いたように、第1四半期決算の内容を精査すればするほど、2022年3月期業績の大幅上方修正は必至とみるところだ。戸建て住宅各社の業績は、時間差こそあれ、直近の三栄建築まで上方修正ラッシュであり、上方修正しないのは、シード平和やAMGのような東京本社でないところばかりでは、と言いたくなるくらいだ。逆に言えば、こういうところは、やや情報の重要度への認識が薄く、がちがちにはっきりしてから出せばいいと考えているのかもしれない(私の個人的読み〉。というわけで、逆に今後の上方修正必至とみて自信をもって先行きを見て行けるわけである。1020円の年初来高値を1ヵ月以内に更新する可能性4割、同3ヵ月以内に更新する可能性6割くらいとみている。

東和ハイシス(推)は3185△50の高値引け。3795円(7.01日)から2973円(8.20日)へと思わぬ急落を強いられたわけだが、ようやく本格的出直りに向けての動きがはっきりしてきたようだ。
幼児活動が体育の教科担任制という材料がほとんど知られていないように、東和ハイの場合もオンライン資格確認という大材料が全くと言っていいほど評価されていないのではないか。そしてこちらはこの材料が2022年9月期業績に大きく寄与するのである。

シード平和(推)は771△9と続伸。今期は比較的小幅な増益予想だが、その反動もあって来期は再び大幅増益が予想される。

イーグランド(推)は1386▼10、クレステックは1329▼10と、ともに小反落となった。とは言え、下げ幅は小さく底堅い動きと捉えるべきだろう。地合いにも恵まれ、クレステックは30日にも年初来高値更新の可能性が十分あろう。

コロナ新規感染者数が東京都は8.23日以来7日連続で前週の同曜日を下回っている。全国は一進一退。重症者数は東京都、全国ともなお増加傾向。東京都の新規感染者数減少についてはお盆がらみの特殊要因によるものとする見方がかなり流布しているようだが、実際のところはどうか。予断を持たず、明日以降どうなっていくか注視したい。

FRBのパウエル議長発言が「利上げを急がない」ととられ、27日のアメリカ株は大きく上げた(NYダウ0.68%高、NQ1.22%高)、つれて日経平均先物も204円(0.74%)高となっている。

8月29日 21時41分記

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