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17日も前日同様、実態にそぐわない日経平均(607円=3.15%高)になったわけだが、結局同じことなので、細かいことは書かない。要するに、前日の正反対で、大型株が急騰、小型株は横ばいとなり、値上がり1063、値下がり1034とほぼ同数だったにもかかわらず、607円もの暴騰という摩訶不思議な数字になったわけである。

こういう小型株に不向きな展開であったにもにかかわらず、当道場銘柄は、引き続きいい動きだった。

ハイライトはウィザス(推)。ここ底値圏のもみ合いに終始していたわけだが、ついに一気に爆発した。後場に入ってから、動きが一変、547△66まであって終値は530△49(JQ値上がり率16位)。
前日の出来高は15500株だったわけだが、これは実に今回の相場の中で最少だった。それが17日は一気に61500株まで急増した。
新型コロナで、自営業の人達等、今後の生活をどうするか大いなる不安を抱える家庭が急増している。1人10万円ばらまかれても、一時しのぎにはなっても先行き不安は全く消えない。やや不謹慎な気がしないでもなくはないが、それはお許し願うとして、私は来年は通信制高校の入学希望者が急増するのではないかと予想している。子供たちの多様性に応えるといった観点から、現在も通信制高校は人気が高まっているわけだが、加えて、経済的な面から、現下の厳しい経済情勢で一段と選択する家庭・子供が増えるだろうという読みである。就学支援金制度により学費がほとんどかからない等のため、軽い費用負担で高校を卒業できるのである。こういう認識が広まれば、ウィザスの人気は一気に高まり、一段とスケールアップした相場に発展する可能性が出てくる。

PCNは1562△52で、ついに10連騰となった。10連騰ともなると、普通は危ないと思わないといけないわけだが、それでも、こうまで上げるというのは、何かある、大相場を暗示しているとみるべきではないかとみるべきかもしれない。同社の事業内容を考えると、まさに時代の求めているところにぴたりとくるわけで、多少のリスク覚悟で、強気堅持というのが私のスタンスだ。

JBCC(推)も1895△4と、地味に10連騰。なぜこうも上がるのか。私も分からなかったのだが、今、これかというのを発見。と言ってもなあんだということになりそうだが・・・

歯愛メディカル(推)は2500▼54まであって2570△16と反発。ようやく底入れから反騰に向かいそうだ。

マネーフォワード、レーザーテックなども上げた。

ややショッキングな動きをしたのが、日本サード・パーティ。買い気配から1050△105で始まり1055円まであったのだが、その後はだらだらと上げ幅を縮小、終値は968△18。出来高の383200株は2.24日以来の多さだ。AI、RPAが好調だが、AIでは音声認識分野を育成。1055円は抜いて一段高となる可能性大とみる。

最後に新型コロナについて。
日本ではアビガン、アビガンとかまびすしいが、どうもこちらは期待外れになるのではなかろうか(私の勘)。かわって世界で注目を集めるのがギリアド・サイエンシズ開発の抗ウイルス薬「レムデシビル」。16日、臨床試験で患者が急速に回復と伝えられ、NQ上場の同社株は17日、10.09%高している。

また、ほとんど知られていないようだが、4.14日の日経朝刊にワクチン開発のニュースが載っている(4.11日付けタイムス紙より)。
>オックスフォード大学の研究チームが新型コロナウィルスへの感染を抑えるワクチンを、早ければ9月にも実用化すると明らかにした。
4月中に臨床試験開始予定。研究チームを率いるサラ・ギルバート教授は「8割の確率で新型コロナに効く」と語ったという。
注=ジョンソン・エンド・ジョンソンのワクチンは来年初めにも使用できるようにすることを目指すという発表(3.31日)だった。

治療薬、ワクチン、ともに強力な有望製品が、予想以上に早期に出現する可能性が出てきたわけで、相場にも大きな朗報だ。

4月17日 23時17分記
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