fc2ブログ
27日の相場は小幅高だった。日経平均は89円(0.31%)高、TOPIXは0.65%高だった。
JQ指数は0.02%高、マザーズ指数は0.42%高だった。

道場銘柄では、アクリートが買い気配から1514△69で寄り付き1559△114まであって1485△40。これは27日の日経朝刊1面トップに
「給与デジタル払い 今春に」という記事が載ったためと思われる。本人確認の体制等、安全性の担保が重要になるが、2段階認証にSMS配信が使われているように、アクリートの出番で同社には商機が広がりそうだ。電子マネー給与支払いサービスを展開する6172メタップスは851△108。

アバント(推)は昨年来高値面合わせとなる1300円まであって1286△26。史上最高経常利益を連続更新中であり、材料も豊富だ。時価の来期予想実質PERは26.6倍にすぎない。実力を正当に評価すればPER30倍の1450円程度はあって当然だろう。

1.23日付けで紹介したメック、帝国電機の動きが一段と良くなってきた。

メックは2398△29と反発した。この日は半導体株は大半が下げたわけだが、帝国電機を含め、これまでほとんど注目されず出遅れていた、こうした銘柄は例外だったわけである。5G、半導体関連の新顔として、本格相場はこれからだろう。

帝国電機は1200円台前半でのもみ合いが長く商いも低調だったわけだが、一気に人気化してきた。前日の21円高に続いて、この日は1278△65と大きく上げた。出来高も90900株と11.09日以来の多さだ。12.15日につけた戻り高値1320円が当面の目標になる。うまくいけば、2265円(1.05日)から3215円(1.15日)まで一気に上げた岡本工作のような華麗な上げが見られるかもしれない。
起点を1131円(1.06日)として、岡本並みの上げを想定すると、昨年2月につけた1607円が意識される。これは現時点では夢の段階だが、昨年5月につけた1404円は現実的な目標だろう。

動きの悪い銘柄は、あくまで動きが悪い。
マルマエ(推)は1301▼44と続落した。思い起こせば、好決算発表(1.06日)で売られ、その後大きく戻したわけだが、その後が今回の下げ。わけの分からない値動きこそ、この株の特徴と理解するしかない。いつかは分からないが、大きく見直されると信じ、じっくり構えていこう。

日本瓦斯(推)も5030▼50と反落。28日の決算を待とう。

Nフィールド(推)が引け後、2020年12月期決算予想を上方修正した。予想経常利益は6.00億円→7.73億円。四季報予想の7.00億円も1割余上回った。経常利益に比べ極端に純利益が少なかったわけだが、今回の予想では純利益はこれまでの2.50億円予想から4.06億円予想に激増。なお決算発表は2.05日。本決算なので、ここで2021年12月期の予想数字が出される。基本的には,この発表前までのいい時にある程度は売りたいところである。
PTSでは一時904△62まであったのだが、現在は888△46。
これは、現在NYダウが500ドル前後の大幅安となっていることが影響していると思われる。

そういうわけで、このまま行くと28日の相場は厳しい展開が予想される。

1月27日 23時58分記
Secret

TrackBackURL
→http://kamakurayuusuke.blog134.fc2.com/tb.php/3897-e218e991