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2021.01.29
Nフィールドに続いて日本瓦斯も上方修正
28日の相場は大幅安となった。前日のアメリカ株の急落(NYダウは634ドル=2.04%安、NQは2.60%安)が響いた。VIX指数(恐怖指数)が一時36を超えるなどし警戒感が強まったのがアメリカ株急落の原因のようだ。
日経平均は438円(1.53%)安、TOPIXは1.14%安。大半の銘柄が下げた印象なのに実際は値下がり銘柄数1192に対し値上がり銘柄数も912もあった。内訳をみると、空運業+4.09%を筆頭に陸運業、銀行業などがまとまって上げたために、こういうことになったのであろう。業種別で上げたのは7業種にとどまり、ほとんどの業種は値下がりしたわけである。
JQ指数は0.91%安、マザーズ指数は3.34%安だった。
各市場で情報・通信など、マザーズ的銘柄の大幅安が目立った。
道場銘柄ではアートスパーク、イノベーション、プロパティデータバンク、UBICOM(推)、テクマトリックスなどが大きく下げた。
マルマエ(推)、太陽HD、東京応化など、半導体株も軒並み安だった。
新コスモスも下げ止まらずA&Dも反落した。
前日上方修正を発表したNフィールド(推)は比較的小幅高で始まり直後には3円安まであったが、次第に買い優勢となり,結局この日の高値に近い890△48。1.25日につけた906円、昨年の12.21日につけた昨年来高値の921円が立ちはだかるわけだが、これらの更新は十分あり得よう。2.05日が決算発表で、この時2021年12月期の決算見通しが示される。これまでにも何度か書いたように、実際にどうなるかではなく、会社による保守的な数字が出される恐れがあるので要警戒だ。これさえ乗り切れれば1000円乗せがあっても何らおかしくないが、リスクも念頭に、決算発表前の噴き上げ(あったとしてだが)場面では、ある程度売っておくのもいいだろう。
アバント(推)は安寄りし1240▼46まで下げたのだが、切り返し昨年来高値を大きく更新する1315円まであって1308△22.出来高も急増、日証金の貸借倍率(あまり当てにならない)も前日の1.57倍から一気に0.21倍と株不足になった。
チャートを見ると、昨年5月に1000円大台に乗せて以降は、コロナショックで急落した時を除くと、900円から1200円くらいのボックス相場に終始していた。今ようやく、永い眠りから覚めて、レンジを突き抜けてきたわけである。
「新収益認識基準」対応支援、「データ仮想化」、メタブラクシス社(イギリスのソフト会社)との資本・業務提携と、材料は豊富だが、前の2つはまだ全く未評価といっていいだろう。逆に言えば、わけもわからず上げていることこそ今後の可能性も考えるとき魅力的と言えるかもしれない。来期予想実質PERは27.0倍にすぎない。
メックは2298▼100と大幅安となったが、帝国電機は1305円まであって1288△10と上げた。長らく1日3万株程度の出来高だったわけだが、27日は90900株に急増、そして28日は145100株と、ここ数ヵ月でなかった出来高にまで急増した。前稿で書いたように、まずは1320円、次に昨年5月につけた1404円が目標になる。これらを抜いた後に大相場が待っているかもしれない。
三菱UFJリース(推)は結局523▼2と小幅安で終えたが、底堅い動きだった。28日の全般の相場を見ると、前述のように、日航、ANAなどの航空、JR東海、京急などの鉄道、さらにオリエンタルランド、エイチ・アイ・エスなどの観光といった銘柄・業種が上げたのが目を引く。航空機リースではFPGも大商いで上げた。またボウリングのラウンドワンも大きく上げている。
やはり、市場はアフターコロナを見据えて動いていると認識するところだろう。
航空機リースの三菱Uリースの今日の押し目は最後の仕込み場かもしれない。
日本瓦斯(推)は5060△30と小幅高だったわけだが、引け後、2021年3月期の第3四半期決算を発表した。経常利益は前年同期比40.7%の大幅増益だった。併せて通期業績予想の上方修正も発表したわけだが、経常利益は131.0億円→136.0億円に増額。
ここまでだと、29日の株価にやや不安が残るところだが、さらに1対3の株式分割も発表した。
PTSでは5295△235。
NYダウは457ドル高の猛反発となっている。29日は日本株にも猛反発を期待しよう。
1月29日 0時11分記
日経平均は438円(1.53%)安、TOPIXは1.14%安。大半の銘柄が下げた印象なのに実際は値下がり銘柄数1192に対し値上がり銘柄数も912もあった。内訳をみると、空運業+4.09%を筆頭に陸運業、銀行業などがまとまって上げたために、こういうことになったのであろう。業種別で上げたのは7業種にとどまり、ほとんどの業種は値下がりしたわけである。
JQ指数は0.91%安、マザーズ指数は3.34%安だった。
各市場で情報・通信など、マザーズ的銘柄の大幅安が目立った。
道場銘柄ではアートスパーク、イノベーション、プロパティデータバンク、UBICOM(推)、テクマトリックスなどが大きく下げた。
マルマエ(推)、太陽HD、東京応化など、半導体株も軒並み安だった。
新コスモスも下げ止まらずA&Dも反落した。
前日上方修正を発表したNフィールド(推)は比較的小幅高で始まり直後には3円安まであったが、次第に買い優勢となり,結局この日の高値に近い890△48。1.25日につけた906円、昨年の12.21日につけた昨年来高値の921円が立ちはだかるわけだが、これらの更新は十分あり得よう。2.05日が決算発表で、この時2021年12月期の決算見通しが示される。これまでにも何度か書いたように、実際にどうなるかではなく、会社による保守的な数字が出される恐れがあるので要警戒だ。これさえ乗り切れれば1000円乗せがあっても何らおかしくないが、リスクも念頭に、決算発表前の噴き上げ(あったとしてだが)場面では、ある程度売っておくのもいいだろう。
アバント(推)は安寄りし1240▼46まで下げたのだが、切り返し昨年来高値を大きく更新する1315円まであって1308△22.出来高も急増、日証金の貸借倍率(あまり当てにならない)も前日の1.57倍から一気に0.21倍と株不足になった。
チャートを見ると、昨年5月に1000円大台に乗せて以降は、コロナショックで急落した時を除くと、900円から1200円くらいのボックス相場に終始していた。今ようやく、永い眠りから覚めて、レンジを突き抜けてきたわけである。
「新収益認識基準」対応支援、「データ仮想化」、メタブラクシス社(イギリスのソフト会社)との資本・業務提携と、材料は豊富だが、前の2つはまだ全く未評価といっていいだろう。逆に言えば、わけもわからず上げていることこそ今後の可能性も考えるとき魅力的と言えるかもしれない。来期予想実質PERは27.0倍にすぎない。
メックは2298▼100と大幅安となったが、帝国電機は1305円まであって1288△10と上げた。長らく1日3万株程度の出来高だったわけだが、27日は90900株に急増、そして28日は145100株と、ここ数ヵ月でなかった出来高にまで急増した。前稿で書いたように、まずは1320円、次に昨年5月につけた1404円が目標になる。これらを抜いた後に大相場が待っているかもしれない。
三菱UFJリース(推)は結局523▼2と小幅安で終えたが、底堅い動きだった。28日の全般の相場を見ると、前述のように、日航、ANAなどの航空、JR東海、京急などの鉄道、さらにオリエンタルランド、エイチ・アイ・エスなどの観光といった銘柄・業種が上げたのが目を引く。航空機リースではFPGも大商いで上げた。またボウリングのラウンドワンも大きく上げている。
やはり、市場はアフターコロナを見据えて動いていると認識するところだろう。
航空機リースの三菱Uリースの今日の押し目は最後の仕込み場かもしれない。
日本瓦斯(推)は5060△30と小幅高だったわけだが、引け後、2021年3月期の第3四半期決算を発表した。経常利益は前年同期比40.7%の大幅増益だった。併せて通期業績予想の上方修正も発表したわけだが、経常利益は131.0億円→136.0億円に増額。
ここまでだと、29日の株価にやや不安が残るところだが、さらに1対3の株式分割も発表した。
PTSでは5295△235。
NYダウは457ドル高の猛反発となっている。29日は日本株にも猛反発を期待しよう。
1月29日 0時11分記
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