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決算発表後の株価は、えてして予想外のことが起きるが、それにしてもである。
Olympicは13日引け後の好決算を受けて買い気配から9時15分に1020△87で寄り付き直後に、この日の高値となる1028円を付けた。しかしそれからはずるずると下げる一方となった。後場に入って間もなく、前日比マイナスに転じると、あとはタガが外れたように急落、13時22分には873▼60まであって終値は900▼33。
2021年2月期第1四半期(3-5月期)の経常利益は15.25億円だった。
これは前年同期の2.50億円の5.1倍。前期の通期の経常利益5.43億円と比べて2.8倍である。四季報の今期予想は10.1億円だから、これと比べても1.5倍になる。
要するに第1四半期の3ヵ月間だけで、1年分の数字(前期実績や四季報の予想数字)をも大きく上回るという、まさにとんでもない数字だったわけである。
いいのはある程度分かっていたから的なことを言う方もあろうが、そんなことを言うなら、大黒天やキリン堂があれほど上げたのはどうしてだということになる。また同じ日に決算発表したジェーソンにしても高値850円からは大きく上げ幅を縮小したとは言え787△63と大きく上げている。

他におかしな例はないかと、チェックしてみたら2例、すぐに見つかった。

3094スーパーバリュー=好決算発表を受けて7.07日は1308△300のストップ高まであって1189△181(なお06日も150円高している)。ところが翌08日以降、ほぼ連日下げて14日は892▼53(安値は871円)。

3148クリエイトSD=13日決算発表。いろいろ問題のある決算で3430▼45で寄り付き3350▼125まであった。ところがすぐに切り返し大幅高になり、終値はこの日の高値に近い3730△255。
簡単に決算について書くと、2020年5月期の経常利益は前年同期比24.5%増益と、予想をかなり上回るものだった。とはいえ類似業態ではもっとすごい決算が続出しており、この数字の評価は、せいぜいまあまあ程度だろう。それよりなにより21年5月期の予想が16.93億円と7.0%の減益予想なのである。
だから、結局、普通の感覚なら、これはかなり悪い決算となり、最初下げて始まったのが、通常の反応と言えよう。
考えてみれば、シグマクシス(推)も来期5割超の大幅増益予想(四季報)には全く反応せず、今期の小幅減益予想であれだけ売られた。次期の数字を見るという基本を無視する投資家が激増しているのだろうか。

いずれにせよ、上記の数例でも分かるように、失礼ながら馬鹿な投資家が激増しているからか、それとも私などにはうかがい知れぬ深遠な理由があってのことか判然としないが、決算への株価の反応が予測不能のケースが珍しくない。心して対処するようにしよう。

思わぬところで時間を取られてしまった。
以下は簡単に。
東京応化は終盤粘りを見せ5870△10で連日の年初来高値更新。やはり、大相場に発展しそうな雰囲気を感じさせる動きだ。6500円から~7000円程度を念頭に対処。

値下がりする銘柄が多かった中で逆行高した銘柄(東京応化も含む)に注目したい。
ITメディアは1935△49と続伸、3日ぶりに年初来高値更新。コロナで追い風を受ける代表的企業であり、なお大きく上げそうな雰囲気だ。

ショーエイ(推)、アークランドサービス、沖縄セルラーも上げた。
この3銘柄、動きがここにきて変わってきたようだ。上か下かわからない動きに終始していたわけだが、ようやく離陸しそうな感触だ。

マキヤ(推)は975円まで下げたが終値は986▼19。何やら
>マキヤ(推)は912▼23まで突っ込んだが引けにかけ戻して924▼11。(7.10日の稿)
の時(直後から2連騰して1000円大台乗せ)を想起させる動きだ。

その他は大半の銘柄が下げたわけだが、地合いがどうなるかに大きく左右されるので、外部環境を注視。
NYダウは0.62%高だがNQは0.84%安となっている。日経平均先物は小幅高。

7月14日 11時56分記
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