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2021.05.23
じげん、三栄建築、クレステックに期待高まる
病み上がり相場だが、徐々に本服の方向のようにも思える。
21日の相場は主力大型株中心に上げた。日経平均はファストリの1.09%高が効いて220円(0.78%)高、TOPIXは0.46%高だった。騰落銘柄数では値上がり1076に対し値下がりも1009と拮抗していた。20日と似た傾向で、半導体などハイテク株が強く、JR東海、オリエンタルランドなど内需系銘柄の弱さが目立った。とはいえ、流れがこちらに変わったとみるのは早計だろう。コロコロ物色動向が変わるのが、今の相場である。
JQ指数は0.18%高。
マザーズ指数は2.26%高、これで4連騰だが、5.13日の1065(終値)で底入れしたとみてよさそうだ。
道場銘柄は高安まちまちながら、全体としては依然、堅調を維持した。
アドベンチャーは前日つけた7360円高値更新はならなかったが7130△180と反発、引け新値となった。危険水域とは思うが、強いものはあくまで強いという今の相場では、なお持続が正解かもしれない。私はかなり減らしたとはいえ、なお保有の1000株弱は持続中だ。
じげん(推)も411△6と上げ、楽しみな動きとなってきた。14日発表の2021年3月期決算についてだが、コメントすると書きながら失念してしまったこと、お詫びする。
21年3月期の税引き前利益が赤字に転落したのは、ひとえに減損のためである。業績自体は順調に推移しており、会社は2026年3月期について、売り上げ収益350億円超、EBITDA100億円超(22年3予想は月期予想は、それぞれ155億円~170億円、44億円~51億円)という意欲的数字を掲げている。
EBITDA=営業利益(損失)+減価償却費及び償却費+減損損失+固定資産除却損及び評価損-負ののれん発生益
以上のようなことが、投資家に十分知れ渡れば、株価は居所を大きく買えるだろう。
注=予想数字がレンジ表示だと、無視したり勝手に変更した形で表示するところがほとんどである。またEBITDAなどは、そういう欄が自分のところにないため無視しがちだ。
実際マーケットスピードで、じげんの決算(トムソンロイター提供)を見ると、22年3月期予想欄は配当欄以外は空白である。こうまで怠けたことをしているのに怒りさえ覚える。
レッグスは2739円まであって2668△135(東証1部値上がり率22位)と、年初来高値を大きく更新。危険水域ではあろうが、取り組み、出来高、地合い等からして、なお一段高が望めそうだ。
戸建て住宅株はシード平和(推)は740△10、三栄建築設計も2031△22と上げたが、KIスター4690▼100、フォーライフ1221▼76のほかイーグランド、AMGは下げた。
コロナに左右されず、バリュー株かグロース株かにも無縁という立ち位置が魅力だ。
三栄建築は2149円(4.15日)の年初来高値が狙える位置に来た。これを更新すると、KIスター的な値動きも期待できよう。
シード平和も800円大台回復への期待が高まる株価になってきた。
AMGは前稿等の表に入れ忘れてしまったが、PER的に十分魅力的な位置にいる。3.22日につけた1020円高値を意識した値動きとなろう。
UTグループ、アウトソーシング、フルキャストの人材関連は、そろって大きく上げた。やはりこの業種は有望とみていいだろう。
マルマエ(推)、野村マイクロ、東京応化の半導体関連も、そろって上げた。
クレステックは1163△10と続伸、1224円(3.22日)の年初来高値更新をうかがう。
外食株は大半の銘柄が下げた。ブロンコビリー、フジオフード、フライングガーデン、ゼンショー等である。ワクチン接種が順調に進むかへの懸念が影響した可能性があるが、今後さらに混乱が広がる懸念はあるが、それでも接種は進むわけで、外食株は強気でいいだろう。
21日のNYダウは124ドル(0.36%)高、NQは0.47%安。日経平均先物は72円(0.25%)高。
小型株には程よい状況だろう。
なお東京都のコロナ新規感染者数は、前の週の同曜日比で、23日まで10日連続減少となっている。
5月23日 23時44分記
追記=三桜工業が21日、引け後、配当予想の修正(増配)と中期経営計画を発表した。PTSでは1146△49。(5.24日 0時37分記)
21日の相場は主力大型株中心に上げた。日経平均はファストリの1.09%高が効いて220円(0.78%)高、TOPIXは0.46%高だった。騰落銘柄数では値上がり1076に対し値下がりも1009と拮抗していた。20日と似た傾向で、半導体などハイテク株が強く、JR東海、オリエンタルランドなど内需系銘柄の弱さが目立った。とはいえ、流れがこちらに変わったとみるのは早計だろう。コロコロ物色動向が変わるのが、今の相場である。
JQ指数は0.18%高。
マザーズ指数は2.26%高、これで4連騰だが、5.13日の1065(終値)で底入れしたとみてよさそうだ。
道場銘柄は高安まちまちながら、全体としては依然、堅調を維持した。
アドベンチャーは前日つけた7360円高値更新はならなかったが7130△180と反発、引け新値となった。危険水域とは思うが、強いものはあくまで強いという今の相場では、なお持続が正解かもしれない。私はかなり減らしたとはいえ、なお保有の1000株弱は持続中だ。
じげん(推)も411△6と上げ、楽しみな動きとなってきた。14日発表の2021年3月期決算についてだが、コメントすると書きながら失念してしまったこと、お詫びする。
21年3月期の税引き前利益が赤字に転落したのは、ひとえに減損のためである。業績自体は順調に推移しており、会社は2026年3月期について、売り上げ収益350億円超、EBITDA100億円超(22年3予想は月期予想は、それぞれ155億円~170億円、44億円~51億円)という意欲的数字を掲げている。
EBITDA=営業利益(損失)+減価償却費及び償却費+減損損失+固定資産除却損及び評価損-負ののれん発生益
以上のようなことが、投資家に十分知れ渡れば、株価は居所を大きく買えるだろう。
注=予想数字がレンジ表示だと、無視したり勝手に変更した形で表示するところがほとんどである。またEBITDAなどは、そういう欄が自分のところにないため無視しがちだ。
実際マーケットスピードで、じげんの決算(トムソンロイター提供)を見ると、22年3月期予想欄は配当欄以外は空白である。こうまで怠けたことをしているのに怒りさえ覚える。
レッグスは2739円まであって2668△135(東証1部値上がり率22位)と、年初来高値を大きく更新。危険水域ではあろうが、取り組み、出来高、地合い等からして、なお一段高が望めそうだ。
戸建て住宅株はシード平和(推)は740△10、三栄建築設計も2031△22と上げたが、KIスター4690▼100、フォーライフ1221▼76のほかイーグランド、AMGは下げた。
コロナに左右されず、バリュー株かグロース株かにも無縁という立ち位置が魅力だ。
三栄建築は2149円(4.15日)の年初来高値が狙える位置に来た。これを更新すると、KIスター的な値動きも期待できよう。
シード平和も800円大台回復への期待が高まる株価になってきた。
AMGは前稿等の表に入れ忘れてしまったが、PER的に十分魅力的な位置にいる。3.22日につけた1020円高値を意識した値動きとなろう。
UTグループ、アウトソーシング、フルキャストの人材関連は、そろって大きく上げた。やはりこの業種は有望とみていいだろう。
マルマエ(推)、野村マイクロ、東京応化の半導体関連も、そろって上げた。
クレステックは1163△10と続伸、1224円(3.22日)の年初来高値更新をうかがう。
外食株は大半の銘柄が下げた。ブロンコビリー、フジオフード、フライングガーデン、ゼンショー等である。ワクチン接種が順調に進むかへの懸念が影響した可能性があるが、今後さらに混乱が広がる懸念はあるが、それでも接種は進むわけで、外食株は強気でいいだろう。
21日のNYダウは124ドル(0.36%)高、NQは0.47%安。日経平均先物は72円(0.25%)高。
小型株には程よい状況だろう。
なお東京都のコロナ新規感染者数は、前の週の同曜日比で、23日まで10日連続減少となっている。
5月23日 23時44分記
追記=三桜工業が21日、引け後、配当予想の修正(増配)と中期経営計画を発表した。PTSでは1146△49。(5.24日 0時37分記)
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