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20日の相場は、アメリカ株安もあって、幅広く売られた。日経平均は230円(1.00%)安、TOPIXは0.90%安だった。
景気の先行きへの懸念が強まる中、東京エレクトロン、レーザーテック、東京応化等の半導体株が軒並み大幅安となった。業種別では電気機器、輸送用機器、精密機器などの輸出関連が大きく下げ、不動産の下げもきつかった。
コロナ追い風銘柄は強く、東証1部値上がり率20位以内にスクロール、ニイタカ、ブイキューブ、西松屋の4銘柄がランクイン。
JQ指数は0.43%安、マザーズ指数は0.98%安だった。

当道場銘柄が日経平均とはで連動性が小さく日経平均の大幅安への抵抗力も比較的あることは、事あるごとに書いていることだが、この日は、その特性を発揮、主力どころの大幅高トータルではも、かなりのプラスとなった。

マキヤ(推)は前日の歯愛メディカル(推)に続いて年初来高値をついに更新した。1307円高値更新後は一段高となり終値は1347△52。今後に予想される業績の大幅上方修正を考えれば、時価はなお超割安という認識が広まってきたように思う。日経平均が下げ幅を拡大、多くの銘柄が上げ幅を大大きく縮小する中でも堅調を保ち、最後は後場の高値引けになったのも、そういう見方の傍証になろう。

歯愛メディカルは軟調に推移、5440▼190まで下げる場面があったわけだが、後場に入って間もなくプラス圏に浮上すると、一気に上げ幅を拡大、年初来高値を更新となる5880円まであって5830△200。どこで売るかは各自お考え願うが、正直、どこまで行くのか判断が難しい。6000円、7000円、8000円以上、いずれの可能性もあるわけで・・・・

イムラ封筒(推)は異常に強い動きで864円まであって848△54。
すんなり推奨直後に寄り付きの780円で買っておけば100円高程度は取れた(PTSで高いことも考慮)ことになる。しかしSBS(推)でひどい目にあったというような方に限って、こちらは買わなかったということになりがちだ。
私は合理的思考を重視する人間である。また4勝1敗主義を標榜もしている。SBSで(結果的に)失敗(途中経過に過ぎないが)したなら、次は成功の確率がぐんと高まる、よって断固買いで行こうというふうに考えていただきたいのである。
また「猛獣もし戦わば」式銘柄選別法も説いている。SBSとイムラが現状で戦ったらどうなるか、そう考えてSBSを売ってでも資金を作りイムラを買うのが賢い投資法のわけである。200株以上あったらせめて半分はチェンジするとよかったわけである。
世の中を見るに損切りは死ぬほど嫌いな投資家が多いように感じる。しかし、これは銘柄選択上、致命的にまずいことである。含み損のダメ銘柄を温存、含み益だからと言って例えば4000円台だった歯愛を売る投資家のなんと多いことだろう。
以上のようなことは、私が口が酸っぱくなるほど言い続けていることだが、実行できない投資家がほとんどのようだ。両足運転に踏み切れないドライバーと同じだ。
思考のコペルニクス的転換を図って鎌倉式投資法の根幹を身に付けてほしいと切に願う。

イムラは引け後、2021年1月期7月中間決算予想を発表した。経常利益は従来の7.60億円→10.00億円に上方修正した。通期予想はコロナの影響を理由に据え置いた。PTSでは895円まであったのだが現時点では860△12。19日、20日計で82円も上げているので、このような小幅な上げになっているのだろう。ただし21日にどうなるかはなってみないと分からない。万一下げるような場合は材料発表待ちで持続、大きく吹き上げるようなら一部売却もありだろう。

コロナ追い風銘柄は、マキヤ以外も、オーシャン1453△13、G-7(推)2848△39のほか、アークランドサカモト、ヤオコー、CB
グループなども上げた。スノーピーク(道場銘柄ではない)は1493円まであって1438△95。

UTグループは3050△30まであって2909▼111。やはり読めない銘柄だ。ディップ、エスプールも下落。
SBS、シグマクシスも下げた。
この他、インフォコム、ユーザーローカル、NEC、カンセキなども下げた。
沖縄セルラー(推)は最後に力尽きたが、底堅い動きで4260▼5。
ショーエイ(推)も1134円までありながら1154▼3の底堅い動き。これで3日続落で、20日以降の反発の土台はできた。

8月20日 23時35分記


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