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新型コロナの感染状況等について、簡単に触れておこう。

まず日本の感染状況であるが、全国の数字は同一時刻基準で時系列で示している資料が見当たらず(私の調べ方に問題があるとも思うが、少なくとも簡単には調べられない)よって、かなりいい加減な物言いになることをご容赦願いたいが、1日の感染者数は基本的には、じりじり増加傾向にあるようだ。4月は前半までは400人台だったが中旬になって500人台が普通になり18日は582人になった。ただし19日はかなり減少している可能性があるが、これからの時間で急増したりするので、はっきりしたことは分からない。

東京都の感染者数は19日(日)は107人だった。
18日の181人からは激減したわけだが、検査数の日々の違いのほかの、種々の要因が絡んでいるようで、軽々に結論めいたことを言うのは控えるべきだが、以下のようなことは言えよう。
日曜の感染者数は4.05日145人、12日166人、19日107人。
また4.04日に116人と初めて1日の感染者数が100人を突破し、その後もおおむね増加傾向を示し11日には197人、17日には201人と過去最高を更新した。そして18日は161人、19日が107人のわけである。
以上から、少なくとも、どんどん事態が悪化、ニューヨークの道をひた走ってているかのような見方(ニューヨークは2週間後の東京か?的な記事や解説等をよく見かける)は、明らかに間違いであり、4.10日以降は一進一退の動きとみるのが妥当だろう。いたずらに悲観論を唱えるのではなく、事態を冷静に分析することが重要だ。

アンリカでは最も深刻な状況のニューヨーク州で、明るいニュースがある。
17日の死亡者数は540人で、ここ2週間では最も少なくなったのである。ニューヨーク州では、4月8日に1日当たりの死者が799人と最多となり、その後は16日まで600人から700人台で推移していたが、17日は540人とに急減した。
クオモ知事はさらに、感染によって入院している患者の数は、およそ1万7000人と依然として多いものの、17日までの3日間でおよそ1300人減ったなどとしたうえで「感染のピークを過ぎたあとは横ばいの状態にあったが、そこから減少に転じてきていていいニュースと言える」と述べた。
クオモさんの発言を見ると、日々の数字に振り回されていることが分かり、人鵜呑みにするのは危険だが、それでも、今度こそはいい方向に向かう兆候が出てきたのではないか。

4月19日 22時27分記

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