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22日の相場は、小型株中心に戻した。
そういう風向きだったため、道場銘柄は大半の銘柄が上げ、19日の下げ分を埋めて余りあるものになった。

>というわけで、前記のオープンドア以下の銘柄は、この押し目は絶好の買い場だったのではないか。22日、そう高く始まらないなら、仕込んでいいだろう。

と書いたわけだが、そこで銘柄名を挙げた各社の株価は、以下のとおり。
オープンドア2335△87、アドベンジャー5290△60、コシダカ551△28、ラウンドワン1110△41、ルネサンス1174△45、セントラルスポーツ2429△61、ブロンコビリー2319△47、串カツ田中1900△65。
私はコシダカの持ち株をもう少し増やしたいと狙っているのだが、この日もかなり高く始まり、結局買えずじまい。アドベンジャーは乱高下が激しいが結局上げるからと、少し安めの水準に指し値しておいたら、後場に入ってすべて買えた。

22日は、このほか、日航、ANAの航空会社、JR東海、JR東日本などJR各社も大幅高した。
アフターコロナを見据えた投資行動が一段と鮮明になってきたということだろう。まごまごしていると、買いにくくなりリスクも増す。もう遅すぎるとまでは言わないが、22日までには、あらかたは仕込んでおきたかったというところだ。
ここからだと、まだあまり上がっていない銘柄の発掘も考えるところだろう。私自身も、毎日、そうした銘柄を探している。地合いを見つつ、タイミングを計ってご紹介していきたいと考えている。

アクリートは1382▼43と続落した。一方アバント(推)は1409△57と反発した。またメックは相変わらず動きが悪く2073▲20と反落する一方、帝国電機は1210△17と反発した。こうした動きを見ていると、どういう理由でそうなるのか判然とせず、したがって相場の今後も予測が極めて難しい。底入れだけはしたようだが、どうにも戻れない日本瓦斯(推)なども、なんとも言いようがない。

結局、相場はいろいろな見方が入り乱れ、こうという一本筋の通った物色になっていないということでもあり、そこで好成績を挙げるには、ナロー・パス(狭き道)を見つけ、そこに集中投資するのが最善の道であろう。もちろん、集中投資と言っても、いつどういう不測の事態が起こるかわからず、物色動向の急変もあるので、ほどほどにとどめるべきは言うまでもない。
そして、私が今そのナロー・パスと考えるのが「コロナ直撃銘柄」のわけである。これらはナロー・パスながら比較的安全で通りやすいと考えている。

今や、自粛自粛できた人々の心は、早くここを抜け出し、思いっきり、ハッチャケたいということだろう。巣ごもりで結果的に節約したのでお金もそれなりにある。こうした蓄積されたエネルギー(気分+資金)が、今後、旅行やカラオケ、興行その他のレジャー等々に怒涛のように向かう。
とりあえずは旅行(国内に加え少し先を見て海外も)、カラオケ、外食等が有望とみて、そういう銘柄をお勧めしてきたわけである。

今や、世界のコロナ新規感染者数は急速に減少している。ワクチン接種が進んでいる国では、すでにその効果も出始めている。イギリスではジョンソン首相が22日、イングランドにおける今後の規制緩和計画を議会で発表した。段階的に緩和、6月にかけて残る規制も解除していく計画だという。
日本も、大阪などの関西3府県と、愛知県、岐阜県、福岡県の緊急事態宣言について知事の要請を受けて今月末日にも解除の方向だ。また東京都など首都圏の1都3県に出されている緊急事態宣言についても期限の3.07日までとし、再延長しない方向だ(もちろん東京都で新規感染者急増とでもなった場合は違う)。つまり、基本的には3.07日で、全国で緊急事態宣言は解除されることになろう。相場は、そこまで待たず、先行してあげているわけで、08日はむしろ利食い先行となる可能性さえ考えておくところだ。

22日のアメリカ株はNYダウが0.09%高とわずかながらも上げたのに対し、NQは2.46%の大幅安だった。
23日のヨーロッパ主要国の株価は、一時かなり下げたが、最後はドイツが1.02%っ安だった以外は小幅まちまちだった。
NYダウ先物は小幅安で、日経平均先物は200円余りの値下がりとなっている。

2月23日 22時45分記
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