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21日の相場は小動きで日経平均は小幅安、TOPIXは小幅高だった。
JQ指数は0.85%安、マザーズ指数は0.84%安だった。
各市場、そろって値下り銘柄数の方が多かった。
どちらかと言うと小型株にはきつい展開だったわけだが、道場銘柄は堅調なものが多かった。

エー・アンド・デイは1175円まであって1157△68(東証1部値上がり率13位)で、連日の年初来高値更新となった。
パルスオキシメーターを9月に発売したわけだが、コロナ感染の現下の状況からして、予想以上に売れるのではないか。そうなると、前期比ほぼ3分の1に急減する予想から小幅増益予想となった今期業績予想(経常利益)は、さらに上方修正が期待できよう。
今期業績をけん引しているのは健康機器だが、同社の売り上げの6割強を占めるのは主に自動車向けの計測・計量機器である。自動車業界はコロナ禍で比較的早く回復に向かっているわけだが、このため同社の計測機器も来期は海外中心に伸びる予想だ。このため四季報は来期、経常21.1%の大幅増益を見込み、実質1株利益は146.1円にもなる。時価のPERは7.9倍にすぎない。
業績絶好調、同業他社に比べ異常に低いPER
これは大化け株によくみられることである。かつての推奨銘柄で言えば寿スピリッツとかエランである。人気が出るに従い同業他社並みのPERまで買われ、さらにはむしろ異常に近い高PERにまで買われ、株価が数倍とか10倍とかになったわけである。
エー・アンド・デイもl同様のコースをたどる素質を有する。
PER20倍で2922円、30倍で4383円。まったくの夢物語でもなかろう。

新コスモス電機は1910円まであって1900△80(JQ値上がり率17位)で3月につけた1888円の年初来高値を更新した。こちらも材料豊富(半導体関連、水素関連、コロナ対策関連等々)のうえ、超品薄(浮動株比率3.6%)なので、とんでもない株価をつける夢がある。

マルマエ(推)は安寄り後切り返し1291△10。なお不安定な動きだが、同業他社と比べて異常に低いPERからして、大きく居所を変える可能性大とみていいだろう。

Nフィールド(推)は年初来高値更新となる921△26まであったのだが、18日同様崩れ終値は883▼12。よほどのことがない限り1000円は軽く行くとみている期待の銘柄である。この水準なら買って持ち株を増やしていいだろう。

新型コロナウィルスの変異種がイギリスで急速に広まっている。感染力は1.7倍と言われ、これへの警戒から、ヨーロッパ主要国の株価は2%から3%の大幅安となっている。
NYダウは現在150ドル台(0.5%強)の下落、日経平均先物は350円(1.3%)程度の下げとなっている。

12月21日 23時57分記
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