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2021.01.23
相場見通し及び狙う銘柄
雨が降り、これからさらに荒れ模様のようだ。まさに雨に降りこめられて、無聊をかこつという体だが、ここで頑張って、懸案の、相場見通し・狙う銘柄について書くこととした。
日本ではコロナに関し収束見通しは依然立たず、あまつさえ、頼みのワクチン接種・供給に関し、とんでもないニュースさえ出ている(ファイザーから6月までに1億2000万回分の供給を受けると報道されていたが、これは実は「正式契約」ではなく、「基本合意」にすぎず、1.20日にようやく正式契約締結。ところがそこでは年内に1億4400万回分の供給に変わり、回数より重要な時期に関しおかしな発表になってしまった。6月までにどれだけ供給されるのか等、具体的なことがはっきりせず、多くの国民が接種可能になる時期は不透明になってしまったのである)。このような重大な問題が露呈したにもかかわらず、ほとんどのマスコミが少なくとも明確には報道していないのはどうしたことか。
しかし、世界ではすでに50ヵ国以上で接種が始まり(日経1.23日朝刊)、株価もこうした状況を踏まえて動いていると思われる。日本の場合、上記のような情けない状況ではあるが、それでも大勢にはさほど影響せず、海外の状況のこれから改善するであろうことを先取りして、コロナ収束・アフターコロナの相場が、徐々に本格化すると読むところだろう。
とは言え、目先的には、依然自宅療養中の人が激増中で、そこでの問題(病状の急速な悪化で死に至るケースも各地で起きている)も深刻であり、そうしたことに関連する銘柄(例えばA&D等)等の場合、なお有望であろう。
【ここから狙える銘柄】
①半導体
これまでの半導体関連銘柄の値動き、半導体の世界的需給の状況等からして、半導体関連銘柄の先行きはなお明るいとみてよい。ただし、多くの半導体関連銘柄は高値圏にあり、ここからは出遅れ銘柄、周辺銘柄が狙い目だろう。
・4971 メック 2331▼61
HDI(高密度配線)基板向け薬品は高機能スマホ向けのほか半導体業界向けにも需要増。
・6333 帝国電機 1197▼28
主力のキャンド(無漏洩)ポンプを半導体向けに拡販。
・6165 パンチ工業 441▼13
売り上げの2割弱は電子部品・半導体向け。株価は昨年5月に400円台を回復したが、その後も一時500円大台乗せはあったものの長期低迷が続いている。来期の予想実質1株利益は35.3円で時価はPER12倍台にすぎない。一触即発状態とみる。
②戸建て住宅
テレワーク、子育て、近隣騒音に絡み、大都市部等では戸建て住宅需要が伸びている。
・3465 ケイアイスター不動産 2639△3
営業所数を急拡大中。需要旺盛な平屋住宅でシェア10%を目指す。
・三栄建築設計 1843△4
一次住宅取得者向け戸建て住宅販売。木造3階建て住宅で定評。
・3663 フォーライフ 1200△18
東京城南地区中心に低価格戸建て住宅。売り上げの2割近くを占める注文住宅の受注が急増。
・3457 ハウスドゥ 1249▼1
自宅売却後も住み続けられるハウス・リースバック事業の将来性大。リバース・モーゲージ保障は提携金融機関が増え契約件数も順調に増加中。
③アフターコロナを見据えて
・8593 三菱UFJリース(推) 515▼1
航空機リースの回復を先読みすれば、時価は超割安。
・7148 FPG 491▼5
航空機リースと言えばこの会社。時価は底値圏を底ばっているので、じっくりこの安値を拾えば大きく報われるとみる。
少し早すぎるかもしれないが、コロナ収束まで見ると、カラオケとかホテル、旅行といったところも対象になってくる。
私は炭鉱のカナリア銘柄(あまり適切な表現ではないか?)として6030アドベンチャーの株価を見ている。航空券の予約サイト「スカイチケット」の運営会社である。
④高配当利回り銘柄
配当利回りの高さだけでなく業績、PER等も加味して選定してある。
実は上記の銘柄にすべて含まれるので、ここでは利回りだけ紹介。
・三菱UFJリース=年4.95%。3月末分は2.48%
・ケイアイスター不動産=年3.98%。3月末分は2.31%。(いずれの数字も今期105円配当の場合。
・三栄建築設計=年3.80%。2月末分は1.90%
ここで紹介した銘柄は、かなり先を読んでのものも多く、ここでの買いを推奨しているわけでは、必ずしもない。
買う買わないは、読者諸氏で十分検討の上判断されたい。
今後の株価、物色動向等を考慮して、いずれ推奨銘柄にするものも出てくるとはみている。
1月23日 17時00分記
日本ではコロナに関し収束見通しは依然立たず、あまつさえ、頼みのワクチン接種・供給に関し、とんでもないニュースさえ出ている(ファイザーから6月までに1億2000万回分の供給を受けると報道されていたが、これは実は「正式契約」ではなく、「基本合意」にすぎず、1.20日にようやく正式契約締結。ところがそこでは年内に1億4400万回分の供給に変わり、回数より重要な時期に関しおかしな発表になってしまった。6月までにどれだけ供給されるのか等、具体的なことがはっきりせず、多くの国民が接種可能になる時期は不透明になってしまったのである)。このような重大な問題が露呈したにもかかわらず、ほとんどのマスコミが少なくとも明確には報道していないのはどうしたことか。
しかし、世界ではすでに50ヵ国以上で接種が始まり(日経1.23日朝刊)、株価もこうした状況を踏まえて動いていると思われる。日本の場合、上記のような情けない状況ではあるが、それでも大勢にはさほど影響せず、海外の状況のこれから改善するであろうことを先取りして、コロナ収束・アフターコロナの相場が、徐々に本格化すると読むところだろう。
とは言え、目先的には、依然自宅療養中の人が激増中で、そこでの問題(病状の急速な悪化で死に至るケースも各地で起きている)も深刻であり、そうしたことに関連する銘柄(例えばA&D等)等の場合、なお有望であろう。
【ここから狙える銘柄】
①半導体
これまでの半導体関連銘柄の値動き、半導体の世界的需給の状況等からして、半導体関連銘柄の先行きはなお明るいとみてよい。ただし、多くの半導体関連銘柄は高値圏にあり、ここからは出遅れ銘柄、周辺銘柄が狙い目だろう。
・4971 メック 2331▼61
HDI(高密度配線)基板向け薬品は高機能スマホ向けのほか半導体業界向けにも需要増。
・6333 帝国電機 1197▼28
主力のキャンド(無漏洩)ポンプを半導体向けに拡販。
・6165 パンチ工業 441▼13
売り上げの2割弱は電子部品・半導体向け。株価は昨年5月に400円台を回復したが、その後も一時500円大台乗せはあったものの長期低迷が続いている。来期の予想実質1株利益は35.3円で時価はPER12倍台にすぎない。一触即発状態とみる。
②戸建て住宅
テレワーク、子育て、近隣騒音に絡み、大都市部等では戸建て住宅需要が伸びている。
・3465 ケイアイスター不動産 2639△3
営業所数を急拡大中。需要旺盛な平屋住宅でシェア10%を目指す。
・三栄建築設計 1843△4
一次住宅取得者向け戸建て住宅販売。木造3階建て住宅で定評。
・3663 フォーライフ 1200△18
東京城南地区中心に低価格戸建て住宅。売り上げの2割近くを占める注文住宅の受注が急増。
・3457 ハウスドゥ 1249▼1
自宅売却後も住み続けられるハウス・リースバック事業の将来性大。リバース・モーゲージ保障は提携金融機関が増え契約件数も順調に増加中。
③アフターコロナを見据えて
・8593 三菱UFJリース(推) 515▼1
航空機リースの回復を先読みすれば、時価は超割安。
・7148 FPG 491▼5
航空機リースと言えばこの会社。時価は底値圏を底ばっているので、じっくりこの安値を拾えば大きく報われるとみる。
少し早すぎるかもしれないが、コロナ収束まで見ると、カラオケとかホテル、旅行といったところも対象になってくる。
私は炭鉱のカナリア銘柄(あまり適切な表現ではないか?)として6030アドベンチャーの株価を見ている。航空券の予約サイト「スカイチケット」の運営会社である。
④高配当利回り銘柄
配当利回りの高さだけでなく業績、PER等も加味して選定してある。
実は上記の銘柄にすべて含まれるので、ここでは利回りだけ紹介。
・三菱UFJリース=年4.95%。3月末分は2.48%
・ケイアイスター不動産=年3.98%。3月末分は2.31%。(いずれの数字も今期105円配当の場合。
・三栄建築設計=年3.80%。2月末分は1.90%
ここで紹介した銘柄は、かなり先を読んでのものも多く、ここでの買いを推奨しているわけでは、必ずしもない。
買う買わないは、読者諸氏で十分検討の上判断されたい。
今後の株価、物色動向等を考慮して、いずれ推奨銘柄にするものも出てくるとはみている。
1月23日 17時00分記
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